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【Match Report】U-17日本代表 平和学習プログラムを経て大会第2戦に臨む

2022年08月11日

【Match Report】U-17日本代表 平和学習プログラムを経て大会第2戦に臨む

広島県で開催中の「HiFA 平和祈念 2022 Balcom BMW CUP 広島ユースサッカー」に参加しているU-17日本代表。活動期間中にあたる8月6日(土)は、77年前にこの広島市に原爆が投下された日ということもあり、活動初日のミーティングでも、この大会の趣旨や広島の歴史が選手たちにも伝えられ、6日の朝にはチーム全員で黙祷を捧げました。大会休息日の8月9日(火)には平和記念公園を訪れ、メキシコから参加しているクラブ・レオンと合同で献花を行った後、広島県サッカー協会の方の解説を聞きながら、2時間にわたり原爆ドームや資料館を見学しました。普段は非常に明るく笑いの絶えないU-17日本代表の選手たちですが、この時は原爆の悲惨な状況を目の当りにし、言葉を失っている様子でした。

翌10日は第2戦の広島県高校選抜戦に臨みます。前々日の第1試合から、ほとんどの選手を入れ替え、フレッシュな顔ぶれで試合に臨みます。前半は硬さが目立ち、なかなか良い形を作ることができず、拮抗した試合が続きます。それでも前半終了間際、大関友翔選手(川崎フロンターレU-18)のパスを受けた行友翔哉選手(愛媛FC U-18)が右足を振り抜き先制。少ないチャンスを生かし、1-0で前半を終えます。

後半は、広島県高校選抜にも中盤のコンビネーションからチャンスを作られますが、集中した守備でゴールを許さずに試合を進めると、55分には左サイドの行友選手のパスをゴール中央に走り込んだ郡司璃来選手(市立船橋高)が決めて追加点。その後も交代で入った直後の貴田遼河選手(名古屋グランパスU-18)がゴール前の混戦から最後は落ち着いて流し込み3点目を挙げると、終了間際には林奏太朗選手(サガン鳥栖U-18)がコーナーキックから得点し、4-0で勝利しました。

この試合で2戦2勝となったU-17日本代表。11日はクラブ・レオン(メキシコ)との最終戦に臨みます。

選手コメント

MF #15 大関友翔 敬称 選手(川崎フロンターレU-18)
今日は2試合目ということで、難しい試合になるとは思っていました。そんな中でチームとして無失点で勝利できたことはとてもプラスになると思います。個人としては、もっと得点に絡み、守備でも貢献できるように3試合目は意識してやっていきたいと思います。2連勝できていますが、優勝したわけではないので3試合目もしっかりと勝って優勝します。

MF #16 林奏太朗 選手(サガン鳥栖U-18)
1試合目に悔しくも出場することができなかったので、2試合目でなんとかいいパフォーマンスを出してアピールしようと思っていました。1ゴールを奪い、勝利に貢献できたことを、すごく嬉しく思います。3連勝して優勝といういい形で代表活動を終えられるように、チームの勝利に貢献できるよう頑張りたいです!

FW #10 貴田遼河 選手(名古屋グランパスU-18)
今日の試合は、第1試合で勝利したチーム同士の対戦で、優勝に向けて非常に大切な試合だと監督からも伝えられていました。自分はスタメンではなかったですが、チームとして無失点で終われたこと、4点取れたことは本当に良かったかなと思います。個人としては短い時間でも得点を取れたのは良かったですが、もっと細かい部分を突き詰めてやっていきます。残り1試合、絶対に勝って優勝します。

FW #13 行友翔哉 選手(愛媛FC U-18)
この2戦目に4-0で勝利できたことはとても嬉しいです。初戦と同様にチーム全員で良い雰囲気を作ってアップから取り組めたので良かったと思います。個人としては1得点1アシストという結果を残せたのは良かったですが、細部の課題が見えた試合になったので、もっとこだわっていきたいです。最終戦もチーム全員で勝って優勝して帰りたいです。

HiFA 平和祈念 2022 Balcom BMW CUP 広島ユースサッカー

大会期間:2022年8月8日(月)~2022年8月11日(木)
会場:広島/広島広域公園第一球技場

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