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SAMURAI BLUE、イランとの4強対決へ調整~AFCアジアカップUAE2019(1/5~2/1)~
2019年01月26日
AFCアジアカップUAE 2019で2大会ぶりの4強進出を決めたSAMURAI BLUE(日本代表)は1月25日(金)、ベトナムとの準々決勝から一夜明けてドバイ市内で練習し、3日後にアルアインで行われるイランとの準決勝へ向けて調整しました。
前日のベトナム戦でPKによる得点を挙げたMF堂安律選手(FCフローニンゲン)ら先発メンバー11人は、ホテルでリカバリー調整を行いましたが、途中出場したFW大迫勇也選手(ベルダー・ブレーメン)、MF乾貴士選手(レアル・ベティス)、DF塩谷司選手(アルアイン)らは、カラッとした午後の空気の中、グラウンドで体を動かしました。
ジョギングやボール回しで体をほぐすと、狭いエリアでタッチ数制限やポイント制を設けた5対5の対人練習では素早い切り替えを意識してボールを追い、その後は左右からのクロスに合わせるシュート練習や、後方から少ない本数でパスをつないでシュートへ持ち込む形などを確認しました。
また、4対4にフリーマン役を一人付けたミニゲームでは、ハーフコート以下のエリアでタッチ数制限やフリーマン役を入れ替えながら実施。選手たちは切れのある動きを見せていました。
最後はポジションごとに思い思いの練習を実施。大迫選手と乾選手はGKシュミット・ダニエル選手をゴールに、パスを受けて持ち込む流れでシュート練習を行い、塩谷選手とDF室屋成選手(FC東京)はプレースキックを繰り返し、MF伊東純也選手(柏レイソル)はDF三浦弦太選手(ガンバ大阪)をDF役にして、ドリブルでの突破の動きを確認。DF槙野智章選手(浦和レッズ)、DF佐々木翔選手(サンフレッチェ広島)、GK東口順昭選手(ガンバ大阪)はジョギングでこの日の練習を締めくくりました。
チームはこの日、ドバイに滞在。明日26日(土)午前中に、次の試合開催地であるアルアインへ移動する予定です。
なお、大会はこの日の夜までに残りに準々決勝の試合が終了。カタールが前回大会ベスト4の韓国を1-0で破って初のベスト4に進出し、アルベルト・ザッケローニ元日本代表監督が率いる開催国UAEが、前回大会優勝のオーストラリアを1-0で下しました。これにより、準決勝のもう1試合(29日、アブダビ)は、準優勝した1996年大会以来の決勝進出をかけたUAEと、2022年FIFAワールドカップ開催国のカタールの顔合わせとなりました。
選手コメント
GK #23 シュミット・ダニエル 選手(ベガルタ仙台)
全部1点差で本当に苦しい試合が続いていますが、これだけ毎試合ハードな試合をこなしながら、こういう日程で戦わなくてはいけないのは、改めて難しい大会だと感じています。試合に出ない時にしっかりと雰囲気づくりなどでチームを後押しできるようにと意識していますし、次から強い相手なので、少しでもチームの力になりたいと思っています。
DF #2 三浦弦太 選手(ガンバ大阪)
こういう大会は結局、勝つことが大事です。難しいゲームもずっと続いていますし、先制されることもありましたが、しっかりと勝ち切れるようになったり、苦しい中でもゼロで終われるようになったりというのは、日本にとって収穫だと思います。イランは中国戦を少しだけ見ましたが、FWに速い選手がいますが、中国にもチャンスはあったので、隙はあると思います。相手に隙を見せることなく、勤勉にやれるところが日本の良さです。焦れずにずっと我慢強く続けていけばチャンスはあると思います。
DF #5 長友佑都 選手(ガラタサライSK)
自分たちが集中して試合に入りたいと思っていても頭は少しぼやっとしてるところがあるのは、疲労なんだろうと思います。この難しさはこの日程では出てきます。でも締めるところは締めて、したたかなチームになってきている感じがします。
DF #20 槙野智章 選手(浦和レッズ)
試合の次の日の練習は一番大事だと思っています。試合に出ていない選手は「次は俺の番」というのを出すべくしての練習だと思いますし、みんなが同じ方向を向いて戦っていることを示していかなくてはなりません。いつ呼ばれてもいい準備をしていかないといけないと思っています。イランには知っている選手も対戦したことがある選手も何人もいて、非常にハードになると思っています。試合に出ている選手はしっかり疲労回復をしなくてはなりませんし、しっかり準備することだと思います。
MF #8 原口元気 選手(ハノーファー96)
昨日の試合展開は予想していた一つではありました。理想ではなかったですし、よくあるパターンにはまったなというのは前半終わって思いました。ハーフタイムに「これを続けて相手を疲れさせろ」と言っていたら、案の定、スペースが空いてきて点を獲って勝てました。中2日で体もフレッシュじゃない中で、集中していましたし、粘り強く戦ったと思います。PKにつながった場面は、距離感が遠いなと感じて、後半は少し距離を短くしてコンビネーションのクオリティを上げようと考えていました。それがうまく出て、堂安選手がうまくそこを行ったので取れました。必ず空いて点は獲れると思っていて、失点しないこと、リスク管理を注意しなくてはいけないと考えてプレーしていました。
MF #14 伊東純也 選手(柏レイソル)
ベトナム戦は自分が出たらと考えて、仕掛けをイメージしながら見ていました。イランは、ボールを握るのもうまいですし、球際も強い印象があります。相手は関係なしに、1対1になったら抜ける自信はあります。そういうところはチャレンジしていきたいです。
FW #13 武藤嘉紀 選手(ニューカッスル・ユナイテッド)
イランは以前対戦してすごくつよいと感じましたが、やりにくさはありませんでした。個の死闘を制して決勝に進みたい。今大会のイランは、中国戦も大差で勝って素晴らしい雰囲気で臨んでくると思いますが、僕らもすべてを出し切れば必ず勝てると思っています。ノックアウトでは点を決めた方が有利です。僕らのDFラインは安定しているので、前の選手が決めて楽にしてあげないと、と考えています。きれいなサッカーだけでは勝てない相手だと思うので、そこを制して試合を制すればと思います。
スケジュール
-
伊東純也 選手(柏レイソル)インタビュー
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武藤嘉紀 選手(ニューカッスル・ユナイテッド/イングランド)インタビュー
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塩谷司 選手(アルアイン/UAE)インタビュー
AFCアジアカップUAE2019
大会期間:2019/1/5(土)~2019/2/1(金)
ノックアウトステージ 準決勝:
2019/1/28(月) 23:00キックオフ(日本時間)
vs イラン代表
地上波放送:テレビ朝日系列にて生中継 予定
BS放送:NHKBS1にて生中継 予定
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