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SAMURAI BLUE、E-1サッカー選手権決勝大会へ合宿開始
2017年12月05日
SAMURAI BLUE(日本代表)は12月4日(月)、今月9日(土)に開幕するEAFF E-1サッカー選手権決勝大会へ向けて東京都内で合宿を開始しました。
来年6月に開幕する2018FIFAワールドカップのロシア大会に臨むメンバー選考へ向けて、Jリーグでプレーする選手たちにとっては今回の大会が最後アピールの機会であり、チームの底上げを図る機会でもあります。
小雨がぱらつく中、日が暮れたピッチに集合した選手たちにヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、「新しい選手も(以前に)選ばれていた選手も、ワールドカップのメンバーに入るチャンスだ」と改めて選手たちの奮起を促し、「クラブの役割とは違うものをこのチームで求める状況もあるので、その要求に応えて欲しい」と声をかけて練習をスタートさせました。
初日のこの日はランニングやボールを使ったフィジカルトレーニング、パス回しなど、調整主体の軽めの内容で、選手たちは1時間ほどで練習を終えましたが、FW杉本健勇選手(セレッソ大阪)は左脇と左足首に痛みを覚えて、別調整でした。
また、Jリーグ最終戦で負傷したDF西大伍選手(鹿島)は参加辞退となり、代わりにDF室屋成選手(FC東京)が招集され、FW川又堅碁選手(磐田)が追加招集されて、この日の練習から合流しました。川又選手の代表復帰は約2年4ヶ月ぶりになります。
週末のJリーグ最終節に逆転優勝を決め、その試合のハットトリックでJリーグ得点王も掴んだFW小林悠選手(川崎)は、約9ヶ月ぶりの代表復帰に、「代表での立ち位置は全然下の方。この大会を通して活躍すれば一気にメンバーに入れる可能性もある。僕はそこにかけるしかない。ゴールを決めたい」と話し、気合を滲ませています。
20歳で代表に初選出されたDF初瀬亮選手(ガンバ大阪)は、「監督が『一切遠慮はいらない』と言うのはその通りだと思う。最初で最後のチャンスなので自分を出していきたい」と話し、ピッチ外でも積極的にコミュニケーションを取って「刺激を受けるチャンス。吸収できればいい」と意気込んでいました。
EAFF E-1サッカー選手権決勝大会は東アジアの覇権を懸けて4ヵ国が一回戦総当たりで行われる2年に一度の大会で、日本は大会初日の9日(土)に朝鮮民主主義人民共和国、12日(火)に中国、16日(土)に韓国と対戦します。男子の試合は全て東京の味の素スタジアムで開催されます。
コメント
GK 権田修一 選手(サガン鳥栖)
代表に来るということは、日本のために勝たなくてはなりませんし、しかも今回東アジアの中では一番にならないとなりません。前回大会では結果が出なかったですが、前々回大会はブラジル大会前で、何人か良いプレーをした選手が一緒にブラジル大会に行ったので、みんなのモチベーションも高いと思います。サガン鳥栖で1年やってきたことを評価されたと思うので、いつも通りにやって、試合に出ることを目指してやりたいと思います。
DF 初瀬亮 選手(ガンバ大阪)
みんな気軽にしゃべってくれるのでなじみやすかったです。練習で自分を出してアピールできればと思っています。ビルドアップの部分では自信を持っていますし、両足のキックはフル代表の中でも自分が1番という気持ちでやりたい。そこの特長を出せないと個々では生き残っていけませんし、そこで選んでもらったと思っています。自分が持っているものをどんどん出していきたいです。失うものがないので、楽しみでしかありません。
DF 山本脩斗 選手(鹿島アントラーズ)
代表は常に目標にしていた場所です。年齢は特に意識していません。アントラーズで勝つためにプレーしていたので、その結果、こういう形で選んでもらえたのはとても嬉しいですし、やってきたことが間違いではなかったなと感じています。自分の持ち味の高さや90分動くスタミナや献身性は他の選手よりも上だと思うので、そこはしっかりアピールしていきたいです。その中でチーム戦術をしっかり理解しながら、自分の強みを出していけたらと思います。
FW 小林悠 選手(川崎フロンターレ)
代表はすごく久しぶりで国内組だけですが、すごく刺激的な場所なので、しっかりと自分のプレーを出せるように頑張りたいです。求められていることが所属チームとは違うので、求められていることをしっかりやらないといけませんが、同じリーグで戦っていて選手の特長なども分かっています。しっかりコミュニケーションをとって、お互いの良さを出しあえればいいと思っています。自分のやることをしっかり整理して試合に臨めればと思いますし、まだ代表で決めたことがないので、ゴールを決めたいです。
FW 川又堅碁 選手(ジュビロ磐田)
代表に呼ばれて、本当にチームメイトに感謝です。チームメイトが僕を信用してくれないと僕へのボールも入って来ないですから。この大会では日本として優勝を目指さなくてはいけないのは間違いないですし、前回大会とおなじことをしてはいけないと思うので、そのつもりできました。FWなのでゴールを決めたいです。3試合の中で、ちょっとのチャンスも逃さないようにして、出る時間も分かりませんが、1分でもチャンスに決められるようにしたいです。
スケジュール
12月4日(月) | 17:00 | トレーニング(味の素フィールド西が丘)【一般公開】 |
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12月5日(火) | 11:00 | トレーニング(味の素フィールド西が丘)【一般公開】 |
12月6日(水) | PM | トレーニング【一般非公開】 |
12月7日(木) | PM | トレーニング【一般非公開】 |
12月8日(金) | PM | 公式練習【一般非公開】 |
EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会 | ||
12月9日(土) | 19:15 | 第1戦 vs 朝鮮民主主義人民共和国代表 (味の素スタジアム) |
12月10日(日) | 11:00 | トレーニング(味の素フィールド西が丘)【一般公開】 |
12月11日(月) | PM | トレーニング【一般非公開】 |
12月12日(火) | 19:15 | 第2戦 vs 中国代表 (味の素スタジアム) |
12月13日(水) | 11:00 | トレーニング(味の素フィールド西が丘)【一般公開】 |
12月14日(木) | PM | トレーニング【一般非公開】 |
12月15日(金) | PM | トレーニング【一般非公開】 |
12月16日(土) | 19:15 | 第3戦 vs 韓国代表 (味の素スタジアム) |
※スケジュールや会場は急遽変更になる場合がございます。
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初瀬亮 選手 (ガンバ大阪) インタビュー
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小林悠 選手 (川崎フロンターレ) インタビュー
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川又堅碁 選手 (ジュビロ磐田) インタビュー
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EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会
男女ともに、中国、日本、朝鮮民主主義人民共和国、韓国の4チーム総当りによるリーグ戦で東アジアサッカーの頂点を競います。12月8日(金)から16日(土)まで、男子は味の素スタジアム(東京)、女子は千葉市蘇我球技場(フクダ電子アリーナ/千葉)で行われます。
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