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【Match Report】U-16日本代表 Mirabror Usmanov Cup初戦を勝利で飾る
2022年08月24日
ウズベキスタンのタシケントで行われている親善大会『Mirabror Usmanov Memorial Cup 2022』に参加しているU-16日本代表は、8月23日(火)に迎えた初戦でU-16タジキスタン代表と対戦しました。
10月にヨルダンで行われるAFC U-17アジアカップ予選に向けて、最後の活動となる今回の遠征は、ウズベキスタン、タジキスタン、イランといった中央アジアの強豪国が出場する大会に参加しています。
試合は16:00キックオフでしたが、強い日差しと暑さの残る中での試合となりました。試合は日本が序盤からペースを握り、コーナーキックやクロスから決定機を作りますが決めきることができません。その後は、日本とは異なるピッチコンディションの影響からか、単純なパスミスからボールを失う場面が目立ち相手ゴールに迫ることができず、前半を0-0で終えます。
ハーフタイムで、森山佳郎監督からゴールに向かう意識とチャレンジを求められた選手たちは、後半からより積極的なプレーで相手ゴールを目指すと、59分に左サイドからのクロスにゴール前に走り込んだ杉浦駿吾選手(名古屋グランパスU-18)が豪快に合わせて先制。その後も疲労が見えてきた相手に何度もチャンスを作ります。試合終了間際には前線のプレスからボールを奪い、木吹翔太選手(サンフレッチェ広島FCユース)が相手DF3人を冷静にドリブルでかわして追加点を決め、2-0で試合を終えました。
U-16日本代表は大会2日目の25日(木)にU-16ウズベキスタン代表と、大会最終日の27日(土)にU-16イラン代表と対戦します。
選手コメント
GK #1 後藤亘 選手(FC東京U-18)
昨日の試合はアジア予選を想定した試合で、選手それぞれが同じ緊張感の中で試合に挑めたと思います。
前半は繋ぐ意識が強くゴール前の大胆さが欠けていた部分が多く、引いた相手に苦戦した部分がありました。後半はゴール前の精度が上がり、勝利することが出来ました。しかし、でこぼこしたグラウンドでミスが出て、ショートカウンターや自陣ゴール付近での危ないパスなどが目立ったので、残りの2試合、チーム全員で改善していきたいと思います。
MF #7 杉浦駿吾 選手(名古屋グランパスU-18)
今回初めて4-3-3をやって前半はなかなか自分達のプレーが出せずにピンチを招いてしまった場面が多くありましたがハーフタイムに修正して後半は少しずつ良くなっていき、結果として勝つことができたと思います。ゴールの場面は逆サイドにある時はとにかくペナルティエリア内に入っていこうと意識していたので、そこに入っていけたことに成果を感じました。
戦い方の幅を広げるというテーマで今回の遠征を行っています。よりチーム全体で意見をぶつけ合うこと、もっとタフに闘うこと、あと2試合残っていますがもっと成長しないといけないと感じた1試合目だったので残りの試合も成長しながら勝てるようにやっていきたいと思います。
FW #18 木吹翔太 選手(サンフレッチェ広島ユース)
タジキスタン戦が今回の大会の初戦ということで、選手達がコミュニケーションをたくさん取り細かいことを共有することができ、全員が良い準備をして2-0で勝利することができたので嬉しいです。途中からFWとして出場し、決めることが仕事だと思うので2点目を決めることができて良かったです。残りの2試合も勝って優勝して大会を締めくくりたいです。
Mirabror Usmanov Memorial Cup 2022 ~ウズベキスタン遠征~
大会日程:2022年8月23日(火)~2022年8月27日(土)