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SAMURAI BLUE メキシコ戦へ向けて入念な準備を重ねる
2020年11月16日
メキシコ代表との一戦を11月17日(火)に控えたSAMURAI BLUEは本日もトレーニングを行いました。
この日は試合2日前恒例となった新型コロナウイルスの感染チェックのためのPCR検査を選手、スタッフ全員が朝食前に行って一日がスタートしました。10月から再開した代表活動において、これまでも試合の2日前に両チーム、そして試合の際にスタジアムで業務を行うスタッフがPCR検査を行い、陰性が確認された選手、スタッフだけがスタジアムに入ることで防疫対策を行ってきました。今回の検査でも1人も陽性反応は出ず、チーム全員でメキシコ代表との一戦に臨むことになります。
日本のFIFAランキング27位に対して、今回対戦するメキシコは11位。ワールドカップの常連国であり、2012年のロンドンオリンピックでは優勝するなどコンスタントに国際大会で成績を残す強豪国です。久々の格上挑戦となる今回の試合、選手たちもこの試合を待ち望んでおり、得るものが多くありそうな試合になりそうです。
国際親善試合 メキシコ代表との一戦は17日21時(日本時間 18日5時)キックオフで行われます。
選手コメント
MF #4 中山雄太 選手(PECズヴォレ/オランダ)
どのポジションでプレーしても自分の特長を出すというのは意識しています。3バックの左もあると思っていますし、どこでも自分の特長しっかり出せるように、そしてチームを助けるようなプレーをしたいと思っています。
SAMURAI BLUEでの活動を還元することが、U-23日本代表のレベルアップにつながると思っています。
ここでより多くのものを得ようという意識がオリンピックにつながっているという意識で活動しています。
吉田選手(ロンドンオリンピック キャプテン)、遠藤選手(リオデジャネイロオリンピック キャプテン)を見ていると、自分からのまわりへのアウトプット多いと感じます。
自分が思っていることを伝える、まわりが思っていることを引き出すというコミュニケーションを多く重ねていると感じました。それはU-23日本代表でキャプテンをやらせてもらっている自分ににつながる。学べる部分と思いました。
僕の特長を出すことはもちろんだが、SAMURAI BLUEの活動でまわりの選手から様々なものを盗んで日々の成長につなげていきたいと思っています。そしてしっかりとチームに貢献したいと思っています。
MF #6 遠藤航 選手(VfBシュツットガルト/ドイツ)
ずっと中盤でプレーしたいと思いながら、やっと中盤でプレーできるようになって、今はまだ成長段階、ボランチとしての自分はもっと良くなると思っていますし、さらに存在感を高められるような選手になりたいと思っています。それは代表でもクラブでも。そういう意味でも次の一戦はとても大事な一戦、チームの中心としてしっかり存在感を出していければ、多くの成長につながると思っています。
元々縦にパスを入れるプレーも長所として持っていましたが、最近意識しているのは、相手がどうプレッシャーをかけているのか、味方がどこにいるのか、自分がどういうポジションを取ってボールを受けたらいいのか、どこでボールを受ければ、縦にボールをつけやすくなるのかというポジショニングをより気をつけています。
またブンデスリーガでもプレッシャーがある中でしっかりプレーできていることが自信になっています。
パナマ戦、しっかり勝てたことは大きい。次が大事な一戦、良いチームというのは分かっている。これから分析をして、そうした情報を頭に入れながら、良い準備をしていきたいです。
MF #8 原口元気 選手(ハノーファー96/ドイツ)
僕の強みはいろいろなポジションでプレーできることと思っています。代表でも所属チームでもいろいろなポジションをやっているので。どこのポジションで出てもある程度のパフォーマンスをだせるとは思っていますが、その中で合格点ではなくて100点を出すということが今の課題だと思っています。
メキシコは世界のトップ10に入っていくためには倒さなくてはいけないレベルの相手。指標にしやすく、自分たちの目標を定める上で分かりやすい相手だと思います。ワールドカップまで約2年、このタイミングでこのレベルの相手とやれることは楽しみ。ワールドカップでベスト8へ行くために必要なレベルを感じ、この2年、そのレベルを超えるためにやってきたので、明日の試合は様々なものが測れる試合になると思います。
ワールドカップでさらに上を目指す上で戦術を使いこなせることはものすごく大きな武器になると思います。ロシアワールドカップのベルギー戦、2-0で勝っている状況で、変化を加えられるような戦術を持っていたり、相手がもっと困るようなことを僕らからアクションを起こして、相手がさらに混乱するような戦術を持てていたら結果は変わっていたかもしれない。
自分たちよりも能力が高い相手に対して、相手がより混乱し、困るようなものは作っていくべきだとワールドカップを経験して思いました。そしてそれは森保監督の狙いでもあると思います。もしかしたらオーソドックスにやって固めていくのもひとつのやり方かもしれませんが、今僕たちは戦術の幅を持たせるということにトライしています。
MF #10 南野拓実 選手(リバプールFC/イングランド)
11月14日に行われたメキシコ戦は昨日見ていました。全部は見れていませんが。
韓国に先制されましたが、追いついてから3-1にするまでの時間が短くて、勝ち越したときにすぐにもう1点取りに行く、相手が緩んでいるときにチャンスをモノにするというしたたかさ、ゴール前での勝負強さを持っている選手が揃っていると感じました。またビルドアップの上手さ、自信を持って前に出るプレーしてくるという印象は以前からありましたが、昨日見ても同じことを感じました。
それに対してどうプレーしていくのかは、これからチームで決めてトレーニングをしていくことになりますが、日本代表にとって重要な一戦になると思います。
年内最後の代表戦。勝利で終わりたいという気持ちはチーム全体にあります。メキシコというワールドカップでも強豪相手に勝っている良いチーム、そのチームに対して自分たちがどこまでできるのか確認できるいい機会、ただ良い経験だけを積めるというだけでなく、勝利にこだわってプレーしたいと思います。
スケジュール
11月9日(月) | PM | トレーニング |
---|---|---|
11月10日(火) | PM | トレーニング |
11月11日(水) | PM | トレーニング |
11月12日(木) | 未定 | 公式会見、公式練習 |
11月13日(金) | 1-0 | 国際親善試合 パナマ代表戦(Stadion Graz Liebenau) |
11月14日(土) | PM | トレーニング |
11月15日(日) | PM | トレーニング |
11月16日(月) | 未定 | 公式会見、トレーニング |
11月17日(火) | 21:00 | 国際親善試合 メキシコ代表戦(Stadion Graz Liebenau) |
※スケジュールを変更する場合があります
国際親善試合
2020年11月13日(金) 15:15 キックオフ(日本時間 23:15)vs パナマ代表
2020年11月17日(火) 21:00 キックオフ(日本時間 翌5:00)vs メキシコ代表
会場:Stadion Graz Liebenau(オーストリア/グラーツ)
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