三重県
F．C ジェンティーレが三重県代表 大会初優勝で全国の切符を手にする！
F．C ジェンティーレ 3-1（前半1-1、後半2-0） FOOTBALL CLUB FAMILIA U-12
JFA 第44回全日本U-12サッカー選手権大会 三重県大会の決勝が１１月２９日、串間市陸上競技場で行われました。決勝戦のカ−ドは、共に初優勝を目指すFCジェンティーレとFOOTBALL CLUB FAMILIA U-12の対戦になりました。
キックオフ直後から中盤で激しい攻防が繰り広げられると開始早々に試合が動きます。2分、FAMILIAが右サイドを突破し、ゴール前に送ったクロスにしっかりと合わせてゴール、先制します。すると直後の3分、ジェンティーレ伊藤賢人選手が左サイドを突破し中央へパス。キャプテン中村優太選手が押し込み同点に追いつき試合はふりだしに戻ります。
FAMILIAは中盤から前線にボールを運び攻勢に出るものの得点までは至らず、対するジェンティーレは相手のビルドアップに対し、前線から積極的にプレスをかけボールを奪うと伊藤選手にボールを集め、相手DFの裏のスペースからゴールを狙っていきます。
その後もFAMILIAは中盤でボールを奪い、前線へのボール運びと受ける選手の動き出しにより優勢に試合を進めます。一方ジェンティーレもしっかりとした守備で相手の攻撃を自由にはさせません。ボールを奪えるようになったジェンティーレはサイドの川北舜生選手、奥村莉空選手のスピードを生かした攻撃をしかけますが、お互い追加得点を奪えず1-1のまま前半が終了します。
後半は、丁寧にボールをつなぐFAMILIAとサイドへ展開するジェンティーレの一進一退の攻防が続く中、25分、ジェンティーレは左サイドから突破を仕掛けチャンスをつくるも、シュートはゴールから大きく外れてしまいます。すると28分に試合が動きます。ジェンティーレが、センターサークル付近からの縦パスに反応した伊藤選手がボールを受けると反転して相手DFを交わし、相手GKを見て冷静にゴールに流し込み2-1と逆転します。
勢いに乗ったジェンティーレは31分、CKを伊藤選手がヘディングシュートでゴールを狙いますがFAMILIAのGKもファインセーブでピンチを逃れます。しかし33分、右サイドに流れたジェンティーレ伊藤選手がセンタリングをあげ、中村選手が合わせてさらに引き離します。
FAMILIAは高い個人技術を発揮して反撃を試みますがジェンティーレの好守で簡単にはゴールを奪えず試合は終了。3-1でジェンティーレの大会初優勝が決まりました。
監督・選手コメント
長澤栄男 監督（F．C ジェンティーレ）
非願の初優勝、39年監督を続けて来て非常に嬉しいです。子供達に感謝します。全国大会では予選突破することを目標に頑張ります。
中村優太 選手（F．C ジェンティーレ）
今年はコロナでサッカーが出来ない時期もあったけど、皆と日々の練習や試合を頑張ってきたのでチーム一丸となって頑張りたいです。
伊藤賢人 選手（F．C ジェンティーレ）
日頃の練習の成果が発揮出来るよぅにチーム全員が全力で頑張ります。「目指せ!初出場で全国制覇!!」
石川空翔 選手（F．C ジェンティーレ）
チーム初の全国大会です。緊張した時も、これまでの練習と仲間を信じて、三重県代表として自信を持ってプレーしたいです。自分はセンターバックの選手として無失点を目標とし、攻撃にも多く参加し、チームの勝利に貢献したいです。
| 優勝 | F．C ジェンティーレ |
|---|---|
| 準優勝 | FOOTBALL CLUB FAMILIA U-12 |
| 3位 / 4位 | 大山田サッカースポーツ少年団 / 千里FC |
| 努力賞 | 千里FC |
準優勝：FOOTBALL CLUB FAMILIA U-12
3位：大山田サッカースポーツ少年団
4位：千里FC
