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2019年フットサルA級コーチ養成講習会(中期)を神奈川県箱根町で開催

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2019年07月29日

2019年フットサルA級コーチ養成講習会(中期)を神奈川県箱根町で開催

7月15日(月・祝)~19日(金)の5日間、神奈川県足柄下郡箱根町にてフットサルA級コーチ養成講習会 中期を開催しました。

今年で3年目となるフットサルA級コースは、Fリーグや地域クラブ、ナショナルコーチングスタッフなど、様々な指導現場を持つフットサル指導者が参加し、互いに刺激し合い、非常に濃度の高い講習会になりました。

中期は、前期における学びや提出課題を踏まえ、各自が作成したトレーニングメニューの指導実践を行うとともに、ブルーノ・ガルシア フットサル日本代表監督による「スカウティング」「チームマネージメント」「プランニング」「ベンチワーク」の講義、JFAフィジカルフィットネスプロジェクトの安松幹展氏による「フィジカルコンディショニング」、そして筑波大学の中山雅雄先生による「心理学」の講義が行われました。

JFAフットサルC級とB級コーチ養成講習会は、それぞれAFCフットサルレベル1とレベル2との互換性が認められています。そして、A級はAFCフットサルレベル3との互換性を目指しており、AFCフットサル部がその内容の把握のため視察に来日しました。

本講習会の後期は、12月に開催予定です。

講師コメント

阿久津貴志 JFAフットサルインストラクター
フットサルA級ライセンス中期が箱根で開催されました。A級ライセンスでは、指導者一人一人の頭の中にある自身が考えるプレーモデルを言語化し、論文として形にすることが目的の一つになります。今回は、そのプレーモデルを言語化するにあたり、ブルーノ・ガルシア フットサル日本代表監督に自身のプレーモデル、ゲームプラン、スカウティングなどを講義頂きました。並行して行われた指導実践では、各自が指導現場でブラッシュアップしてきた指導案を多摩大学フットサル部の選手に対して実践しました。その後、指導者同士で行われた、お互いの指導に対して意見を言い合うホットシートは、鋭く熱い意見が飛び交い、非常に白熱した時間は指導者として貴重な場になったに違いありません。A級ライセンスは前期と中期が終了し、残すは後期のみとなりました。後期までの限られた時間を有意義に過ごして頂き、ここまでの経験を踏まえて更に自身の考えを整理し、それを各指導現場で実践し、前期、中期よりも精度の高い議論が出来る場になることを期待しています。

アリ・タルゴリザデ AFCフットサル部長
AFCはすでに、JFAフットサルC級コースとフットサルB級コースをAFCフットサルレベル1とレベル2と同等のものと認めており、今回箱根で開催されたJFAフットサルA級中期では、JFAフットサルA級コースが、AFCフットサルレベル3の基準を満たしているか意見交換し、評価することとなります。
今年で3回目となるフットサルA級コースは、Fリーグや他のフットサルリーグで活動するフットサルコーチたちの知識を高めていました。
フットサルフィットネスセッションでは、指導実践で受講生に与えられたトピックに対して安松先生がシンプルかつわかりやすくオーガナイズされていました。ブルーノ・ガルシア フットサル日本代表監督による講義や実践では、若い指導者に多くの教えと経験を与えていました。トレーニングセッションにおいて、若い指導者たちはそれぞれの指導実践の場でお互いに助け合い、良いチームワークを築いていました。スピーチセッションでは、試合前、タイムアウト、ハーフタイム、フラッシュインタビュー、および試合後の記者会見においてどのようにコミュニケーションを取るべきかを学ぶいい機会となりました。
加えて、中山先生によるメンタルスキルのセッションは、プレゼンテーションの全ての内容がフットサルやスポーツ活動に関連していて非常に興味深く、故に受講者も先生のプレゼンテーションをエンジョイしていたものと思います。
そしてインストラクター陣は、熱意を持って休むまもなく指導にあたり、受講生の向上に努めていました。

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