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熱戦が開幕!前回王者は8得点で白星発進 JFA 第8回全日本O-40サッカー大会
2020年11月08日
JFA 第8回全日本O-40サッカー大会が11月7日(土)、福島県のJヴィレッジで開幕しました。初日には1次ラウンドの初戦が行われました。
今大会には、開催地も含めた各地の代表16チームが出場。4チームずつに分かれて総当たりのリーグ戦を行い、各グループの首位が決勝ラウンドに進出します。
大会ファーストゴールを決めたのは、前回王者の兵庫サッカークラブ(関西/兵庫)でした。開始3分で初出場のBOLAMISC宇都宮(関東2/栃木)を相手に先制すると、前半だけで4得点。後半も4ゴールを奪い、8-0と好発進しました。グループAのもう1試合、初出場同士のあづまフットボールクラブ(開催地)とベクトル(中国1/岡山)の対戦は、0-0で勝点を分け合うこととなりました。
グループBでは、初出場のチームが全国1勝目を挙げることになりました。シマズ自動車北部(九州2/熊本)は、帯広フットボールクラブ(北海道1)との試合を0-0で折り返しましたが、後半に先制。これが決勝点となりました。アルフット安曇野シニア(北信越2/長野)は、12分に竹内敏高選手がFKを見事にゴールに蹴り込みます。後半にも1点を追加し、勝点3を手にしました。
グループCでは、鶴岡FCドリーム(東北/山形)とアンフィニVANKEI.FC40(北海道2)が緊張感のある戦いを展開。互いにチャンスをつくり出し、さらに集中を切らすことなく、0-0で引き分けています。FC西武台シニア(関東1/埼玉)は開始早々に先制し、その後も攻め続けましたが、小松エルダーズ(北信越1/石川)も懸命のプレーで抵抗します。その後はなかなかスコアが動きませんでしたが、終盤に西武台が追加点を奪い、2-0で勝利しました。
第5回大会優勝の横浜シニア(関東3/神奈川)と昨年ベスト4の藤枝フットボールクラブ(東海/静岡)によるグループDの顔合わせは、やはり拮抗した戦いとなりました。互いにインテンシティの高いプレーを披露しつつ、0-0でハーフタイムを迎えます。後半に横浜シニアにゴールが生まれると、これが決勝点となり、首位として大会2日目を迎えることになりました。0-0で勝点1を手にした星ヶ峯フットボールクラブ(九州1/鹿児島)と徳島FC(四国2/徳島)が、その後を追っています。
8日(日)には1次ラウンドの最終節までが行われ、決勝ラウンドに進む4チームが決定します。
選手コメント
鈴木祐二 選手(あづまフットボールクラブ)
初めての全国大会の空気にのまれるかと思ったのですが、全員で守備をして何とか初戦を耐え切ることができました。全国から多くの方がJヴィレッジにいらっしゃり、もう少しで震災から丸10年が経過する福島の現状を知っていただく良い機会だという思いもあり、開催地代表として恥ずかしくない試合をしようと臨みました。きつかったのですが、明日につながる試合ができたと思います。
佐藤真也 選手(シマズ自動車北部)
仕事で来られない選手もいましたが、参加したメンバーが頑張ってくれて、全国初勝利を挙げられました。難しい試合になると思った初戦でも自分たちの試合ができたので、この調子なら良いところまで行けるかもしれませんね。週2回の練習にもなかなか多くは集まれませんが、試合になるとなぜかまとまります。小中学校の頃からの仲間なので、通じ合うものがあるのかもしれませんね。
高地晃司 選手(小松エルダーズ)
初戦は負けてしまいましたが、一生懸命頑張りました。非常に強い相手で大変でしたが、とても楽しかったです。社会人チームから約20年一緒にやっている仲間意識の強いチームです。まずは楽しみつつ、1勝目指して頑張ろうと初の全国大会に意気込んでやってきました。あと2試合は確実にありますから、どちらか勝てるように頑張りたいと思います。
山岸尚人 選手(アンフィニVANKEI.FC40)
今年は新型コロナウイルスの影響で大変でしたが、検温などしっかり対策をしながら、「全国で勝ちたい」と気持ちを一つにして頑張ってきました。引き分けましたが、無失点で乗り切った北海道予選に続いてゴールは許していないので、持ち味は出せましたね。この年齢になってもこうして真剣勝負ができるのは幸せなことで、大会を開催してくれた関係者の方々に本当に感謝しています。
大会日程:2020年11月7日(土)~11月9日(月)
大会会場:福島県/Jヴィレッジ
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