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町田が初挑戦のACLEで決勝に進出、神戸は4強で涙、G大阪はACL2決勝へ

2026年04月22日

町田が初挑戦のACLEで決勝に進出、神戸は4強で涙、G大阪はACL2決勝へ

AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2025/26ファイナルズが4月16日(木)からサウジアラビアのジッダで始まり、FC町田ゼルビアがアジアクラブ大会初参戦で決勝進出を決めてアジア制覇へあと1勝としましたが、ヴィッセル神戸は準決勝で前回王者のアルアハリ(サウジアラビア)に敗れてベスト4で敗退となりました。また、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)2025/26ではガンバ大阪が18年ぶりとなるAFC大会での決勝進出を決めています。

日本チームのACLE決勝進出は前身のACLを含めて4大会連続です。ACLE決勝は4月25日(土)、ACL2決勝は5月16日(土)に行われます。

町田、相馬選手のゴールでシャバーブに勝利

町田は4月21日(火)、プリンス・アブドゥラー・アル・ファイサル・スタジアムで行われた準決勝でシャバーブ・アルアハリ(UAE)と対戦し、相馬勇紀選手が序盤にゴールを決めて1-0で勝利を収め、アジアの大会初挑戦で決勝へ駒を進めました。

町田は東地区リーグステージを首位で突破し、ホーム&アウェイ方式のラウンド16では江原FC(韓国)に勝って、一都市集中開催で一戦必勝方式のファイナルズへ進出。17日(金)の準々決勝では、前身のACLで優勝2回、国内リーグ制覇14回を誇る地元アルイテハド(サウジアラビア)と対戦し、ロングスローを起点にテテ・イェンギ選手が「練習してきた形」という前半31分の得点で1-0の勝利を収め、4強へ進んでいました。

中3日で迎えたシャバーブ戦では、準々決勝からの先発変更を1枚に留め、負傷から復帰した相馬勇紀選手を起用。すると、前半早々に日本代表経験も重ねる町田の7番が先制点を奪います。

自陣のペナルティエリア前でパスを受けた相手DFに相馬選手がプレッシャーをかけ、相手のボールロストを誘うと素早くインターセプト。そのままゴール前へ切り込み、前へ詰めてきた相手GKの動きを冷静に見極めて、右足でゴールに流し込みました。

早々の先制で優位に立った町田は、トレードマークの積極的な守備と切り替えの素早さを基盤にゲームを支配します。

前半40分には、相馬選手が左サイドからペナルティエリア深くに切り込んで相手と交錯してPKを獲得。これはVARの介入で取り消しとなったものの、町田のペースで前半を折り返しました。

シャバーブは町田より1日遅れの準々決勝でブリーラム・ユナイテッド(タイ)に延長3-2で競り勝っての4強入りで、町田に対してカルタビア選手やキリェルミ・バラ選手らを中心に攻撃を仕掛け、前半30分過ぎにはクロスバーを叩く場面を作ります。

後半に入ると、シャバーブは人とポジションを入れ替えて反撃を試み、ゴールに迫る場面が増えます。63分にはオフサイドで取り消しとなったものの、バラ選手がクロスに合わせてゴールを割る場面を作ります。80分過ぎの交代で前線の枚数を増やして攻勢を強め、後半アディショナルタイム突入直後には、右スローインを起点に長いボールを受けたバラ選手が持ち上がり、右足を振ってゴールネットを揺らしました。

これで同点かと思われましたが、VARが介入。シャバーブのリスタートが町田の選手交代が完了する前に行われ、フィールドに11人が不在だったとして、このゴール取り消しとなりました。

町田は最後まで1-0のリードを守って勝利を手にし、25日(土)の決勝で、大会2連覇を目指している地元のアルアハリ・サウジと対戦します。

神戸、準々決勝の激闘を制すも準決勝で前回王者に敗れる

悲願のアジア初制覇を目指す神戸は4月20日(月)、準決勝で前回王者のアルアハリ・サウジ(サウジアラビア)と対戦。武藤嘉紀選手の前半のゴールで先制しましたが、後半逆転を許して1-2で敗れ、初の決勝進出はなりませんでした。

16日(木)の準々決勝のアルサッド(カタール)戦を延長3-3の末のPK戦5-4で制し、前身のACL2020年大会以来となる準決勝へ進出した神戸は、アルアハリのホームでプレー。約6万人収容のキング・アブドゥラー・スポーツシティスタジアムで相手のサポーターが大声援を送る完全アウェイの中、冷静な試合運びでショートカウンターから相手ゴールに迫る場面を作り、30分にはFKを起点に先制に成功します。

永戸勝也選手がFKからペナルティエリアに送ったロングフィードを大迫勇也選手が頭で落とし、武藤選手が詰めて右足で捉え、ゴールネットを揺らしました。

しかし、アルアハリは前半終了間際にライアン・ハメド選手やイヴァン・トニー選手がシュートで神戸ゴールを脅かし、後半は攻撃を加速。51分にはオフサイドで取り消されたものの、イングランド代表歴のあるトニー選手がゴールを割る場面をつくります。

神戸は、準々決勝ではタレント揃いのアルサッドに1-3のビハインドから後半、井手口陽介選手と「このまま終わるわけにいかなかった」という武藤選手のゴールで2点を奪ってPK戦で勝利。アルアハリとの準決勝でも決勝進出への決意を感じさせる粘り強さを見せ、少ないチャンスでゴールを狙います。

54分には佐々木大樹選手が満田誠選手のパスに左足を振る決定機を作ります。しかし、クロスバーに阻まれて追加点を奪えません。

一方、17日(金)の準々決勝で退場者を出しながらジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)に勝利したアルアハリは、63分に右CKの流れから追いつきます。シュートを弾いたGK前川黛也選手のこぼれ球を回収してパスをつなぎ、最後はガレーノ選手が得意のミドルシュートを決めました。

さらにその直後には選手交代でフェラス・アルブリカン選手を前線に投入すると、再び71分に試合を動かします。左サイドのスローインから上がったクロスをGK前川選手がパンチングでクリア。しかしこれを逆サイドで捉えたイヴァン・トニー選手が右足で合わせて、ゴールに流し込みました。

その後もアルアハリの攻撃に防戦を強いられた神戸でしたが、終盤投入された小松蓮選手が86分に大迫選手の落しにオーバーヘッドシュートで狙い、直後にもFKに頭で合わせて相手ゴールに迫ります。しかしゴールを割ることはできず、1-2で敗れて敗退となりました。

G大阪、バンコクとのアウェイ戦を制して逆転で決勝へ

G大阪は4月15日(水)、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)準決勝第2戦でバンコク・ユナイテッド(タイ)とアウェイで対戦して3-0で勝利。2戦合計を3-1として優勝した前身のACL2008年大会以来となる決勝進出を決めました。

ホームで戦った4月8日(水)の準決勝第1戦では、前半15分にPKを与えてバンコクにリードを許し、さらに74分には得点機阻止として中谷進之介選手が一発退場となる苦しい展開で、G大阪が0-1で落としました。

背水の陣で臨んだ第2戦では、前半19分に山下諒也選手がデニス・ヒュメット選手のシュートリバウンドに反応して押し込み、先制に成功すると、前半38分には、ペナルティエリアでイッサム・ジェバリ選手へのファウルがあったとしてPKを獲得。ジェバリ選手のPKは、一度は相手GKに止められたものの、跳ね返りを流し込んで決め、2戦合計を2-1と逆転します。

後半は食野亮太郎選手、南野遥海選手ら攻撃手を交代で次々と投入して圧力をかけ、攻勢を維持。すると82分にジェバリ選手の縦パスを受けた食野選手がペナルティエリアに持ち込んで左足を振り、3点目を決めました。

G大阪はこのリードを最後までキープして逆転勝ちで決勝に進出。クラブ通算10個目のタイトル獲得をかけて、5月16日(土)に西地区の勝ち上がりチームとの決勝に臨み、開催地は西地区チームのホームが予定されています。対戦相手は、アルナスル(サウジアラビア)またはアルアハリ・ドーハ(カタール)で、22日(水)に決まります。西地区では中東情勢の影響を受けて準々決勝以降が延期変更となっていました。

なお、ACL2大会優勝チームには来季ACLEプレリミナリーステージへの出場権が与えられます。

選手コメント

FW 相馬勇紀 選手(FC町田ゼルビア)
シャバーブがとても良いチームだったので苦しみましたが、チームとして耐え切って、自分たちの形で勝ち切れました。昨日の練習前に監督から「町田のエースだから活躍してきてくれ」と信頼を感じる言葉をかけられて、チームのために全力でプレーしようと思っていました。ゴールできてよかったです。決勝の相手はホームのチームなので大歓声の中でのアウェイ戦になりますが、いい試合をして優勝したいと思っています。

DF 岡本大八 選手(FC町田ゼルビア)
最初の試合と同様に特に後半苦しい展開になって、VARに助けられたゲームだったと思います。(相手に攻め込まれても)最終的に中をやられなければ大丈夫と、常に周囲としゃべりながら、ボールに寄せて相手にいいシュートを打たせないところは、かなり意識してプレーしていました。まだまだ修正できるところがあるので、修正して決勝に臨みたいと思います。守備はここまで無失点で来ることができているので、これを継続していけば負けません。ここまで来たからには優勝をつかみ取って日本に帰りたいです。

DF 酒井高徳 選手(ヴィッセル神戸)
前半から我慢強く戦って先制しましたが、一瞬の隙を突かれて失点してしまいました。そこはアウェイで危ないところだとチームとして共有していましたが、まだまだ詰めが甘かったということだと思います。ただ、負けはしましたが、チームとして最後まで諦めない姿勢は見せられたと思います。この悔しさは全員が感じているので、もう一度、百年構想リーグで1つ1つ積み重ねて、またこの舞台に戻って来られるようにチームとして頑張りたいです。

FW 山下諒也 選手(ガンバ大阪)
チームのためになんとしても1点獲りたいと思ってプレーしていたので、それが結果になってよかったです。(第1戦を落として)負けている状況からの試合だったのでやることははっきりしていましたし、「前半、絶対に死に物狂いで1点を取りに行くよ」とみんなで話していました。それで早い時間に同点ゴールとなる1点を決めることができて、よかったと思います。(決勝では)ガンバに関わる全ての方が優勝を求めていると思いますし、ケガなどで出られない選手もいます。そういう、いろんな人の思いもしっかりと背負って戦ってタイトルを取りたいです。

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