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SAMURAI BLUE、非公開でブラジル戦へ調整
2017年11月08日
SAMURAI BLUE(日本代表)は11月7日(火)、国際親善試合2連戦の初戦となるブラジル代表戦を3日後に控えて、試合が開催されるフランスのリールで練習を行ないました。
雲一つない快晴の空の下、練習ではランニングや体操などで体をほぐした後、今回の合宿で初めて非公開にして、戦術確認に時間を割きました。
日本は今回ブラジルとは、2014年10月にシンガポールで行われた国際親善試合(●0-4)以来の対戦で、通算成績では日本の11戦2分9敗です。
そのうち、2013年6月にブラジルのブラジリアで行われたFIFAコンフェデレーションズカップでの対戦(●0-3)に出場していたFW乾貴士選手(SDエイバル)は、「自分たちがボールを持った時にどれだけ積極的に仕掛けて崩せて行けるか。守備の時にどれだけ積極的に奪いに行けるか。チームとして、そういうところをしっかりチャレンジしていきたい」と話しています。
また、ここまで2015年8月の東アジア選手権でのデビュー以降6試合に出場して2得点のMF倉田秋選手(G大阪)は、「体感したことない相手。得るものが多くなると思うので、できる力を思い切り出して全力で戦いたい」と、意気込んでいます。
この日は練習前に選手たちはピッチに集って、ブラジル戦から着用する新ユニフォーム姿でチーム写真の撮影を行ないました。
ブラジル戦での背番号も明らかになり、背番号10は乾選手が、同4番はDF車屋紳太郎選手(川崎フロンターレ)、9番はFW杉本健勇選手(C大阪)に決まりました。
今回初の代表戦となるMF長澤和輝選手(浦和レッズ)、ハリルホジッチ監督体制で初選出のMF森岡亮太選手(ワースラント・ベフェレン)、約2年ぶりに復帰のFW興梠慎三選手(浦和レッズ)はそれぞれ25番、14番、13番を付けることになりました。
これまで長い間、香川真司選手(ボルシア・ドルトムント)が付けてきた10番について乾選手は、「こだわりはない。今回だけだと思う。でも変なプレーはできない。(これまで付けてきた)香川選手の分も背負いながらやりたい」と話していました。
ブラジル戦当日に23歳の誕生日を迎えるFW浅野拓磨選手(VfBシュツットガルト)は、リオデジャネイロ・オリンピック直前の国際親善試合でブラジルと対戦(0-2)した時のメンバーです。「点差以上の差を見せつけられて何もできなかった印象がある。A代表として戦ったらどうなのか、楽しみ。100%のチャレンジャーとして臨むだけ」と話しています。
日本は10日(金)に当地リールのスタッド・ピエール・モーロワにてブラジルと対戦し、14日(火)にはベルギーのブルージュにてベルギー代表と対戦します。
選手コメント
MF #7 倉田秋 選手(ガンバ大阪)
ポジションを奪えるようにアピールしないといけないですが、出た時に何ができるかです。そこに集中したいと考えています。ブラジルは未知の、体感したことのない相手です。できる力を思い切り出せば得るものが多くなると思うので、全力で戦いたいと思います。ちょっとでもボールをさらしたり持ったりしたら潰されそうなので、ワンタッチや速いパス回しで崩して行けたらと考えています。
MF #25 長澤和輝 選手(浦和レッズ)
サッカー選手として代表に行くことはすごく嬉しいことですし、チャンスでもあるので、自分のプレーをして、それがチームの勝利に繋がればと考えています。ブラジルは個人技が凄くある、チームとしても世界トップレベルなので、攻撃も守備もいいと思います。それに対して、組織としてどうやっていけるか、個としてどう勝負できるかという部分は本番に向けて良い準備になると思います。チャンスはいつ来るか分からないので、いい準備をするしかないですが、常にやっていくことが次のチャンスを掴むことに繋がると思っています。
FW #10 乾貴士 選手(SDエイバル)
ブラジルは1対1がすごく強いので、飛び込まずにどれだけできるかというのと、1発でかわされると後ろが苦しくなってきます。その辺の対応はしっかりやっていかないと、後ろの選手に迷惑がかかって、やられる場面が増えてくると思います。オーストラリア戦のように、前から嵌めればチャンスになると思いますし、そういう戦い方ができれば日本のレベルはもっと上がって来るのではないかと思います。一人ひとりが120%の力を出しても勝てるかどうかという相手ですが、それぐらいの気持ちでやらなければいけないと思っています。
FW #18 浅野拓磨 選手(VfBシュツットガルト)
ブラジルには正面からぶつかっても難しいところはあるので、ピッチにいる選手が頭を使って何をすればいいかを考えて、やっていけたらいいと思います。自分はピッチに立った時に自分の特長を出していきたいですし、ブラジル相手でもベルギー相手でもやれる自信はあります。持っているものを全てぶつけて、いつでも(ゴールを)狙っていると、相手に脅威を与えられる準備をしたいです。自分が今後サッカー選手としてレベルアップするためにも、この試合は重要になると思うので、自信を持って戦いたいです。
JFA-TV
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長澤和輝 選手 (浦和レッズ) インタビュー
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乾貴士 選手 (SDエイバル) インタビュー
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浅野拓磨 選手 (VfBシュツットガルト) インタビュー
スケジュール
11月5日(日) | PM | トレーニング(フランス国内) |
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11月6日(月) | PM | トレーニング(フランス国内) |
11月7日(火) | PM | トレーニング(フランス国内) |
11月8日(水) | PM | トレーニング(フランス国内) |
11月9日(木) | PM | 公式会見・公式練習 |
11月10日(金) | 13:00 | 国際親善試合 vs ブラジル代表(スタッド・ピエール・モーロワ) |
11月11日(土) | AM | トレーニング(フランス国内) |
11月12日(日) | PM | トレーニング(ベルギー国内) |
11月13日(月) | PM | 公式会見・公式練習 |
11月14日(火) | 20:45 | 国際親善試合 vs ベルギー代表(ヤン・ブレイデルスタディオン) |
※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
国際親善試合
2017/11/10(金) 13:00(日本時間 21:00) キックオフ(予定)
SAMURAI BLUE vs ブラジル代表
フランス/スタッド・ピエール・モーロワ
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2017/11/14(火) 20:45(日本時間 15日(水)4:45) キックオフ(予定)
SAMURAI BLUE vs ベルギー代表
ベルギー/ヤン・ブレイデルスタディオン
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