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U-17日本代表

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ニュース

U-17日本代表 平和祈念大会、2連勝で最終戦へ

2021年08月11日

U-17日本代表 平和祈念大会、2連勝で最終戦へ

8月10日(火)、U-17日本代表が参加しているHiFA 平和祈念 2021 Balcom BMW CUP 広島ユースサッカー大会は2日前を迎え、U-17日本代表は広島県高校選抜U-18と対戦し、2-0で勝利し、2連勝を飾りました。前日と異なり気温がまだ下がらない中試合はスタート。初戦の勢いそのままに日本が積極的にゴールへ向かいます。早速4分、MF下田栄祐選手がクロスバーを直撃するロングシュートを放つと、7分には、MF越道草太選手が左サイドを鋭く駆け上がり、絶好のクロスを上げますが、FW南野遥海選手のシュートは相手GKのファインセーブに合います。その後も、CBを努めた坂井駿也選手、DF杉田隼選手が安定した守備を見せコントロールしてくと、26分、CKを獲得。一度は相手DFにクリアされるものの、何とか拾い、左サイドから杉田選手が柔らかいクロスを上げると、南野選手がヘディングでしっかり合わせ先制点を奪います。その後、相手にGKとDFの間にボールを落とされ、あやわのシーンを作られますが、シュート外れ助かります。すると、36分再びCKから、坂井選手の正確なクロスを杉田選手がヘディングで合わせ、相手DFに当たりながらゴールに吸い込まれ、2点目を奪います。

後半も序盤は日本が前半の流れのまま押し込みます。41分、越道選手からの中央へのパスを受けた南野選手のパスは相手GKに防がれ、47分もFKにてボールを受けたMF廣井蘭人選手が相手を1人交わして強烈なシュートを放ちますが、再び相手GKのファインセーブに合います。その後も日本の流れが続くと思われましたが、疲れが見え始めたのか、なかなかリズムを掴めません。相手の体を張ったDFに苦戦し、相手にボールをすぐに渡してしまう場面も増えます。しかし、飲水タイムを経て、大幅にメンバーを変えた日本は怒涛に攻め込みます。特に、国体予選の影響にて途中合流した、MF安藤阿雄依選手、DF石川晴大選手が両サイドを駆け上がりチャンスを演出。70分には、CKからDF寺阪尚悟選手がフリーでヘディングを合わせますが相手GKに防がれ、75分には、安藤選手が必死に右サイドからクロスを上げたボールが流れ、左サイドで再び繋ぎ、石川選手のクロスをMF北野颯太選手がフリーで合わせますが、相手GKに再びファインセーブに合います。攻め込むもなかなか追加点を奪えなかった日本ですが、試合はそのまま2-0で終了。2連勝を飾り、明日11日(水)優勝を掛けてサンフレッチェ広島ユースと対戦します。

選手コメント

DF #02 石川晴大 選手(清水エスパルスユース)
今回の活動に選ばれて非常に嬉しいです。また、コロナ禍で大会ができるというのも当たり前ではない中、プレーができていることに感謝し全力で取り組んで楽しもうと思いました。国体予選もあり、途中からの合流となりました。大会2戦目の広島県高校選抜U-18との対戦では、優勝を目指すなかで絶対に負けるわけにはいかない試合となりました。結果は、2対0で勝ち嬉しい気持ちです。ですが、自分自身、まだまだ攻撃参加が足りないと思うし、全員で追い込んでいるときの守備の弱さや攻めているときのリスク管理の面では大きく改善すべき点が多くあるなと感じました。
明日は最後の試合です。個人では改善すべき点をしっかり意識して取り組み、勝って優勝することにこだわりたいと思います。

DF #04 杉田隼 選手(横浜FCユース)
まず初めにコロナ禍で大変な中この大会に日本代表として参加出来て嬉しく思うと共に、開催に尽力して頂いた関係者の方々に感謝しています。昨年のSBSカップドリームユースサッカー大会では一勝も出来ず、悔しい思いがありました。その為このHiFA 平和祈念 2021 Balcom BMW CUP 広島ユースサッカー大会では必ず勝つという高いモチベーションで参加出来ています。非常に大事な初戦は苦しい時間帯もありましたが、チーム全体で意思統一できており最後まで集中してクリーンシートで試合を終えることが出来ました。本日二戦目である広島県選抜では、勝った次の試合ということで油断しないことをチームの共通認識として持って試合に臨みました。試合では決定機は多く作り出せてはいたものの決めきれることができませんでした。ですが、焦らずチーム全体で自分たちの時間を作っていくことを意識して先制点が取れたので良かったと思います。その後も何度かビルドアップミスなどで危ない場面はありましたが、自分たちがボールを握って試合を優位に進められていたので良かったと思います。ただビルドアップでの正確性がこの試合で出た課題なので、改善して最終戦に臨みたいと思います。最終戦であるサンフレッチェ広島ユースとの試合では、難しい試合となると思いますが、チームでまとまりチーム一丸となって勝利を目指して最後まで全力で戦います。優勝してチームとして成長すると共に、個人としても成長して所属チームに帰れるようにしたいと思います。

MF #05 坂井駿也 選手(サガン鳥栖U-18)
この大会に参加してみて、久しぶりの大会でほんとにワクワクしていました。参加チーム全て強豪チームで、難しい戦いになるのは想定内でしたがそれでもチームが一つになって戦えていることはとても良いかなと思います。初戦はサガン鳥栖U-18ということもあり、自分自身絶対負けたくない相手でした。この試合は球際の戦いになると思っていたので、そこで必ず勝って自分たちのペースにしようと思っていたのですが、あまり上手くいかず後半相手にペースを握られたのは課題かなと思います。今日の広島県高校選抜U-18戦ではいつもプレーしないCBをしたのですが、役割を果たすことが出来たかなと思います。チームとしてもしっかり勝ちをとることが出来たので良かったです。本日サガン鳥栖U-18とサンフレッチェ広島ユースの試合を観戦しましたは、最終戦はほんとに厳しい戦いになると思うし、チーム全員が一つになって戦わないと絶対に勝てないので集中して試合に臨み勝ちを取りに行きます。

MF #07 北野颯太 選手(セレッソ大阪U-18)
まずはこの年代を代表して戦えることを嬉しく思います。そしてこのコロナ禍の中、真剣勝負の場を与えてくれた運営の方々に感謝したいです。本日は、広島県高校選抜U-18との試合でした。途中交代だったので前半は外から試合を見て相手の特徴や、どこが空いているかなど、自分が入った時のイメージをしながら、入ったら試合を決められるような準備をしていました。試合に入って相手の嫌なところでボールを受けながらチャンスを作れたのは良かったですが、最後のシュートの質が低く得点を奪えなかったのが課題として残りました。しかし、チームは最後まで気を抜かず戦いきり勝利して、2連勝で明日の試合を迎えられるのは良かったです。最終戦は勝てば優勝が決まる試合ですので、まずはチーム一丸となって戦い抜くことが大事です。その中で今日の試合で残った課題である決めきるというところにこだわって、勝って優勝したいと思います。

FW #09 南野遥海 選手(ガンバ大阪ユース)
コロナ禍で海外遠征など多くの大会が中止になっている中、この様な素晴らしい大会を開催してくださったスポンサーの方、広島県サッカー協会の方、運営の皆様に大変感謝しています。昨年のSBSカップドリームユースサッカー大会では、得点が取れず負けてしまってとても悔しい思いをしました。今回は自分が試合を勝たせるという気持ちで参加しました。サガン鳥栖U-18との試合ではベンチスタートでスタートメンバーとして出場したかったですが、ベンチだと分かった瞬間から切り替えて、得点することを考えました。難しい時間帯に交代出場して、劣勢の中で、なんとか得点することができ2-0で勝ちました。そして今日の広島県高校選抜U-18との試合でも、なかなかゴールに迫るも、得点を奪えず、少し厳しい展開でしたがDF杉田選手からのいいクロスから先制点を取ることができました。少しずつチームの課題であるボールを奪った後の攻撃の迫力、守備のセカンドボールの回収が出来てきているので、明日はもっと改善して、個人としては3試合連続得点できるように準備したいです。サンフレッチェ広島ユースに勝って優勝します。

HiFA 平和祈念 2021 Balcom BMW CUP 広島ユースサッカー

日程:8月8日(日)~8月11日(水)
会場:広島/広島広域公園第一球技場

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