ニュース
U-15日本代表 バル・ド・マルヌU-16国際親善トーナメント2017に向けて活動開始
2017年10月31日
今年9月にインドネシア開催されたAFC U-16選手権予選を突破した「02ジャパン」の活動が再開しました。2018年9月にマレーシアで開催されるAFC U-16選手権を突破し、FIFA U-17ワールドカップ2019で活躍することを目標に、引き続き海外での実戦機会を積んでいきます。
今回は、フランスサッカー連盟の招待を受け、バル・ド・マルヌU-16国際親善トーナメント2017に参加します。FIFA U-17ワールドカップを戦い終えたばかりのU-17日本代表が2年前に参加した、由緒ある大会です。今大会、U-15日本代表はU-15モロッコ代表、U-15ボスニア・ヘルツェゴビナ代表、U-15フランス代表と対戦します。今回は、初招集選手が5人、AFC U-16選手権予選を経験していない選手が8人と、非常にフレッシュなメンバー構成で、強豪チームとの対戦を通じた新戦力発掘が大いに期待されます。
U-15日本代表は29日(日)、乗り継ぎを含む13時間をかけて、遠征先となるパリ郊外に到着しました。到着早々、時差対策とリフレッシュを兼ねて1時間ほどホテル周辺で散歩、ランニング、ムーブメントプレパレーションを実施、移動による疲労を解していきます。夜には、FIFA U-17ワールドカップを戦ったU-17日本代表の映像を全員で観ながら、本大会にどのように臨むか、チームとしての意識を改めて共有しました。
翌30日(月)は大会初戦に向けて2部トレーニングを行いました。
午前中のトレーニングは、ムーブメントプレパレーションや複数回のランニングでウォーミングアップすると、パス&コントロールでは質を求めていきます。トレーニングの最後は、スタッフも混じり、全員でボール回しを実施しました。リラックスした雰囲気で締められたトレーニングに、選手たちの表情を緩みます。
午後のトレーニングは、短い時間でも非常に集中したものとなりました。ムーブメントプレパレーションで体を温め、パス&コントロール、1対1、2対2、4対4+2フリーマンとメニューを消化していく中、有馬賢二監督からの指示にも熱が入ります。最後はスタッフも含めた11対11の実践トレーニングを行い終了。選手たちも徐々に自分の長所を発揮するようになり、随所に良いプレーが見られました。
31日(火)はいよいよバル・ド・マルヌU-16国際親善トーナメント2017の初戦、U-15モロッコ代表戦を迎えます。
選手コメント
DF #2 大塚亮介 選手(清水エスパルスジュニアユース)
初めてU-15日本代表に招集され、正直非常に驚きました。周りはたくさん良い選手がいる中で、自分はどのくらいできるのか心配もありましたが、一方で楽しみでもありました。今日のトレーニングは、長時間の移動や現地の寒さ、ピッチコンディションなど慣れない環境などがあり、最初は大変でした。しかし、昨日のランニングなどが効果があったのか、体は環境に慣れてきました。今回対戦する相手はどこも強豪チームで、強くてプレースピードが早い選手に対して、自分のプレーがどこまで通用するのか積極的に試し、チームの勝利に貢献したいと思います。
MF #14 戸水利紀 選手(川崎フロンターレU-15)
U-15日本代表に招集され嬉しく思います。遠征前は少し不安もありましたが、ピッチ内、ピッチ外でたくさんコミュニケーションを取れたので良かったです。長時間の移動と時差で少し疲れもありますが、その中でも自分が持っている最大限の力を発揮しなければいけないと改めて強く感じました。有馬監督からもミーティングやトレーニングで学びましたが、世界の強豪相手にどれだけ自分のプレーが通用するか良い機会なので、失敗を恐れずチャレンジしていきたいです。
MF #17 谷口大晟 選手(大宮アルディージャジュニアユース)
中国遠征以来の2回目のU-15日本代表招集で、日本代表のユニフォームを着れることを非常に嬉しく思います。今日がフランスに到着して初めての実戦練習でしたが、チームとしては良い雰囲気で練習することができました。今回の遠征で、自分に何ができて何ができないのか、課題をしっかりと見つけて、もっと成長していければいいと思います。具体的には、ボールを受けた後の判断の質やポジショニングの質を、試合を通じて向上させたいです。まずは明日の試合に向けて、自分が持っている力をしっかりと出して、全力で戦いたいと思います。AFC U-16選手権予選に選出されなかった悔しさをこの遠征でぶつけたいです。
FW #9 田中禅 選手(サガン鳥栖U-15)
今回初めてU-15日本代表に招集されて、大変嬉しく思います。日の丸を背負う責任を持ち、他のメンバーに負けないよう自分の力を最大限発揮していきたいです。今日のトレーニングでは、メンバーと初めて一緒にプレーして、それぞれの特徴が掴めて良かったです。チームメイトから学ぶことも非常に多く、刺激になります。この遠征では、個人としては得点を取ることにこだわり、チームとしては、3戦全勝するために明日の初戦に良い形で入れるようにしたいです。
スケジュール
10月30日(月) | AM/PM | トレーニング |
---|---|---|
バル・ド・マルヌU-16国際親善トーナメント2017 | ||
10月31日(火) | 14:00 | vs モロッコ(Limeil-Brevannes) |
11月1日(水) | AM/PM | トレーニング(TBC) |
11月2日(木) | 14:00 | vs ボスニア・ヘルツェゴビナ(Villiers-sur-Marne) |
11月3日(金) | AM/PM | トレーニング(TBC) |
11月4日(土) | 16:00 | vs フランス(Bonneuil-sur-Marne) |
※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
最新ニュース
- JFA 2024/11/21 【不服申立委員会】 2024年11月21日付 公表
- JFA 2024/11/21 【裁定委員会】 2024年11月21日付 公表
- 選手育成 2024/11/21 バイエルン・ミュンヘンへ短期留学 JFAとアディダスによる育成年代の選手を対象としたプロジェクト「育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD」~2024年度 第三弾が始動~
- 大会・試合 2024/11/21 決勝(11/23)チケット当日券の販売について 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 大会アンバサダー三笘 薫 選手・CFCと協働 子どもたち30名ご招待
- 選手育成 2024/11/21 2024年JFA・Fリーグ特別指定選手に3選手を認定