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JFA 第44回全日本U-12サッカー選手権大会
JFA 第44回全日本U-12サッカー選手権大会
2020/12/26(土)~2020/12/29(火)

福井県

大会公式グッズ

大虫フットボールクラブが激戦を制し3年ぶり2度目の全国大会へ

大虫フットボールクラブ 1-0(前半1-0、後半0-0) 福井市中央フットボールクラブU-12

JFA 第44回全日本U-12サッカー選手権大会 福井県大会の決勝が10月31日(土)、丸岡スポーツランドサッカー場で行われました。

気温21℃、快晴の中で行われた決勝戦は、共に優勝経験のある大虫フットボールクラブと福井市中央フットボールクラブU-12の対戦となりました。大虫FCは、決勝までの5試合で得点11点、失点1点、一方の福井市中央も、決勝戦までの4試合で24得点、2失点とどちらも堅い守備を基本に高い得点力で勝ち上がってきました。

福井市中央のキックオフでスタート。福井市中央は石田翔琉選手を中心にボールを回しながら、突破力のある左サイドの吉田赳琉選手を攻撃の起点に攻勢を掛けます。大虫FCも、相手がペナルティーエリアに入る前に寄せて、能登部司選手を中心に全員の連携した守備でシュートを打たせません。両チーム共にボールを奪ってからはサイドを広く使いながら突破を狙いますが、お互いに粘り強い守備を武器に勝ち上がってきたチーム同士だけになかなかシュートを打たせません。

試合が動いたのは10分、大虫FCは左サイドからカウンターで今井涼稀選手につなぎシュートを放ち、さらに萩原桔平選手がシュートして相手DFに当たったこぼれ球を木村樹選手が右足を振り抜き、待望の先制ゴールが入ります。この一点で硬さがとれた大虫FCは、より素早い寄せでプレスを強め、奪ってからの素早い突破やクロス、またCKやFKで押し込みますが、福井市中央も粘り強く耐えて前半は1-0で終了します。

後半、大虫FCキックオフからのボールを福井市中央の石田選手が右サイドでカット、そのままドリブルし クロスボールをあげますが大虫DFがしっかりと弾き返します。早く同点に追いつきたい福井市中央は、積極的にボールを奪いにいきます。28分、福井市中央が前掛かりになった隙をつき、大虫FCもできたスペースを使いカウンターからシュートやクロスと前半以上にスピードのある攻撃で2点目を狙います。30分を過ぎても大虫FCはプレススピードを維持し組織的な守備で、前半からよくリズムを作っていた福井市中央石田選手へアプローチをかけ続け、左サイドで存在感のあった吉田選手に対しては体を張って防ぎます。

力強い守備からの勢いで、大虫FCは35分福井市中央コート内でFKを得ると、能登部司選手が直接狙うもゴールバー上に外れますが、このプレーをきっかけに追加点を狙う大虫FCが最後の猛攻をかけます。

アディショナルタイムでは大虫FCの二度のCKをDF陣が体を張って防ぎ、追加点は許しませんが福井市中央の反撃も届かず、そこで試合終了のホイッスル。前半のゴールを守り切った大虫フットボールクラブが3年ぶりの全国大会出場を決めました。両チームともに最後まで攻守両面で気持ちの入ったプレーを見せた好ゲームとなりました。

監督・選手コメント

濱野信吾 監督(大虫フットボールクラブ)
今年は新型コロナウィルスの影響で練習や試合が難しい状況でしたが、とにかく一戦一戦を大切にしてきました。練習通りの組織的な守備が決勝までできたことが大きかったです。また、厳しい試合を勝ちあがってきたことで、決勝でも冷静にプレーできました。

能登部司 選手(大虫フットボールクラブ)
自粛明けで、メンバー間で調整にバラつきがあり不安もありましたが、普段から勝利を目指して練習を意識してきたので、大会中は厳しい試合もありましたが、いつも通り全力を出せました。全国大会でも一戦一戦全力を尽くします。

木村樹 選手(大虫フットボールクラブ)
得意の右足でゴールを決めれて、勝利することができてうれしいです。全国でもゴールを決めれるよう頑張ります。

優勝 大虫フットボールクラブ
準優勝 福井市中央フットボールクラブU-12
3位 / 4位 春江町サッカースポーツ少年団-A / 平章サッカースポーツ少年団
努力賞 高椋サッカースポーツ少年団
グッドマナー賞 立待フットボールクラブ

  • 準優勝:福井市中央フットボールクラブU-12

  • 3位:春江町サッカースポーツ少年団-A

  • 4位:平章サッカースポーツ少年団

開催期間

中央大会

10/04(日)〜11/01(日)

決勝会場

丸岡スポーツランドサッカー場

出場チーム

出場チーム一覧(PDF)はこちら

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