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U-20日本代表候補、始動。5月にFIFA U-20ワールドカップ開幕
2017年03月08日
5月に開幕するFIFA U-20ワールドカップ韓国2017に向けて、3月7日(火)、U-20日本代表が始動しました。日本にとって16年ぶりの出場となる大会まで、あと2ヶ月。内山篤監督は、「時間がないなか、守備の確認を行うとともに、コンビや精度を高めていきたい」と話します。
この日、国立スポーツ科学センターに集まったU-20日本代表候補は、体力測定から活動をスタート。午前は柔軟性や体幹をチェックし、午後からはスピードやジャンプ力、アジリティ、持久力などの測定をテンポ良く進めていきました。現在の自分自身が何に優れ、何が足りないのか、過去のデータとも比較し、フィードバックを受けながら状態を確認しました。その後グランドに出て、ゲーム形式で守備などを確認。内山監督の掛け声が飛ぶなかで約1時間汗を流し、長い一日を終えました。
8日(水)はFC東京との練習試合に臨み、一泊二日のトレーニングキャンプを締めくくります。
監督・選手コメント
内山篤 監督
今回の一つの大きな目標は体力測定。そして明日予定されているFC東京との練習試合があります。ボールを持たれる時間が長くなると思いますが、粘り強いゲームにしたいと思っています。選手たち自身が、彼らの力で5大会ぶりの出場を勝ち取りましたので、世界で一つでも多く試合をし、少しでも上に行きたいと思います。
MF 遠藤渓太 選手(横浜F・マリノス)
この年代の直近の活動がアルゼンチン遠征で、そこから長い時間が経っていたので、いろんなことを思い出す意味で今日のトレーニングは良かったと思います。監督からも戦術的な場面やチームとしての守備について再確認しようという話がありました。守備を意識したメニューのなかで、今日のトレーニングでうまくいかなかった部分があるので、みんなで話をして、いいかたちで明日の練習試合に臨みたいです。FIFA U-20ワールドカップは自分の近い目標です。AFC U-19選手権にはスタメンで出られなかったので、スタメンで出たいという気持ちが強いです。代表メンバーに残れるよう、所属チームでもしっかりがんばりたいです。
MF 佐々木匠 選手(ベガルタ仙台)
技術面や戦術の理解度といったことはもちろんのこと、世界を目指しているU-20日本代表では戦う姿勢や球際の部分にしっかり取り組まなければいけないと思います。自分の長所は、攻撃の最後のアシストや得点に絡むことなので、結果にこだわって、最大限アピールしたいです。
スケジュール
3月7日(火) | 17:00 | トレーニング(味の素フィールド西が丘)※一般公開 |
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3月8日(水) | 14:00 | 練習試合 vs FC東京(FC東京小平グランド)※一般公開 |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※いずれの会場も駐車場はございません。公共機関をご利用ください。