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SAMURAI BLUE ウズベキスタンとの首位決戦へ練習開始~AFCアジアカップUAE2019(1/5~2/1)~
2019年01月15日
AFCアジアカップ2019 UAEに出場中のSAMURAI BLUE(日本代表)は1月14日(月)、オマーンに勝って16強入りを決めたグループステージ第2戦から一夜明けてアブダビ市内で練習を行い、3日後に控えるグループステージ最終戦のウズベキスタンとの首位決戦へ向けて調整を始めました。
チームは強い日差しが降り注ぐ午前11時前から練習を開始。前日の試合に先発したメンバーはホテルでリカバリーメニューに取り組む一方、グラウンドでは後半途中出場したFW武藤嘉紀選手(ニューカッスル・ユナイテッド)とMF伊東純也選手(柏レイソル)を含めた選手たちが汗を流しました。
ボール回しでは選手から歓声も上がるなどリラックスした様子も見られましたが、その後は広いエリアでのパス交換や、ロングボールを胸でコントロールして折り返すなど、基本動作を繰り返しました。
狭いエリアで4対4にフリーマン1人とGK役を2人を付けて、素早い攻守の切り替えやパスの精度、プレスでの追い込みなどをチェック。さらに実戦を意識した練習では、コート4分の1ほどを使って4対4でハーフウェイラインから相手のマンマークを受けながら攻撃を組み立て、ポストが落としたボールを受けてゴールに迫る動きに、攻守のサイドを入れ替えて取り組みました。
練習の最後には、シュート練習やロングキック、ジョギングなど、各選手が思い思いの練習に時間を割いていました。
この日の練習には、右臀部の違和感で別メニューが続いていたFW大迫勇也選手(ベルダー・ブレーメン)と、腰痛を訴えてオマーン戦前日練習を見送ったGK東口順昭選手(ガンバ大阪)が参加。ウォーキングやストレッチなどで回復を図っていました。大迫選手はトレーナーとウォーキング中にグラウンドにあったボールを近くのゴールに軽く蹴り込む場面もありました。
チームは練習後ホテルに戻り、午後グループステージ最終戦開催地であるアルアインへ移動。グループF首位のウズベキスタンとの第3戦へ当地で調整を続けます。
日本は13日(日)のオマーン戦を終えて連勝で勝点6を手にし、同じく2勝を挙げたウズベキスタンとともにラウンド16進出を決めています。しかし、ウズベキスタンが得失点差で首位に浮上し、日本は2位。
17日(木)の第3戦で日本はウズベキスタンに勝てば、勝点で上回って首位でのグループステージ突破が決まります。引き分け、あるいは敗れた場合は、2位での通過となります。
選手コメント
GK #23 シュミット・ダニエル 選手(ベガルタ仙台)
この2試合はGKにとって集中を保つのが簡単ではない試合が続きました。セットプレー、カウンター攻撃など、すごく集中が必要な相手の攻撃が多かったですが、次もそういう攻撃が増えると思うので、それに対してしっかり準備できるように、毎回いいイメージを持って練習したいと思います。ウズベキスタンは昨日の相手とは違って、もっとフィジカルを活かしたサッカーをしてくるイメージがあります。いつも出るつもりで準備していいます。
DF #2 三浦弦太 選手(ガンバ大阪)
オマーン戦は1-0という結果でしたが、チャンスは数多く作れていましたし、決めていればもっと差はつきました。最初の試合に比べて安定感のある試合運びができたと思います。次もしっかりと勝って1位でリーグ突破して、次につなげたいです。カウンターを狙っているチームが多いのでリスク管理の話はしています。全員で試合を戦い抜くことが大事だと話していて、そういう意識でチーム全員で戦えているのはいいと思います。
DF #20 槙野智章 選手(浦和レッズ)
大事なのは次の試合に勝つことで、順位はしっかり勝った中での結果なので、次の試合に向けてしっかり準備することです。日本でアジアアップの注目度があまり高くないと聞いています。3戦目でもう1回関心を高めるための内容と結果を出さなければいけません。少しでも多くの方にこちらで戦っていることを知ってもらうためにも、素晴らしいサッカーができればと思います。
MF #6 遠藤航 選手(シントトロイデンVV/ベルギー)
オマーン戦は満足ではないですけど最低限かと思います。前半で2、3点取れれば理想的な展開でしたが、1点先に取れたのは僕らにとっては大きいです。後半はブロックを敷いて失点を避ける戦い方をしていたので。ゼロで抑えたところはディフェンスとしては評価していいと思います。(FWが変わっても)チームとしてやることは変えずに、北川選手や南野選手の良さを活かすためにどうすればいいかを考えながらプレーしていました。ゲーム展開に応じて、前半と後半で戦い方を変えながらやれていたのは良かったと思います。
MF #7 柴崎岳 選手(ヘタフェCF/スペイン)
第2戦で突破を決めることができたのは非常に大きいと思います。第3戦は変なプレッシャーもないですし、今まで出なかった選手がチャンスを与えられて、チーム全体の幅ができる試合ができるかもしれません。サッカーの試合で特に大会で、何が起きても不思議はありません。いろんな状況への対応力は大事になります。しっかり修正して第2戦に臨むことはできたと思います。そういうところは大事にしていきたいです。
MF #8 原口元気 選手(ハノーファー96/ドイツ)
アジアカップではワールドカップ以上にいろんなことが起きると思いますが、それにどれだけ対応できるかだと思います。もちろん点差をつけて勝てた方がいいですが、1試合1試合をどれだけ粘り強く臨機応変にやれるかです。優勝は目標としてありますが、1試合1試合、一瞬一瞬の判断で勝敗が変わってきます。それがサッカーで、それがより強く出るかと思います。
MF #14 伊東純也 選手(柏レイソル)
昨日はチャンスもあったので決めたかったです。時間が短かったので、カウンターだけ狙っていました。次に出場したらしっかり結果を残したいです。縦への突破やそこからのクロスが自分の持ち味だと思うので、そういうものを多く出せればいいと思います。周囲との連係は少しずつ上がっていると思いますが、まだ改善する余地はあると思っています。
MF #17 青山敏弘 選手(サンフレッチェ広島)
2試合苦しみましたが、しっかり結果が出ているので、その流れを止めてはいけません。出られない選手も次に出られるかもしれないので、アピールも大事ですが、大事なのはチームとして勝つことです。良さが出ない時にチームがどうするか。我慢する時にどうチームを落ち着かせられるか、踏ん張りをどう効かせて頑張るかがもっと大事になってきます。やるべきことをこの3日でやっていきたいと思います。
スケジュール
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伊東純也 選手(柏レイソル)インタビュー
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青山敏弘 選手(サンフレッチェ広島)インタビュー
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武藤嘉紀 選手(ニューカッスル・ユナイテッド/イングランド)インタビュー
AFCアジアカップUAE2019
大会期間:2019/1/5(土)~2019/2/1(金)
グループステージ:
2019/1/9(水) 20:00キックオフ(日本時間)
日本代表 3-2 トルクメニスタン代表
2019/1/13(日) 22:30キックオフ(日本時間)
日本代表 1-0 オマーン代表
2019/1/17(木) 22:30キックオフ(日本時間)
vs ウズベキスタン代表
地上波放送:テレビ朝日系列にて生中継 予定
BS放送:NHKBS1にて生中継 予定
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