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バル・ド・マルヌU-16国際親善トーナメント2014 三上審判員 フランス対オランダ戦の主審を務める
2014年11月01日
バル・ド・マルヌU-16国際親善トーナメント2014 第2戦 フランスvs.オランダ
U-15日本代表のフランス遠征に帯同している三上正一郎審判員が、「バル・ド・マルヌU-16国際親善トーナメント2014」の第2戦、フランス対オランダ戦の主審を務めました。三上氏は、北海道出身の29歳。2010年に1級審判員の資格を習得後、JFAレフェリーカレッジを卒業。その後AFCのプロジェクトフューチャーレフェリーとしてアジア諸国で経験を積み、現在はJリーグ担当審判員として活動しています。この大会では、選手の強化のみならず、各国のレフェリーも参加しており、審判員の強化にも取り組んでいます。三上氏は、明日の「オランダ対ベルギー」の主審も務める予定です。
コメント
三上正一郎 審判員
初めて代表チームに帯同し、充実した環境の中で、充実した指導を受けている選手を正直羨ましく思います。日数が経つにつれて選手の変化を身近で感じています。私自身も指導者の方々の指導を横で観させていただき、選手達の成長を間近で感じると共に、「サッカー」という競技の理解が一層深まっています。帯同審判員という立場で参加させていただいていますが、普段なかなかこの様な長い時間の指導やトレーニングに関われる機会がない中で、大変ありがたい貴重な経験を積ませてもらっていると思っています。昨日はフランス対オランダ戦の主審を担当しました。U-15の年代ですが、球際の激しさ、相手へのアプローチスピード、勝ちにこだわる姿勢(試合全体はもちろん、1対1の局面で)が大人の競技者とほぼ変わりはありませんでした。技術的な未熟さや戦術理解の部分での未熟さはありますが、一国の代表として負けられない、絶対に勝つんだという気持ちが非常に良く伝わってきました。また、ファールを受けたり、力の強いコンタクトを受けてバランスを崩しても、ボールだけは絶対に離さないという意識や、コントロールを失っても再度奪いにいき相手ゴールへ向かおうとする推進力が強く感じられるため、アドバンテージを適用する場面が多かったです。私自身、フィールドの中で選手の動きやゲームの展開の見え方、または感じ方に少し変化が出てきています。いつ、どこで、どの様な場所を使うのか、選手の動きが今までよりもより早く正しく感じられるようになってきたと思います。今回の学びを残りの1試合で更に生かし、より良いゲームの運営に繋げたいと思います。また、その試合でも課題や改善点が出てくると思いますので、日本に持ち帰って自身の向上のために頑張りたいと思います。