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SAMURAI BLUE、26人が揃って今合宿初の非公開練習を実施
2018年03月22日
SAMURAI BLUE(日本代表)は3月21日(水)、ベルギーのリエージュでの合宿3日目を迎え、2日後に迫った国際親善試合マリ戦に向けて調整を行ない、今合宿で初の非公開練習を実施しました。
連日の快晴となったこの日、前日夜半過ぎにチームのホテルに到着したDF遠藤航選手(浦和レッズ)もグラウンドに姿を見せて、チームは26人全員が揃いました。
約2時間行われた練習では、遠藤選手は負傷の影響とコンディションを考慮して別メニューでの調整となりましたが、それ以外のメンバーはランニングでスタート。サイドステップや反復運動などを盛り込んだフィジカルトレーニングで体をほぐし、その後は、報道陣に非公開練習として戦術の確認に時間を割きました。
今夏のFIFAワールドカップロシアへ向けてチーム強化を図る一方で、本大会メンバー入りへ選手たちがアピールできる機会は、メンバー発表直前の5月30日(水)のガーナ代表戦(神奈川/日産スタジアム)を除けば、今回のマリ戦と27日(火)のキリンチャレンジカップのウクライナ戦の2試合を残すのみです。また、マリは本大会で対戦するセネガルを、ウクライナは同じくポーランドを想定した相手です。
GK川島永嗣選手(FCメス)は、「チームとして時間は限られている。前回の(11月欧州遠征での)ブラジルとベルギー戦の後で、自分たちがどれだけワールドカップを想定した戦いができるかが大きなポイント」と話しています。
また、DF車屋紳太郎選手(川崎フロンターレ)は、「日本が苦手な身体能力の高い選手が揃っているチームに対して、慣れておくのはすごく大事なこと。ワールドカップではセネガルというもっと強いチームと対戦する。絶対にここで勝たないといけない」と話しています。
この日は背番号が発表になり、代表初選出のFW中島翔哉選手(ポルティモネンセSC)は18番、海外組を交えての試合には初参加のDF三竿健斗選手(鹿島アントラーズ)は26番、追加招集されたDF酒井高徳選手(ハンブルガーSV)は21番に決定。復帰組のMF柴崎岳選手(ヘタフェCF)は7番、MF森岡亮太選手が10番、FW本田圭佑選手(CFパチューカ)は馴染みの4番を付けることになりました。
3月23日(金)の国際親善試合マリ代表戦は13:20、同27日(火)のキリンチャレンジカップ in EUROPEのウクライナ代表戦は14:20キックオフの予定です。いずれもスタンダール・リエージュのホームであるスタッド・モーリス・デュフランにて開催されます。
選手コメント
GK #1 川島永嗣 選手(FCメス)
ワールドカップが近づいている中で、チームのためにやれなければ、個人の能力だけでワールドカップは戦えません。チームの中で自分たちが強くなっていくためには、一人ひとりが持っている力を120%以上ださないといけないと思います。難しいところですが、一人ひとりがその両面を出さないといけないのではないかと思っています。
DF #19 車屋紳太郎 選手(川崎フロンターレ)
いままでは攻撃的なプレーばかりを意識していましたが、代表に入って球際のところ、守備のところはかなり言われているので、そういうところでの意識は変わりました。ワールドカップで対峙する相手は確実に僕たちより格上です。残りの期間でチームとしての完成度を高めていけるかだと思うので、そこを意識してやりたいと思います。フロンターレと代表では求められることは違いますが、フロンターレでやっている自分のいいところを出しつつ、ハリルホジッチ監督が求めることもやれればいいと思います。
MF #7 柴崎岳 選手(ヘタフェCF)
マリ戦とウクライナ戦は5月の前にある最後の試合になるので、非常に重要になると認識しています。監督から求められていることを出しながら、自分の特長もプラスアルファで出して、(メンバー入りの)競争から抜け出したいと思っています。以前よりも自分のプレーの幅も広がっていますし、自陣ゴール前から相手ゴール前までのプレーの選択肢も増えています。アイデアも持っていると思っていますし、徐々に運動量も上がっていると思うので、そういうものを披露できたらいいと思っています。
FW #4 本田圭佑 選手(CFパチューカ)
メキシコに行ってからも波はありますが、手応えは感じています。毎試合、得点に絡むアイデアも欠かさないようにしていて、簡単ではないですし、思ったより点は取れていませんが、苦労しながら少なくとも2~3試合に1回は(結果が)出ています。パチューカでは、今の日本代表に欠けているものを補える付加価値とは何かを自問自答してトレーニングして、自分の強みにフォーカスしています。いつも自分はワールドカップに勝つためにやってきましたし、そのスタイルはこれからも変えません。この2試合のどちらかで(出場機会を)もらえると思うので、何らかのインパクトを残さないと厳しい可能性はありますが、本大会メンバーに生き残るためだけの2試合ではありません。本大会のグループステージ3試合で何をするかが大事だと考えています。
FW #9 杉本健勇 選手(セレッソ大阪)
足は大丈夫です。練習も今日から普通にやっているので問題ありません。チームなのでこの2試合に勝つことが大事ですが、その中でアピールすることも大事なので、うまくやりながら、行くところは行く、周りを使うところは使って、プレーしたいと思っています。監督から求められていることを理解して、その中で良さを出しながらやることが大事だと考えています。
スケジュール
3月19日(月) | PM | トレーニング |
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3月20日(火) | PM | トレーニング |
3月21日(水) | PM | トレーニング |
3月22日(木) | PM | 公式練習 |
3月23日(金) | 13:20 | 国際親善試合 vs マリ代表(スタッド・モーリス・デュフラン) |
3月24日(土) | AM | トレーニング |
3月25日(日) | PM | トレーニング |
3月26日(月) | PM | 公式練習 |
3月27日(火) | 14:20 | キリンチャレンジカップ 2018 in EUROPE vs ウクライナ代表(スタッド・モーリス・デュフラン) |
※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
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槙野智章 選手 (浦和レッズ) インタビュー
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柴崎岳 選手 (ヘタフェCF/スペイン) インタビュー
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本田圭佑 選手 (CFパチューカ/メキシコ) インタビュー
国際親善試合
SAMURAI BLUE vs マリ代表
2018/3/23(金) 現地時間 13:20 (日本時間 21:20) キックオフ(予定)
ベルギー/スタッド・モーリス・デュフラン
大会情報はこちら
SAMURAI BLUE vs ウクライナ代表
2018/3/27(火) 現地時間 14:20 (日本時間 21:20) キックオフ(予定)
ベルギー/スタッド・モーリス・デュフラン
大会情報はこちら