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JFA小学校体育サポート研修会、2023年度の実施校を募集開始

2023年03月10日

JFA小学校体育サポート研修会、2023年度の実施校を募集開始

日本サッカー協会(JFA)が小学校にJFA認定講師(原則として現役小学校教員)を派遣する「JFA小学校体育サポート研修会」において、このたび、2023年度の実施校の募集を開始しました。

校内や地区の体育事業に関わる研修会・研究会として活用できる本研修会は、体育授業を行う教員を支援する目的で2014年に立ち上げ、2022年度より学校単位での実施をスタートしました。2022年度は計120回で約2,300人の教員が参加し、2023年度からはスポーツ庁後援事業にも認可されました。

「新学習指導要領」に沿った内容で、特に体育や運動の苦手な先生に受けていただきたい研修会です。「体育の授業でやったスポーツが楽しかった」と子どもたちが実感できるよう、まず先生方ご自身にサッカーの楽しさについて知っていただき、「これならできる」と手ごたえを感じていただける内容となっています。外部コーチによるサッカーの授業ではなく、教育の専門職である教員自身によるサッカー(ボール運動およびゴール型)の授業実践にJFAは大きな期待を持っています。

2023年度に本研修会を希望する小学校は、本日10日(金)よりJFA公式ウェブサイトを通じてお申し込みいただけます。実施した小学校には、体育などで使用できるボール10球(モルテン社製ソフトスポンジボール4号)とテキスト2冊を贈呈します。

JFA小学校体育サポート研修会 「サッカー(ボール運動・ゴール型)の授業づくり」 概要

主催

公益財団法人日本サッカー協会

後援

スポーツ庁

内容

・実技60分:小学校体育の全学年に対応した内容です。45分の授業でウォーミングアップから活動1、活動2、ゲームと4段階の流れをつくることをベースにノウハウを紹介します。
・講義30分:実際の授業を計画・研究するうえでのポイントや単元の狙い、領域目標、児童の発育発達に則したプログラムの考え方をお伝えします。

派遣講師

JFA小学校体育サポート研修会 担当講師(原則として現役小学校教員)
※講師にかかる経費はすべてJFA負担

贈呈品

ソフトスポンジボール4号(モルテン社製)10球、テキスト「新・サッカー指導の教科書(東洋館出版)」2冊
※研究会など、複数の学校から教員が集まる形では、参加者全員にテキストを贈呈

対象期間

2024年3月31日(日)まで

実施条件

・参加者:小学校現職教員 12名以上30名以下(上限人数は応相談)
・会場:体育館と教室等講義ができる場所
・情報公開:研修会の写真や参加者コメントをJFA公式ウェブサイトで掲載
・アンケート回答:研修会実施後の体育授業の変化・影響についてのアンケートに回答

申込方法

実施希望日の1ヶ月前までに、以下の内容を入力のうえ、お申込みください。
学校名、担当者ご連絡先、希望日時(複数回答可)、質問・相談(質問・相談のみの申請も可)
申請フォーム:https://forms.gle/8crp8b44mVky7gdW6

参加者の主なコメント

新木一美 さん(松戸市立上本郷小学校)
実際に子どもたちが活動するイメージだけでなく、活動を通して同じチームの人とふれ合いやそれによって生まれる楽しさの部分を感じることができました。指示の仕方や子どもへの声かけも学ばせてもらいました。特に、刺激を与えるというプラスアルファの活動で、子ども側から意見を出してもらってその場で決めることがよかったです。
「サッカー」の実技研というよりも、サッカーを通した体育の組み立て方、学級経営への生かし方という根本的な部分を知ることができました。

岸下直起 さん(高松市立木太小学校)
サッカーというより体育の基本的なところ、スポーツの楽しさを改めて教えてもらいました。早速体育の授業でやりたい、早く子どもたちと体育がしたい、そう思えるような研修でした。モチベーションが上がりました。

岩田典代 さん(佐世保市立黒髪小学校)
体育館で身近にある道具を使ってできる活動ばかりだったので、自分の授業でもやってみたいと思える内容でした。新聞ボールは手軽に作れて、道具不足の解消にもなるのでいいと思いました。意外に使いやすかったです。
明日からの授業にすぐ生かせる内容ばかりでした。今後もっと勉強して、私自身が子どもたちを楽しませるネタを身につけたいと思います。

豊永優 さん(壱岐市立渡良小学校)
いろいろな準備運動、アイスブレイクがあることを知り、これなら運動が苦手な子、消極的な子でも参加できると思いました。子どもたちへの声がけの仕方なども、とても参考になりました。本当にどの子にも「楽しい」と感じられるサッカー(ゴール型)ゲームでした。

JFAの学校体育への取り組み~背景

・2014年、「小学校体育サポートプロジェクト」を発足
・2014年6月、『サッカー指導の教科書』を発刊(2019年に改訂版『新・サッカー指導の教科書』を発行)。「サッカー授業の進め方がわからない」という教員の声や意見を受け、年代ごとの授業の展開を具体的に提示。
・2014年、体育の授業を苦手とする先生へのサポートとして、「小学校体育サポート研修会」をスタート。文京区のJFAハウスなどで希望者を対象に開催してきた。
・上記を中学校に広げるべく、2021年12月に「中学校体育サポート研修会」をJFA夢フィールド(千葉)で初開催
・2022年1月、『中学校体育 サッカー指導の教科書』を刊行
・2022年、JFAの登録制度改革に連動して「サッカー、スポーツへの入口を広げる」ことを目的に、小学校体育への取り組みも強化。JFAインストラクターを小学校に派遣して研修会を開催する。

※体育の授業は学習指導要領にその目標や内容が定められている。学校体育では1958年からサッカーは必須だったが、2008年に学習指導要領が全面的に改訂された。ボール運動はゴール型、ネット型、ベースボール型に分類され、ゴール型はサッカー、ハンドボール、タグラグビーなど複数種目から選択する形となっている。

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