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U-22日本代表 6月欧州遠征 オランダ戦に向けトレーニング

2023年06月14日

U-22日本代表 6月欧州遠征 オランダ戦に向けトレーニング

欧州遠征中のU-22日本代表は6月13日(火)、オーストリアのウィーン郊外で翌日のU-22オランダ代表との国際親善試合に向けて前日練習を行いました。

10日(土)のイングランドとの一戦に勝利したチームは翌11日(日)、欧州遠征第2戦が行われるオーストリアのウィーンへ移動。この日は実質、終日移動となったため、2日間のトレーニングを経てオランダ戦に臨むことになります。チームはオランダ戦に向けて、イングランド戦で感じた自分たちの強みや改善したいポイントを、トレーニングやミーティングの限られた時間の中でも一つ一つ整理・共有し、この貴重な実戦機会で再びトライしてあくまでも勝利を目指しています。イングランドプレミアリーグで活躍する選手たちが揃ったイングランド相手に勝利しても満足する様子はチームに全くありません。勝ったことは少なくとも自信になったとしても、今回の対戦が“本番”でないことは認識しているからこそ、次のオランダ戦でいかに継続して、どのようなパフォーマンスを見せられるかに選手たちはフォーカスしています。

この日の15:00からの練習はフィールドプレーヤー(FP)とGK陣に分かれて、ウォームアップから始まりました。FPはジョギング&ストレッチやステップワーク、ボールを使ったセッション、スプリントで体に徐々に刺激を入れていきます。ここまでの冒頭約15分を公開、その後は非公開練習とし、短い時間で5対5のパスゲームを行い、二人一組でロングボール&ヘディングを入れると、GK陣も合流してゲーム形式のトレーニングとセットプレーの確認に取り組みました。

今回対戦するオランダは、U-21欧州選手権に向けてオーストリアでの事前キャンプで調整を進めています。オランダ国内のクラブだけでなく、欧州各国のクラブに所属する選手が集うオランダもイングランド同様、世界トップレベルの強豪国の一つ。過去をさかのぼると、この年代ではオランダとはFIFA U-17ワールドカップ ブラジル 2019のグループステージで対戦し、その時は3-0で日本が勝利しました。当時の対戦を経験した今回の遠征メンバーには、佐々木雅士選手、鈴木彩艶選手、鈴木海音選手、藤田譲瑠チマ選手、三戸舜介選手、西川潤選手がいます。時を経て再び迎えるオランダ戦は14日(水)、現地時間14:30キックオフ(日本時間21:30/CSテレ朝チャンネル2で生中継予定)です。

監督・選手コメント

大岩剛 監督
オランダ戦で特別なテーマはなく、あくまでこの2試合に向けて準備をしてきて、イングランド戦でできなかったことをオランダ戦ではやりたいですし、一方でできたことは継続していきたいです。具体的には、ビルドアップはできなかったことです。選手たちも、このレベルの対戦相手でも相手の嫌がることができるか。イングランド戦の前半はそれができなかったのか、やることを避けていたのかはわかりませんが、ハーフタイムで修正して後半はより前向きな姿勢でできました。その点では、選手の自信にもなっているはずです。ビルドアップもセットブレーもやろうとすればできることを感じたのではないかと思います。オランダ戦も目的は勝つこと。勝利するために自分たちがどうあるべきかにフォーカスしていきたいです。

DF #5 木村誠二 選手(FC東京)
先日対戦したイングランドは、全員が強い、速い、うまい選手たちばかりでした。自分たちの守備に関しては、相手個々の能力が高く、うまく挟めれば取れるが、そうではない状況もありました。ただ、チームとして負けている部分は無かったと感じています。イングランド戦は、これまでの欧州遠征で唯一の無失点で勝った試合です。無失点で勝てたことは自信になります。オランダ戦も同様に続けたいですし、オランダが相手で彼らが前から来ても、自分たちがやるべきことをやればできると思います。オランダの印象は、個の能力が高いレベルですが、自分たちが大切にしている攻守の切り替えの早さで上回れるはずです。このチームは、みんなが自分の強みを出そうとプレーしています。試合をやってみなければ分かりませんが、勝てるイメージがあります。自分たちは試合をこなしに来ているわけではなく、勝ちに来ています。

国際親善試合

2023年6月10日(土) vs U-22イングランド代表 ※非公開
会場:イングランド/セントジョージズパーク

2023年6月14日(水) 14:30 キックオフ予定(日本時間 6月14日(水) 21:30)vs U-22オランダ代表
会場:オーストリア(ウィーナーノイシュタット)/ERGO Arena

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