U-20日本代表は6日間キャンプを行ったバルカを後にし、5月19日(日)の夕方に初戦会場となるビドゴシュチへ移動しました。この日は午前中に行ったトレーニングと長時間バス移動の疲れを少しでも取るべく各選手は身体を休めました。

翌20日(月)は朝から国際サッカー連盟（FIFA）のスタッフ達による歓迎の挨拶の他、競技規則改定についての説明、アンチ・ドーピングやインテグリティ（八百長撲滅）等に関するブリーフィングが行われました。会の冒頭には初戦会場となるビドゴシュチュ・スタジアムのFIFAジェネラルコーディネーター（運営責任者）であるクリス・ケンプ氏からU-20日本代表チームを代表してキャプテンの齊藤未月選手へ記念品の贈呈も行われました。FIFAからの様々な説明に対し選手たちは集中した眼差しで聞き入り、「いよいよ本番」という表情を見せます。

午後のトレーニングではパスゲームから入り、2対2、3対3、8対8、11対11といったゲーム形式の強度の高いトレーニングを実施し、選手たちは負荷をかけたハードなメニューを充実した表情でこなしました。
トレーニング終了後、宿舎に戻ってからも選手間で練習内容を振り返りながら修正点を指摘しあい、チームとしての完成度を高めます。

選手コメント

DF #5 菅原由勢 選手（名古屋グランパス）
初戦のエクアドルとの一戦に向けて素晴らしい環境の中、いい準備ができています。南米の選手は個を活かしたタイプの選手も多く、エクアドル代表にはリーグアン（フランス）、セリエA（イタリア）で試合に出ている選手もいると聞いていますし、対戦するのが楽しみです。
同じディフェンダーでもある橋岡大樹選手（浦和レッズ）はずっとこのチームで活躍してきた選手ですがメンバー発表直前で怪我をしてしまい、ここに居たくても居られない、本当に悔しい気持ちを持っていて、本人から「頑張ってこいよ」と言ってもらいました。そういった想いも背負って、ここに来られなかった選手全員の為にもベスト4、決勝を目指して頑張りたいと思います。

FW #18 原大智 選手（FC東京）
世界の舞台を目前に、緊張感は高まりつつありますが、個人的には「楽しみ」という気持ちが強いと思います。自分が試合に出て、ゴールを奪うイメージを持って明日以降のトレーニングに臨み、この場に来られなかった仲間の分も含めて頑張りたいと思います。

スケジュール

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

FIFA U-20 ワールドカップポーランド2019

大会期間：2019/5/23(木)～2019/6/15(土)

グループステージ：
2019/5/24(金) 03:30キックオフ(日本時間）
vs エクアドル代表

2019/5/26(日) 22:30キックオフ(日本時間)
vs メキシコ代表

2019/5/30(木) 01:00キックオフ(日本時間)
vs イタリア代表

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