U-23日本代表は1月4日(土)、AFC U-23選手権タイ2020に向けてバンコク郊外で午前・午後と二回のトレーニングを行いました。

前日に続いて二部練習となったこの日は、午前中からスプリントや5対5+サーバー、3対2の攻撃練習で強度を上げていきます。互いのイメージを合わせてピッチ上で同じ絵を描けるように。「ちょっとのところで、出るタイミングはどうするのか、どちらが仕掛けるのか、合わせていこう！」と森保一監督の声が響き渡ります。

午後のトレーニング前には、バンコク日本人学校に通う子どもたちや在タイ日本国大使館の梨田和也大使が激励に訪れてくれました。タッチ数を制限しながらの11対11でのゲーム形式などで連携を確認したチーム。子どもたちは「がんばれー！」「れおー！」と声援を送り、決まっていくゴールに大喜びしながら見学していました。

1月2日に始まった事前キャンプも、翌5日で打ち上げ。最後は、元鹿島アントラーズの石井正忠監督率いるSamut Prakan City FC（タイ1部）と練習試合を行います。

初戦のサウジアラビア戦まであと4日です。

選手コメント

DF #20 古賀太陽 選手（柏レイソル）
二部練習をこなすことでコンディションを上げることができていますし、あとは細かいところを全体的に詰めていければと思います。昨年はコンスタントに試合に出て充実していましたし、出たからこそ見えた課題もあった。これを2020年に生かさないと意味がないし、頭のなかを整理しながらしっかりパフォーマンスを発揮したいです。大会では自分たちが思い描いている通りの試合展開にならない場面も出てくると思います。そうしたときにバラバラになるのではなく、立ち返るところをしっかりと作ることが大事。開幕まで時間もないので、ピッチ内外でのコミュニケーションをより増やし、わからないこと、困ったことをクリアにして、一日一日をより濃いものにしていきたいです。

MF #6 齊藤未月 選手（湘南ベルマーレ）
暑い環境に順応するために汗をかいたり、身体も動いてくれていて、悪くないスタートです。サウジアラビアはAFC U-19選手権の準決勝で戦って、ピッチには立てませんでしたが、コテンパンにやられて何もできずに終わったイメージがあります。あのときは、実力的には日本より上かなと感じました。簡単な試合は一試合もないと森保監督も言っていますが、一試合目がキーになると思います。アジアのチャンピオンになってこそ世界チャンピオンになれると思いますし、日本が強いんだ、と見せられるいい場所だと思います。

MF #8 田中碧 選手（川崎フロンターレ）
ボランチは、目立たなくてもチームの中で大事なポジション。後ろからのボールをいかにつなぎ、タイミングよくいかに前にいいボールを渡せるか。（開幕まで）トレーニングの時間があるので、話し合いながら、声をかけあいながら詰めていきたいです。試合もたくさんできますし、一年を戦える心と身体を作っていきたいと思います。12月のE-1選手権で感じたこともあるので、（それを踏まえながら）クオリティを上げていきます。

MF #19 旗手怜央 選手（順天堂大）
いつもより給水や身体を冷やす時間をスタッフが取ってくれていますし、トレーニングに集中する環境を整えてくれていると感じています。チームとして優勝を目指しています。自分も少しでも貢献できるよう、得点、アシストという結果を残したいです。

スケジュール

※時間は現地時間です。
※スケジュールは都合により変更となる場合があります。

AFC U-23選手権タイ2020

大会期間：2020/1/8(水)～2020/1/26(日)
会場：タイ／Thammasat Stadium、Rajamangala Stadium、Tinsulanon Stadium、Buriram Stadium

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