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2017年度第9回JFA理事会を開催
2017年10月12日
日本サッカー協会(JFA)は10月12日(木)、JFAハウスで第9回理事会を開催しました。
理事会では、「個人情報の保護に関する方針」と「個人情報の保護に関する基本規程」を改正することが決まり、名称もそれぞれ「個人情報保護方針」、「個人情報保護規則」に変更することとなりました。これは、2015年9月9日に改正・公布され、2017年5月30日に施行された個人情報保護法に基づいて改正されたもので、JFAが管理する個人情報の取得や管理、利用に関し、より厳密な条項が盛り込まれることになります。
医学委員会の中に栄養サポート部会を設置することも決定しました。医学委員会としては、栄養学の専門家をメンバーに入れ、主にグラスルーツや育ち盛りの中高生を対象に栄養についての情報を発信していきたいとしています。
今後は、同部会でJFAとしての栄養ガイドラインを作るとともに、育成年代から各年代別代表チームに至るまで、体系的な栄養サポートを実施していくことにしています。
また、9月19日に発生したメキシコ中部地震の被害に対する支援として、メキシコサッカー連盟に義援金2万USドルを寄付することが承認されたほか、千葉市美浜区の県立幕張海浜公園内に設置予定の「(仮称)JFAナショナルフットボールセンター(NFC)」の建設計画、天皇杯の途中経過、10月9日に開催されたなでしこリーグの表彰式の報告などがなされました。
最後に、2020年の東京オリンピックを目指す日本代表チームの監督について協議され、元日本代表で2012年から今年7月までサンフレッチェ広島の監督を務めた森保一氏を同チームの監督に選任することが承認されました。
広島の監督として2012年、2013年、2015年と4年間で3度、チームをリーグ優勝に導いた手腕、U-20日本代表のコーチを務めた経験、若手に対する指導力や勝負に対する厳しさなど、指導者としての実績と高い能力が評価されての選任です。