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U-17日本代表 第21回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント マッチレポート vsU-17ハンガリー代表
2014年08月24日
U-17日本代表 第21回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント
5位6位決定戦 vs U-17ハンガリー代表
2014年8月23日(土) 11:00 キックオフ 90分(45分ハーフ)
STARE MESTO(チェコ/ズリーン)
U-17ハンガリー代表 0-3(前半0-1、後半0-2)U-17日本代表
得点
27分 杉森考起(U-17日本代表)
76分 浦田樹(PK)(U-17日本代表)
84分 岸本武流(U-17日本代表)
スタ―ティングメンバー
GK:小島亨介
DF:野田裕喜、山川哲史、町田浩樹、浦田樹
MF:髙木彰人、鈴木徳真、坂井大将、杉森考起
FW:岸本武流、加藤陸次樹
サブメンバー
GK:阿部航斗
DF:村松航太
MF:サイゴダード、久保田和音、長沼洋一、井上潮音
FW:小林颯
交代
59分 加藤陸次樹 → 小林颯
64分 杉森考起 → 長沼洋一
78分 浦田樹 → 井上潮音
82分 髙木彰人 → サイゴダード
マッチレポート
U-17ハンガリー代表との5/6位決定戦。
試合内容にこだわり、今大会初勝利を目指す日本は、試合開始からハンガリー陣内でボールを動かし攻撃を仕掛け、守備も前線からプレッシャーをかけて高い位置でボールを奪い、シュートで終わる形を作ります。すると27分、左サイドの高い位置で奪ったボールを中央に展開し、そこでボールを受けた鈴木選手が右サイドにさらに展開すると、この試合で右サイドバックに入った野田選手が速いクロスボールをゴール中央に蹴り込み、最後は杉森選手がシュートを決めて日本が先制します。
先制した日本はその後も攻撃のチャンスを作り、加藤選手、岸本選手がゴール前でシュートを打ちますが追加点を奪うことができません。そして40分以降は相手に攻撃する時間を与えてしまいますが、守備陣がシュートを打たせる前にブロックし無失点で前半終了。日本が1点リードで後半を迎えます。
後半の立ち上がりは、ハンガリーの攻撃に対して日本が守備にまわる展開となり、ボールを奪ってもミスから相手にボールを渡してしまい、ディフェンスラインのポジション修正も遅れシュートを打たれる場面を作ってしまいます。しかしこの日の日本は辛い時間帯をチーム全員で耐えることができ、次第に日本のリズムでボールを動かせるようになります。すると76分、左サイドから攻撃を仕掛け、岸本選手がドリブル突破でペナルティエリアに侵入すると、相手ディフェンダーのファウルを誘いペナルティキックを獲得。これを浦田選手が冷静に決めて2点差とします。続く84分には再び左サイドの高い位置でボールを奪った町田選手が、ゴール前にいた岸本選手にパス。これを岸本選手が相手ゴールキーパーの状況を見ながら落ち着いてシュートを決めて3-0とし、試合はこのまま終了。日本は辛い時間帯を何とか耐えしのぎ、追加点を挙げて今大会初勝利を収めました。
U-17日本代表としての活動は、今年はこの遠征が最後となる予定です。しかし来年にはAFC U-19選手権2016予選に向け代表活動が本格的に始まりますので、選手たちは今回の経験を活かし所属クラブで今後も活動を続けていきます。
22日午後のフリーな時間を利用し市内観光をし、船上で集合写真を撮影しました。
選手コメント
内山篤 監督
今日の前半は、前線から連動した守備ができ、良い攻撃の流れから得点を奪うことができました。しかし、得点後の前半終盤および後半開始直後の時間帯は、ミスが目立ちディフェンスラインのカバーリングなどのポジションチェンジが遅く、相手に攻め込まれてしまう時間を作ってしまいました。試合の中でポジショニングを修正し、ピンチの時間をなんとか無失点で乗り切ることができ、日本がボールを再び保持し攻撃する機会を作ることができたので追加点を挙げることができました。今大会では、試合を重ねるごとに対戦相手の特徴やピッチ状況を知り、どのようなプレーをしなければいけないかということを、少しずつですが選手たちは考えてプレーできるようになりました。この経験を所属クラブまたは次の代表活動でも活かしてほしいと思います。
坂井大将 選手(大分トリニータU-18)
SBSカップからチェコ遠征の約2週間、結果は残念でしたが僕自身、1つ上の人達とプレーできたことや、ヨーロッパのチームと試合ができたことで、たくさん良い経験ができました。その中でも、上手くいったこと上手くいかなかったことがあったので、上手くいったことはより精度を上げれるように、上手くいかなかったことはなぜ上手くいかなかったのか考え今後、日々の練習から取り組んでいきたいです。
井上潮音 選手(東京ヴェルディユース)
今回チェコに来れたことに嬉しい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。この遠征ではスロバキア、ウクライナ、ハンガリーという大きな体を活かしたサッカーをしてくる相手と戦いました。その中で、相手の良さを消して自分たちの良さを出すことが出来ず悔しいです。今回出た課題を普段の練習から取り組んでいきたいと思います。
久保田和音 選手(大阪桐蔭高校)
今回のチェコ遠征では、「クリエイティブで攻撃的なサッカー」をコンセプトとしてやってきて、チームとしては、グループステージで2敗してしまいましたが、順位決定戦では勝つことができました。個人としては、もっと多くの判断材料を持ち、その中で的確な判断ができるように身体の向き、ボールを持っていない時の(動きの)質などをもっと良くしていかないといけないと思いました。代表で学んだことをこれからも活かし、次の代表にも声がかかるようにもっと成長していきたいです。
加藤陸次樹 選手(サンフレッチェ広島F.C ユース)
このチェコ遠征ではたくさんの事を学ぶことができました。日本で通用する部分がほとんど通用しませんでした。チームとして2試合負けてしまい優勝できなかったことはとても残念に思います。個人としてはもっとゴールを決めるという貪欲さが課題だと思います。この課題をチームに帰って取り組んでいきたいと思います。
スケジュール
第21回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント | ||
---|---|---|
8月20日(水) | 1 - 2 | 対 U-17スロバキア代表(ナパイェドラ) |
8月21日(木) | 1 - 4 | 対 U-17ウクライナ代表 (クロメルジーシュ) |
8月23日(土) | 3 - 0 | 5位6位決定戦 対 U-17ハンガリー代表 |
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