第11回国際ユーストーナメント（U‐17）Inミンスク2015　グループリーグ第2戦
2015年1月20日(火)    キックオフ18:30    試合時間 80分（40分ﾊｰﾌ）
Football Covered Arena Minsk(ベラルーシ/ミンスク)

日本代表   1-0(前半1-0、後半0-0)   リトアニア代表

得点
20分   高橋利樹 (日本)

スターティングメンバー
GK：脇野敦至
DF：田中康介、冨安健洋、崎村丞祐、常本圭吾
MF：服部剛大、伊藤洋輝、梶山幹太、高橋利樹
FW：菅大輝、永澤竜亮

サブメンバー
GK：千田奎斗
DF：阿部雅志、田中陸
MF：渡辺皓太、齊藤未月
FW：岩崎悠人

交代
51分　伊藤洋輝 → 渡辺皓太
59分　菅大輝 → 岩崎悠人
61分　永澤竜亮 → 齊藤未月
65分　服部剛大 → 田中陸
75分　梶山幹太 → 阿部雅志

登録外メンバー
DF：森岡陸

マッチレポート

初戦のフィンランド戦から先発を7人入れ替えて臨んだリトアニア戦。

4トップ気味の布陣を敷き、前からハイプレッシャーをかけてくる相手に対し、立ち上がりこそ押し込まれる時間があったものの、15分過ぎから徐々にゲームを支配するようになります。中盤の細かなパスワークで相手の固い守備をかいくぐり徐々にゴールの匂いがしてきた20分、左サイドの常本選手からサイドチェンジを受けた服部選手がドリブルで仕掛けて相手を抜き去り、中央にいた永澤選手にクロスボールを送ります。それを永澤選手がしっかりと相手を引き付け、落としたボールを高橋選手が冷静にゴール右隅に流し込み先制に成功します。

この日17歳の誕生日を迎え高橋選手は、自らのゴールで花を添え、喜びを爆発させていました。ハーフタイムには「良い感じでパスは回ってる。しかし相手のブロックを崩すには、各駅停車のパスでは難しい。一つ飛ばすとかダイレクトのパスを織り交ぜて最後のフィニッシュに持って行こう」と森山監督はアドバイスを送り選手を送り出しました。

しかしながら後半は10本のシュート放つも追加点が奪えずこのまま1-0で試合終了。堅守は光ったものの、第1戦に続き決定力に欠く試合となりました。明日のロシア戦は共に「勝点6」を獲得しているチーム同士の対戦となります。得失点差の関係で1位グループのリーグに行くには「勝利」が条件となります。

監督・選手コメント

森山佳郎 監督
初戦に続き、守備の集中を切らすことなく相手に決定機を与えず1-0で手堅く勝てたことは評価できると思います。しかし、昨日のトレーニングでも取り組んだ「ゴール前のクオリティー」という課題については、まだまだ不満が残る内容となりました。ゴール前を固めた相手の守備に対して、隙を作る動きや仕掛けが、フィニッシュのところで活かされなかったことが原因です。出し手と受けてのタイミングを合わせることは次の試合ではもっと要求されます。次のロシア戦は、この2戦と同様に試合の入り方に注意し、選手の経験値を少しでも上げるためにも、勝利して1位グループのリーグに駒を進めたいと思います。

常本圭吾 選手（横浜F・マリノスユース）
1試合目に出場がなかったので、少し緊張はしましたがコンディションも良く上手く試合に入れました。自分の特徴である声で、チームを引っ張ることとハードワークができて、勝利に貢献できて良かったです。また、オフのところでは、怪我や体調不良の選手達をみんなでサポートしており、チームになってきていると思います。次の試合は勝利が必要条件なので、日本の特徴を前面に出して、チームのみんなと力を合わせて1位リーグ進出を果たしたいです。

菅大輝 選手（コンサドーレ札幌U-18）
1試合目より上手くいった場面は多かったです。これは個人個人がゴールに向かう姿勢を強く持ち、仕掛けが多くなったことが要因だと思っています。課題は予測スピードや切り替えが遅くボールに厳しく行けなかったことなので、明日の試合では修正したいです。明日は1位グループのリーグ進出をかけた試合でとても大事な試合です。日本の良さを出して相手をヘトヘトにするくらいボールを動かし、内容でも圧倒して勝ちたいです。

高橋利樹 選手（埼玉栄高校）
永澤選手から良いボールが来たので流しこむだけでしたが、誕生日にゴールを決めれてとても嬉しかったです。ドリブルで仕掛けることが良かったですが、ドリブルの質・受ける位置・タイミングの修正は必要だと思います。今の結果では満足していないので、自分の良さを出してもっと勝負していきたいと思います。

スケジュール

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※時間は全て現地時間

第11回国際ユーストーナメント（U‐17）In ミンスク2015 参加国
グループＡ：ベラルーシ、チェコ、中国、モルドバ
グループＢ：ロシア、フィンランド、日本、リトアニア
グループＣ：ウクライナ、グルジア、イラン、ラトビア