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ビーチサッカー日本代表候補 ゴールへの姿勢をより意識したトレーニングを実施
2021年04月09日
8日(木)から始まったビーチサッカー日本代表候補の4月合宿は、初日から対人プレーを多く取り入れたものになりました。
常にゴールを意識し、縦に仕掛けるイメージとシュートへのチャレンジをより強調し、選手の意識も高まってきました。仕掛けがミスにつながった場合も、積極的なものに関しては、茂怜羅オズ監督が「OK、そのチャレンジを続けよう」とさらなるチャレンジを促していました。そしてシュートを打つだけでなく、決めることまで意識するよう指示を出していました。
1対1からのシュート練習では、守備側の意識も高くインテンシティの高い内容となりました。途中、雷雨により中断せざるを得ない状況にも、選手間で作戦ボードを用いて動きの確認を繰り返すなど、コミュニケーションをとる場面も多く見られました。夜のミーティングでは、前回のトレーニングキャンプでのシュートシーンを振り返り、練習で取り組んでいる部分が試合でも出ていることの確認と、単純ミスへの指摘が行われ、今回の合宿で意識する部分を茂怜羅オズ監督、田畑輝樹コーチが伝えました。
選手コメント
GK 道畑俊輔 選手(東京ヴェルディBS)
コロナ下の中、代表合宿が開催できていること、また日本代表の活動に招集してもらえたことに感謝しています。初招集のため、まずはこれまで代表活動で取り組んでいること、狙いなどを身につける必要があります。周りの選手、スタッフとコミュニケーションを取り、日本代表のマインドを早く理解したいと思います。合宿自体は3泊4日と短いので、一日一日を大切にし、常にチャレンジして頑張っていきます。
FP 坪谷亮太 選手(ソーマプライア沖縄)
8月のワールドカップに向けて、今は戦術、試合での個々のコンビネーションなどを確かめながらトレーニングしています。少しずつですが、監督の目指す戦術を試合で再現できていますし、チームの状況はいいと思います。自分としては海外選手との試合経験が少ないので、こういった合宿から海外選手の間合いであったり、パスの質にこだわりながらやっています。経験豊富なベテランの選手が多くいるので、気になったことはすぐ聞いて、コミュニケーションを積極的に取るように心がけています。コロナ下で活動が難しい中、こうして合宿ができていることに感謝し、チームの目標である世界一に向けてトレーニングしたいと思います。
FP 畑丈二 選手(ラソアペーゴ北九州)
コロナ下ではありますが合宿に招集され参加できること、合宿が行えることに感謝しています。チームはとても雰囲気もよく、世界一になるために、みんな一丸となって練習に取り組めていると思います。私自身、昨年10月の初招集から久々の代表活動でもあるので、チームで積み上げてきたものをしっかりと発揮して、残りの期間もしっかりコミュニケーションをとり、もっと成長できるように無駄のない合宿にしていきたいと思います。