トレーニングキャンプ最終日となった28日は、紅白戦を実施。紅白戦の前にはミーティングを行い、内山監督が今回のキャンプで行ってきたことを再度選手に説明してからピッチに送り出しました。

紅白戦は両チームとも迫力のあるプレーをし、互いにボールを簡単には譲らない状況で、今キャンプで取り組んできたトレーニングの成果がゲームの中で数多く表現されていました。また前日の日本代表戦をスタジアムで観戦したことも影響したのか、ゴールを奪いにいく姿勢が強く見られ、選手間のコミュニケーションもとても積極的に行われていました。試合は終了間際にゴールが生まれ2－2で終了。最後まで良い雰囲気の中でトレーニングが行われ、5日間のトレーニングキャンプを終えました。

選手コメント

岸本武流 選手（セレッソ大阪U-18）
紅白戦前半はもう一人のフォワードとの距離が遠く、うまく連携が取れませんでしたが、後半は徐々に位置関係がうまくいき、一人は飛び出し、もう一人は受けにいって中盤でボールを回すことができたと思います。今回のキャンプは日本代表の試合も観戦でき、とても勉強になりました。今後もチームに戻って頑張ります。

長沼洋一 選手（サンフレッチェ広島ユース）
今回のキャンプのテーマは、トレーニングやトレーニングマッチを通して、チームでやりたいこと、やらなければいけないことを、みんなで共有することでした。初招集メンバーも昨年から呼ばれているメンバーも、いいイメージの共有がしっかりできたので良かったと思います。また日本代表vsチュニジア代表戦を観戦することができました。自分達もあのピッチに立てるように日々努力して頑張ります。

藤谷壮 選手（ヴィッセル神戸U-18）
今回のキャンプで、コンビネーションや守備の連動などチーム戦術の理解を深めることができたと思います。今日の11対11でも、練習でやってきたことを意識してプレーできていたと思います。まだまだ単純なミスが多いですが、キャンプを重ね、ミスの少ないサッカーを全員で目指していきたいです。

中山雄太 選手（柏レイソル）
5日間の代表キャンプは充実した日々を送ることができました。チームとしてやっていきたいことを全体で意識し、形に少しずつなってきたと思います。しかし、攻撃でも守備でも完璧なものは無いので、より高いものに出来るようにしていきたいです。個人として突き詰めるものはたくさんあるので、ひとつずつ丁寧に改善していきたいです。アジア一次予選まで時間は多くないですが、その中で自分自身が成長していけるように日々努力していきたいと思います。

佐々木匠 選手（ベガルタ仙台ユース）
短い期間の中で多くコミュニケーションをとることができ、よい雰囲気で過ごすことができました。また多くの課題を見つけることができました。プロチームと試合をすると、オンの精度が低くなり、単純なミスが増えカウンターを受ける場面が多くありました。それは技術面だけでなく良いポジションをとれていないからだと思うので、もっと頭を柔軟にしてこれから練習していきたいです。アジア一次予選まで活動日数は限られていますが、少しでもチーム力になれるよう自分自身が成長していきたいです。

スケジュール

今後の予定