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15年目のシーズンが開幕! 浦安vs湘南の激戦は湘南に軍配 5連覇を目指す名古屋は逆転勝利を収める【Fリーグ2021-2022 第1節】
2021年06月08日
6月5日(土)、6日(日)の2日間、Fリーグ2021-2022 ディビジョン1の開幕節6試合が全国各地で開催されました。
今季のオープニングゲームはバルドラール浦安対湘南ベルマーレ。毎回熱戦を繰り広げる両者の対戦は、試合前の予想以上に激しい試合となりました。緊張感の漂う固い入りを見せた両者でしたが、湘南のロドリゴ選手がファーストシュートを放つと、その後は激しい攻防を繰り広げます。決定機を作りながらも両チームのGKの好セーブもあり、得点が生まれないまま第1ピリオド終盤を迎えると、16分、左サイドの高溝黎磨選手が放ったシュートを鍛代元気選手が押し込み、湘南が先制に成功。しかし、その2分後には湘南の6つ目のファウルで第2PKを得た浦安が、ディドゥダ選手のゴールで1-1に追いつきます。同点で迎えた第2ピリオドも激しい攻防が続きますが、37分にロドリゴ選手がニアハイを狙って放ったシュートがゴールネットを揺らし、湘南が勝ち越しに成功します。昨季もホームで湘南に敗れている浦安は、加藤竜馬選手をGKに置きパワープレーを開始。しかし、昨季の得点王・長坂拓海選手や司令塔の石田健太郎選手、新加入のガリンシャ選手などタレントが揃う中で追加点を奪うことができずに1-2で試合終了。アウェイの湘南が、オープニングゲームで勝利を収めました。
シュライカー大阪はエスポラーダ北海道をホームに迎え、加藤翼選手、相井忍選手のハットトリックを含む8ゴールを挙げ、8-1で大勝。5連覇を目指す名古屋オーシャンズは、F1参入2年目のボルクバレット北九州と対戦し、序盤に先制を許しますが、その後は試合巧者ぶりを見せ、3-1で逆転勝利を収めています。
監督コメント
奥村敬人 監督(湘南ベルマーレ)
まず、コロナ禍の中、多くの方の尽力により無事開幕できたことをうれしく思いますし、みなさんに感謝しています。守備の選手を3人欠く非常に苦しい事情がありましたが、若手の選手にとってはチャンスだと言い続けてきました。その中で若手は本当に躍動してくれましたし、今までチームを引っ張ってきてくれた選手たちも期待どおりのプレーをしてくれました。ただ、チャンスが多い中で決めきれず苦しい試合になってしまったことには課題が残ります。こういった試合をしていると勝点3を得られないことも出てくると思います。今シーズンは、1試合4得点をノルマにしています。この試合で2点しか取れなかったことも今後の課題になると思います。浦安相手に1失点で抑えたことは、ディフェンスの集中力や最後の最後での体を張った守備が相手より一歩上回ったのではないかと思います。個人的には初年度から湘南に関わり、選手、コーチ、監督としてベンチ入りをして、この試合が400試合目でした。そういった記念の試合を選手たちのおかげで勝つことができ、今後ももっと頑張ろうという気持ちになりました。ただ、22分の1試合を勝っただけなので、また次節に向けて一丸となっていい準備をしていきたいと思います。
小宮山友祐 監督(バルドラール浦安)
まずは、2021-2022シーズンが開幕でき、うれしく思います。世の中が大変な中で自分たちがフットサルをプレーできることは当たり前ではないので、そういった状況も踏まえシーズンが無事に始まったこと、ファンやサポーターの前でプレーできたことは、両チームの選手にとってもうれしいことだったのではないかと思います。結果は負けてしまいましたが、今シーズン目指しているピヴォ当てに何度もトライをし、実際にチャンスも作れました。昨季とは異なり、ポゼッションより直線的にゴールを目指すことにフォーカスして、シーズンをスタートしています。最後の決定力やボールを取られた後の撤退には課題が残りましたが、全体を通すと要求したことに対して選手たちは一生懸命プレーしてくれました。残念な結果ではありますが、ポジティブに捉えて次の試合に向かっていきたいと思います。今シーズンは本気で優勝を狙っています。この試合も決勝戦のつもりで戦おうと話した中で、あまりよくない試合の入りとなってしまいましたが、目指すところは変わらないので、そのためにやらなくてはいけないことを積み重ねていきたいと思います。
Fリーグ2021-2022 ディビジョン1
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