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【Match Report】U-16日本代表 第2戦はコロンビアに惜敗
2022年12月17日
パラグアイで開催されている『Cuadrangular Internacional U17』に参加しているU-16日本代表は、12月16日に第2戦のU-17コロンビア代表戦に臨みました。
第1戦でチリに良い形で勝利している日本は良いイメージを持って第2戦に入ります。今回、選手20名で遠征に臨んでいるチームは、初戦からメンバーを入れ替え、総力戦で第2戦に臨みます。
立ち上がりは球際の激しさ、個人のスピードを全面に押し出すコロンビアを相手に、若干消極的なプレーが目立ち、試合の流れをつかむことができません。自陣でのパスミスからピンチを招くシーンもありますが、#12GK上林大誠選手(モンテディオ山形ユース)が好セーブを見せ、得点を許しません。日本も時間の経過とともに落ち着きを取り戻しボールが回り始めると、#6MF中島洋太朗選手(サンフレッチェ広島ユース)、#17MF高橋友矢選手(横浜FCユース)の両ボランチがリズムを作り、セットプレー等でチャンスを作るも、こちらも得点を奪えず、スコアレスのまま前半を終了します。
後半、63分に右サイドの#19DF斉藤秀輝選手(大宮アルディージャU18)のクロスに#15FW磯﨑麻玖選手(大宮アルディージャU18)が頭で合わせるも惜しくも枠を外れます。選手交代でフレッシュな選手を投入し得点を狙いに行く日本は、81分にロングボールを受けた#10MF望月耕平選手(横浜F・マリノスユース)がミドルシュートを放ちますが、惜しくもクロスバーを叩きます。試合は0-0のまま進みますが、後半アディショナルタイムに相手FWに裏に抜け出されると、飛び出したGK上林選手がセーブするも、そのプレーがファールの判定となりPKを与えてしまいます。PKをGK上林選手みずからストップするものの、こぼれ球を詰められて失点。第2戦は0-1で悔しい敗戦となりました。
この試合で大会成績は1勝1敗となりましたが、逆転優勝を目指し12月17日に地元U-17パラグアイ代表との最終戦に臨みます。
(*学年のずれによりU-17代表という表記だが同じ2006年生まれのチーム)
選手コメント
DF #3 永野修都 選手(FC東京U-18)
今日のコロンビア戦はリーグ戦で1位になるために、勝つことが重要になる一戦でした。前半はチーム全体が消極的で、ゴール前でもなかなか良い形が作れず、不完全燃焼の形で終わってしまいました。
後半からは気持ちをもう一度入れ直して臨み、前半では出せなかった良い崩しも出すことができたと思います。
ただ、チャンスは作れてもゴール前の精度の低さが目立ちました。守備ではチャンスを作られながらも、なんとか粘れていたのは良かったと思います。どちらに転んでもおかしくないゲーム展開の中で、最後に集中を欠いたのは大きな課題です。
今回はフィジカルに特徴がある相手に対して、まだまだ自分は足りないということを感じたので、残り1試合で得られることは全て吸収して有意義な大会にしたいと思います。
MF #8 杉浦駿吾 選手(名古屋グランパスU-18)
今日の試合は前半で自分達の強みや特長などを全く出せず面白味のない試合にしてしまったことで、思うような結果を出せなかったと思います。
試合開始から自分たちでボールを動かすような試合運びをしていたらまた違った結果になっていたと思います。後半はボールを保持してうまく前進したりと自分たちの強みを出せていたシーンが多くあり、自分達の時間帯が増えてきた中で仕留めきれずに、最後に南米らしい力強さの前に一瞬の隙をつかれてしまったと思います。
個人としてはもっとできることがあったと思いますし、より試合の流れを感じてプレーできれば自分がチームを救えたと思います。チームとしてあと1試合残っているので、よりいい結果と成長を求めて全員でやっていきたいと思います。
FW #15 磯﨑麻玖 選手(大宮アルディージャU18)
今回はコロンビアとの試合で、個の能力が非常に高いチームと戦えることをとても楽しみにしていました。試合前からチームの雰囲気は良かったのですが、試合が開始し、前半はなかなか自分たちのプレーができずにリズムを掴むことが出来ませんでした。後半はボランチを中心に上手くボールを動かしてくれて前半よりゲームを支配することができたと思います。自分のプレーを振り返ると、簡単なボールロストが多かったり決定機があった中でゴールを決めることができなかったり、チームに迷惑をかけた部分がありました。FWという立場なのでチームを勝たせることが出来なくてとても悔しく思います。
幸いにもまだ1試合残っているので、自分のゴールで試合を決めるつもりで頑張りたいです。
Cuadrangular Internacional U17
大会期間:2022年12月13日(火)~2022年12月17日(土)