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U-17日本女子代表、インドで行われるFIFA U-17女子ワールドカップに向けたメンバー21人を発表
2022年09月10日
日本サッカー協会(JFA)は9日(金)、FIFA U-17女子ワールドカップ インド2022に臨むU-17日本女子代表メンバー21人を発表し、佐々木則夫JFA女子委員長と、U-17日本女子代表の狩野倫久監督がJFAハウスで記者会見に臨みました。
狩野監督は、21人のメンバー選考のポイントとして「技術、戦術、フィジカルだけでなく、チームに何をもたらすことができるか」を挙げ、選手には「自身のストロングポイントをチームに還元し、明るくチャレンジできること」を要求しています。
今大会に臨む21人中20人は、8月23日(火)から9月2日(金)まで行われたフランス遠征に参加した選手となりました。ポジション別では、FW登録の選手が最も多くなりました。高体連チームから参加している久保田真生選手、高岡澪選手、辻澤亜唯選手(以上藤枝順心高校)、欧州遠征不参加で唯一メンバー入りした樋渡百花選手と松永未夢選手(以上日テレ・東京ヴェルディメニーナ)、白垣うの選手(セレッソ大阪堺レディース)、板村真央選手(JFAアカデミー福島)の7人です。
チームの立ち上げから、点をとれるストライカー候補を多めに招集してきた指揮官は「なでしこジャパンにつながるストライカーの育成もポイント。その可能性のある選手を呼んできたつもりです」。複数ポジションをこなせる選手も多く、その起用方法も含めて興味は尽きません。
4年ぶりに開催されるFIFA U-17女子ワールドカップは、コロナ禍で中止された2年前の開催予定地・インドを舞台に行われます。アジア予選はコロナ禍で中止となり、2019年のAFC U-16女子選手権優勝の実績で、日本の今大会出場が決定しました。3年前、狩野監督とともに出場権を勝ち取っていた先輩たちへの感謝を表す意味でも、本大会の活躍が期待されます。
大会の開幕は来月11日で、翌12日の日本時間23時半に行われるタンザニア戦から、世界の頂点を目指す戦いが始まります。
コメント
佐々木則夫 JFA女子委員長
狩野監督とU-17日本女子代表は、新型コロナウイルスの状況下で、さまざまな創意工夫と準備をしながら、活動をやってきてくれました。先日のフランス遠征でも、しっかりとコロナ対策を積んで、海外渡航の準備もしてもらい、勝利に結びつけてくれました。(前哨戦の好結果に慢心することなく)気を引き締めて、U-17女子ワールドカップでも、先日のU-20日本女子代表に続いてファイナルゲームへ。そして優勝を勝ち取ってほしいと願っています。
狩野倫久 監督(U-17日本女子代表)
U-17女子ワールドカップに参加できることをうれしく思いますし、選手たちも楽しみにしています。私たちU-17日本女子代表は、アグレッシブで攻撃的なプレッシングサッカーをインドで展開し、思い切ったチャレンジをするサッカーを見せたいと思っています。この年代の選手たちは、コロナウイルスの影響で学校が休校になったり、体育祭や修学旅行などが中止になったりした学年です。選手たちが大好きなサッカーで、大きな世界大会に向かえる喜びを、ピッチで表現できるような大会にしたいと思っています。
FIFA U-17女子ワールドカップ インド2022
大会期間:2022年10月11日(火)~10月30日(日)
グループステージ
第1戦 10月12日(水) 20:00[現地時間] vs U-17タンザニア女子代表
第2戦 10月15日(土) 20:00[現地時間] vs U-17カナダ女子代表
第3戦 10月18日(火) 20:00[現地時間] vs U-17フランス女子代表
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