日本女子代表 GS3連勝を目指し前日練習を実施 第19回アジア競技大会（2022/杭州）

第19回アジア競技大会（2022/杭州）日本女子代表

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日本女子代表 GS3連勝を目指し前日練習を実施　第19回アジア競技大会（2022/杭州）

2023年09月28日

日本女子代表 GS3連勝を目指し前日練習を実施　第19回アジア競技大会（2022/杭州）

第19回アジア競技大会（2022/杭州）日本女子代表は9月27日(水)、翌日のベトナム女子代表とのグループステージ第3戦に向け、温州市内で前日練習を行いました。

グループステージ2連勝中のチームは、ボールを使った練習から開始し、徐々にパスの強度を上げていきながら複数の選手でボールをつないで相手守備を崩していく練習へ。GKの選手たちは様々な角度のクロスボール処理やシュートストップを繰り返し、チーム合流後にピッチでの練習初日となった、追加招集のGK松本真未子選手も好セーブを見せて練習を盛り上げました。

この日も日差しが強い温州市でしたが、選手たちは汗を流しながらも精力的に取り組み、終盤には戦術練習とセットプレーの練習を実施。狩野倫久監督が「常に複数のプレー選択肢を」と選手たちに指示を送るなど、各々が質の向上を目指して約1時間の前日練習は終了しました。

そして、最後の自主トレ時間を経て選手たちが練習場を後にする前、この日27歳となった上野真実選手の誕生日を全員で祝いました。上野選手の挨拶が終わると、その後ろからバケツが近づき、頭上から大量の水が浴びせられチームは一気に笑顔が広がりました。上野選手は驚いた様子ながらチームメイトからの少し手荒い祝福に嬉しそうな表情を見せ、グループステージ3連勝を目指すチームの一体感はさらに高まりました。

日本女子代表とベトナム女子代表が対戦する、第19回アジア競技大会（2022/杭州）のグループステージグループD第3戦は、Wenzhou Olympic Sports Centre Stadiumで9月28日(木)16:00（日本時間17:00）にキックオフ予定です。

選手コメント

GK #18 松本真未子選手（マイナビ仙台レディース）
追加招集の連絡をもらって翌日には中国へ出発し、チームに合流してからピッチでの練習初日となりました。仙台よりも暑いですがコンディションを上げつつ、仲間やチームの勝利に少しでもプラスアルファになりたい気持ちで今日のトレーニングに臨みました。集まったばかりのチームなので、選手間で分かり合うために試合や練習でそれぞれが多く話をしていて、ミーティングも重ねて意思疎通がしっかりできていると思います。今自分ができる100％の準備をすることが私の責任で、日本の国旗を背負っての大会2連覇も懸かっているので、そこをしっかり見据えて準備していきたいと思います。

MF #5 脇阪麗奈選手（セレッソ大阪ヤンマーレディース）
個人的には日本国内でのパフォーマンスを中国でも変わらず発揮できていると思いますし、チームも第1戦より第2戦の方が全体的に声も出ていて、よりよくなってきています。今回のチームは浅野菜摘選手、塩越柚歩選手、上野真実選手、千葉玲海菜選手と私の5人がリーダーという役割を任されていて、リーダーが中心となって若い選手たちを引っ張り、チーム全体の橋渡し役となれるように活動しています。リーダーだけではなく、選手同士が積極的にコミュニケーションを取り合ってチームを作れていると思います。明日のベトナム戦はもちろん、優勝という目標を達成するために戦っていきたいです。

FW #9 上野真実選手（サンフレッチェ広島レジーナ）
第2戦は相手選手と駆け引きしながらゴール前に入ることを考えていて、サイドから（天野）紗がいいボールをくれたので、合わせるだけというゴールを決めることができました。みんなでボールを動かしながら相手も動かすように意識してプレーしていましたし、第3戦でも2人目や3人目の（味方を）追い越すような連動で、バリエーションを増やしていけたらと思います。色々な形で得点でき、自分たちのいいところを出すためにみんなでいいトライができているので、ゴールに向かうためにこれからもプレーをすり合わせていきたいです。27歳でも怪我なくプレーしていき、チーム最年長としてしっかり責任を持ってプレーしていきたいなと思います。

FW #20 大澤春花選手（ジェフユナイテッド市原・千葉レディース）
今大会初出場となった第2戦は力が入りすぎる部分もありましたが、徐々に周囲と連係する部分を増やせたと思います。1点目はセカンドボールを拾ったところがPK獲得につながり、後半になかなか点が取れない中、自分がボールを収めて前を向いたタイミングでゴールが見えて、思い切り足を振って2点目を決めることができました。前線の連係で、誰かが（相手DFライン）裏に引っ張ってスペースを空けて、そこを使うことは個人的にもチームでも意識しているので、次もそれを連続しながらゴールに近づきたいです。優勝が目標ですが、目の前の1試合ずつでも成長できると思うので、まずは明日に向けていい準備をしていきたいです。