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SAMURAI BLUE、オマーン戦へ非公開練習を実施~AFCアジアカップUAE2019(1/5~2/1)~
2019年01月12日
AFCアジアカップ2019 UAEに出場しているSAMURAI BLUE(日本代表)は1月11日(金)、オマーンとのグループステージ第2戦を2日後に控えてアブダビ市内で非公開練習で調整しました。
前日までの暑さと打って変わって日中でも肌寒さを覚える気候のなか、チームは夕方から練習を開始。公開された冒頭15分の部分では、ランニングやストレッチ、ボール回しなどを行い、4人一組でパスを交換しながら動く基本動作を繰り返しました。その後は非公開として戦術の確認を行いました。しかし、FW大迫勇也選手(ベルダー・ブレーメン)は12月下旬のリーグ戦で受けた右臀部打撲の影響で、ホテルでの別調整となりました。
第2戦の相手のオマーンは、大会初戦でウズベキスタンと終盤まで1-1で競り合いながら1-2で惜敗して、グループFで現在4位です。グループ首位に立つ日本との試合では、初のグループステージ突破をかけて必勝態勢で臨んでくると見込まれます。
オマーンは韓国やオーストラリアの代表監督やJリーグでも指揮を執ったピム・ファーベーク監督が就任した2016年12月以降、年々力を付けており、FIFAランキングでも2016年には同国史上最低の121位に落ち込んでいましたが、この2年で82位まで浮上してきています。
2大会連続4度目の出場となる今大会へ向けて、昨年12月に4度の親善試合で精力的に調整を図っており、12月末のオーストラリア戦で敗れる(0-5)まで、17年12月以降14戦負けなしでした。
MF柴崎岳選手(ヘタフェCF)は、「コンディションが相当よさそう。相手のスピードには十分注意する必要がある」と話し、DF吉田麻也選手(サウサンプトン)も「初戦の相手よりもカウンターの精度は高いと思う。簡単な相手ではないので、守備の正確さと攻撃の精度が求められる」と気を引き締めていました。
試合は1月13日(日)に、アブダビのザイードスポーツシティスタジアムにて17:30(日本時間22:30)キックオフの予定です。今大会には24チームが出場。各グループ上位2位までと3位チームの中で上位4チームがノックアウトステージへ進出します。
選手コメント
GK #1 東口順昭 選手(ガンバ大阪)
オマーンは縦に速いカウンターをするとウズベキスタン戦を見て感じました。どちらが勝ってもおかしくない試合をしていたので、より難しい試合になるんじゃないかという印象があります。クロスに飛び込む迫力は、中東独特のタイミングや間があると思うので、気を付けないといけないと思っています。
DF #16 冨安健洋 選手(シントトロイデンVV)
初戦ではボランチをやりましたが、大会初戦の難しさも感じました。個人としては満足していませんし、改善しないといません。コンディションもまだまだ上げていく必要があると感じました。次の試合は5時半開始なので、それだけでも(暑さや疲れは)結構違うと思います。トルクメニスタン戦も前半と後半で結構違ったので。攻撃面で全部ボールを受けようと顔を出し過ぎて、いなければいけないところにいなかったので、ボールを失った時にボールにも行けず、DFラインのサポートもできませんでした。なので、ボールの流れを読んで、動きすぎないことなどが必要ですし、それはやっていきながら学んでいきたい。1試合やったので、次はより良くしないといけないと思っています。
DF #22 吉田麻也 選手(サウサンプトン)
次の試合へは、初戦で2失点しているので、攻めている時のカウンターの対策で、より一層の良い準備と失い方を注意しなければいけません。あとは、欧州でプレーしている選手も日本でプレーしている選手も、日に日にコンディションを上げていかないといけないですが、1試合やって、今日の練習でも割と動けたので、これだけ涼しければ心配しなくてもいいと思います。グループステージを通して、コンディションを上げつつ、勝点をしっかりとっていくことが大事になると思います。オマーンはウズベキスタン戦で堅く守ってカウンターというシーンが多かったので、我々の初戦の相手よりも、そこの精度は高いと思います。気を抜かずにきっちりと戦って、やるべきことをやれば結果はついてくると思います。
MF #8 原口元気 選手(ハノーファー96)
大会前から対応力が大事だと言っていましたが、トルクメニスタン戦は本当にその通りで、試合中に自分たちでどれだけ解決できる力を持っているかが問われました。できれば前半のうちに解決したかったですが、ハーフタイムでできたのはよかったです。チームには期待値の大きさをストレスに感じている部分があったかと思います。僕も含め、良いゲームをして良い内容で勝たなくてはいけないと感じていた選手はいたと思います。でも、公式戦になると違う、簡単ではないと全員が気づいたと思いますし、まずはしっかり勝つということが明確になりました。勝てばいいという一番大事なことに気づけたので、いい勉強になりました。コンディションもこれから良くなっていくと思います。
MF #17 青山敏弘 選手(サンフレッチェ広島)
オマーンはテンポが速くカウンターを狙ってくると思うので、どれだけボールを保持して相手を疲れさせるかです。ミスをすると相手のカウンターの回数が増えてくると思います。初戦の後半良くなったので、そのイメージをみんなで共有できればいいと思います。サイドをあれだけ使えれば中が空いてくると思いますし、相手は球際に強くて大きいので、耐えるところとそうならないところでプレーすることを、もう少しゲーム展開を見ながらやりたいと思います。
FW #13 武藤嘉紀 選手(ニューカッスル・ユナイテッド)
1試合見て、選手の特長はかなりわかってきました。もう少し練習で突き詰めて、試合でも合わせていかないといけないと思いますが。若手に勢いを持たせられるようなプレーを心掛けないといけないですし、自分自身も必ずゴールに直結するようなプレーや結果を示さなくてはいけないと思います。裏に落とされることが敵にとっては嫌だと思うので、狙っていきたいです。代表では今までサイドをやってきて、やっとFWで見てもらえて、一番点を獲れるところにいるからには獲らないといけません。結果を出さないと若い選手にとられてしまう世界なので、自分の本職でしっかり勝負したいです。
スケジュール
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吉田麻也 選手(サウサンプトン/イングランド)インタビュー
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原口元気 選手(ハノーファー96/ドイツ)インタビュー
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武藤嘉紀 選手(ニューカッスル・ユナイテッド/イングランド)インタビュー
AFCアジアカップUAE2019
大会期間:2019/1/5(土)~2019/2/1(金)
グループステージ:
2019/1/9(水) 20:00キックオフ(日本時間)
日本代表 3-2 トルクメニスタン代表
2019/1/13(日) 22:30キックオフ(日本時間)
vs オマーン代表
2019/1/17(木) 22:30キックオフ(日本時間)
vs ウズベキスタン代表
地上波放送:テレビ朝日系列にて生中継 予定
BS放送:NHKBS1にて生中継 予定
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