JFA.jp

JFA.jp

EN

日本代表

年代・カテゴリーを選ぶ

表示したいカテゴリーを
以下から選択してください。

1.年
  • 2024年
  • 2023年
  • 2022年
  • 2021年
  • 2020年
  • 2019年
  • 2018年
  • 2017年
  • 2016年
  • 2015年
  • 2014年
2.年代別
  • SAMURAI
    BLUE
  • U-24
  • U-23
  • U-22
  • U-21
  • U-20
  • U-19
  • U-18
  • U-17
  • U-16
  • U-15
  • 大学
  • フットサル
    (男子)
  • U-25フットサル
    (男子)
  • U-23フットサル
    (男子)
  • U-20フットサル
    (男子)
  • U-19フットサル
    (男子)
  • U-18フットサル
    (男子)
  • フットサル
    (女子)
  • U-18フットサル
    (女子)
  • ビーチサッカー
  • eスポーツ・サッカー
ホーム > 日本代表 > 日本代表 サッカー男子 2022年 > 最新ニュース一覧 > 【日本代表を支える人】アスレティックトレーナー 前田弘氏&菊島良介氏インタビュー

ニュース

【日本代表を支える人】アスレティックトレーナー 前田弘氏&菊島良介氏インタビュー

2022年11月04日

【日本代表を支える人】アスレティックトレーナー 前田弘氏&菊島良介氏インタビュー

SAMURAI BLUE(日本代表)を陰ながらサポートする「チームを支える人」にスポットライトを当てた本企画。第1回はアスレティックトレーナーの前田弘氏と菊島良介氏にお話を聞きました。

※このインタビューは2022年10月20日に実施しました。

全力で選手をケアしてサポートしたい

――日本代表におけるアスレティックトレーナーの仕事内容を教えてください。

菊島 選手たちの外傷予防やコンディショニング管理などが主な仕事となります。代表チームは各選手を所属クラブから一時的にお預かりして活動する形になりますので、クラブから情報を得て選手たちの状態を把握し、それをもとにコンディショニング全般のコントロールをしていきます。ドクターも帯同していますので、ドクターの指示を受けながらいろいろなアプローチをし、コンディションを整えてパフォーマンスにつなげていきます。また、選手に対して医学的見地からのアドバイスも行っています。

――何人体制で動いているのでしょうか。

前田 今は5人体制です。2018年のロシア大会の時よりトレーナーの数が増え、理学療法士の資格を持つスタッフも我々のチームに入っています。森保一監督からの要望もあって増員となりました。選手たちのケアや疲労回復を図るうえではトレーナーの人数が多いほうがサポートしやすくなりますし、選手たちが求めるものに応えられる体制になっていると思います。

菊島 私や前田さんは日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーや鍼灸按摩マッサージ指圧師の資格を所有しており、他に理学療法士の方もいるのですが、我々の仕事とフィジカルコーチの仕事はオーバーラップする部分が多いんです。選手がけがをした場合、日常生活を送るためにケアをする部分からピッチでのパフォーマンスをケアする部分まであり、特に後者はフィジカルコーチの領域と重なります。ですので代表チームの活動中はフィジカルコーチも含めて毎日ミーティングを行い、常にコミュニケーションを取りながらやっています。

――アスレティックトレーナーという仕事でやりがいや喜び、達成感を得られる瞬間を教えてください。

前田 ピッチ上で選手たちがいいパフォーマンスを見せてくれることが一番やりがいを感じる部分ですね。代表チームは基本的にはけが人が招集されないチームですから、いかに最高のパフォーマンスを出すかというところに私の役割があると思っています。チームとしては試合に勝つことが最も大きな目標になりますが、けがなくしっかりとしたパフォーマンスを出してもらえるのが私にとってのやりがいになっています。

菊島 私も同じです。チームとしては勝つことが一番ですので、そこに向けてメディカルの領域で求められた以上のものを発揮し、結果につながった時や、選手の力をうまく引き出すことができた時はやりがいを感じます。我々もプロフェッショナルとしてチームに関わっていますので、求められた以上のものを常に出せるよう心掛けています。

――ワールドカップでは現地のベースキャンプに入ってからが仕上げの最終段階になると思います。総仕上げという意味では重圧や難しさもあるのではないでしょうか。

前田 そうですね。我々としては疲労の評価が一番大切になります。疲労については本来、選手本人が訴えてくる主観的なものをデータとして採集し、ロシア大会の時は「クレアチンキナーゼ」という筋損傷の程度が分かる酵素を調べる血液検査や唾液検査でも客観的な数値を計測し、そこから疲労度を評価していたのですが、今大会に向けては睡眠の質や量を調べられる「リング型活動量計」というものを導入しています。カタールではクレアチンキナーゼの検査とリング型活動量計を使うことで客観的な数値がより明確になりますので、コンディショニングの部分は期待していいんじゃないかと思っています。

――カタール大会に向けて、チームや選手をどのような形でサポートし、どういう大会にしていきたいと考えていらっしゃるでしょうか。

前田 僕らは常に全力でやっていますけど、選手から感謝していただけるような活動ができればいいかなと思ってます。それぞれの選手がハイパフォーマンスを見せ、チームとしての結果につなげるために、まずはけが人が出ないように、そしていいパフォーマンスを引き出せるように、僕らも全力で選手たちをケアし、サポートしていきたいと思っています。過去最高のメディカルチームだと私は思っているので本当に良い準備ができています。

菊島 今回は準備期間も少ない中であっという間に開幕し、短期間のうちにグループステージの3試合が続きますので、我々も最初からフルパワーで臨めるようしっかり準備していきたいと思っています。そして全部を出し切り、悔いのない大会にしたいです。

第2回はこちら

FIFAワールドカップカタール2022

大会期間:2022年11月20日(日)~2022年12月18日(日)
グループステージ
第1戦 11月23日(水) 16:00[現地時間] vs ドイツ代表
第2戦 11月27日(日) 13:00[現地時間] vs コスタリカ代表
第3戦 12月1日(木) 22:00[現地時間]  vs スペイン代表

大会情報はこちら

OFFICIAL PARTNER
KIRIN
OFFICIAL SUPPLIER
adidas
SUPPORTING COMPANIES
  • 朝日新聞
  • SAISON CARD
  • 大東建託
  • Family Mart
  • JAPAN AIRLINES
  • au
  • Mizuho
  • MS&AD
  • Toyo Tire Corporation
アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー