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初出場のSFL墨東70などが決勝ラウンド進出を決める JFA 第17回全日本O-70サッカー大会
2023年05月14日
JFA 第17回全日本O-70サッカー大会は5月13日(土)、前日同様アミノバイタルトレーニングセンター宮崎(宮崎市)を中心に大会2日目を開催しました。朝から雨が降る生憎の天気の中、決勝ラウンド進出を懸けた第2節、第3節が行なわれ、各グループとも熱い戦いが繰り広げられました。
グループAは、SFL墨東70(関東1/東京)と宮崎選抜O-70(開催地/宮崎)がともに2勝をあげ第3節で直接対決。墨東が後半に得たゴールを守り抜き、3連勝で決勝ラウンド進出を決めます。宮崎は地元開催の大会で、グループ2位での成績上位を狙いますが、得失点差で惜しくも追いつけず、1次ラウンド敗退となりました。
グループBでは、昨年もベスト4だった静岡県選抜O-70(東海1/静岡)が、2勝1分けの勝ち点7で1位通過。2位には岩手70(東北/岩手)が入り、得失点差4で2位チームの中でトップとなり、見事決勝ラウンド進出を果たしました。一方で、昨年度優勝のアスレチッククラブちば(関東2/千葉)はこの日も調子を取り戻すことができず、最下位で会場を後にする結果となりました。
グループCは、前回大会の準優勝チーム、兵庫県シニア70選抜(関西/兵庫)が3連勝で決勝進出を決め、昨年のリベンジを果たす機会を得ました。愛知県選抜O-70(東海2/愛知)は2位に食い込みましたが、兵庫に0ー3で敗れた影響で得失点差を上積みできず、涙を飲みました。
大会3日目は静岡対墨東、兵庫対岩手の準決勝で始まり、午後の決勝戦で今年の優勝チームが決まります。
監督・選手コメント
吉川誠 選手(SFL墨東70)
得失点差でかなり有利になっていたので、まずは安全第一にいこうと戦いました。(1次ラウンド最終節は)後半早々に点が取れたので、落ち着いてできましたね。今大会は素晴らしい環境で、開催地・宮崎の準備の素晴らしさを感じました。墨東というチームでは初出場でしたが、補強選手にも60代での優勝経験者が何人もいるので、優勝を狙っています。ただ、明日の初戦は強豪チームなので、じっくりシンプルに戦おうと思っています。
明村享 監督兼選手(苫小牧シニア70サッカークラブ)
全員を試合に出そうとしていて、それは達成できました。北海道なので、人工芝のフィールドで2回くらいしか練習ができなかった中、全国レベルのチームと3試合も対戦できたことはうれしく思います。うちは1982年に誕生しました。40代から70代まで各年代別のカテゴリーがあって90名近く在籍しています。“ノミニケーション”も活発で、一人一人のプレーをけなさないことを基本にやっています。これからもチームワークの良さを発揮して、精進していきたいです。
永瀬一雄 監督(シニア岡山FC)
グラウンドもきれいだったし、施設も良くて、みんなで楽しくサッカーができました。うちは結成2年目で、初めて出場しました。普段は60代リーグでやっている選手たちが集まった選抜チームです。昨日は全国のレベルを感じて、ちょっと沈んでいました。今日も2試合とも負けはしましたけど、それなりのゲームができたので、満足しています。O-60のチームも一緒に宮崎まで来れたので、みんなで楽しめて良かったと思います。
川村一成 選手(高知昭和OB会サッカークラブ)
うちはクラブチームなので、(選抜チームと比べて)個人のレベルに差がありました。素晴らしい環境でやらせていただいてありがたかったですけど、本当は決勝ラウンドに行くことが目標でした。せめて2勝はしたかったですね。うちは60代のときに集まったチームで、県リーグではO-60の部に入っています。70代になって、仲間とこんなきれいなピッチでボールを蹴り合うのは、素晴らしい喜びですので、これを続けていきたいと思います。
大会期間:2023年5月12日(金)~2023年5月14日(日)
会場:宮崎県/アミノバイタルトレーニングセンター宮崎、シーガイア スクエア1、国際海浜エントランスプラザ
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