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JFAエリートプログラム女子U-14 男子中学生との練習試合でキャンプを締めくくる

2016年03月30日

JFAエリートプログラム女子U-14 男子中学生との練習試合でキャンプを締めくくる

今回のJFAエリートプログラム女子U-14のトレーニングキャンプは3月28日(月)、あっという間に最終日を迎えました。この日は狩野倫久ナショナルトレセンコーチが指導しているSAGAWA SHIGA FC Jr Youthとの練習試合を行いました。相手はU-14とU-15の選手が所属し、体格やスピードが勝る相手との対戦となりましたが、全員がこの4日間の活動の集大成にしようという姿勢が観られた試合となりました。

この年代の次の活動は、5月に中国・北京で行われるAFC U-14ガールズ地域選手権2016となります。すでにグループリーグでは中国、韓国、北マリアナ諸島との対戦が決まっており、この年代での国際大会の貴重な経験の場となる活動です。

コーチコメント

淀川知治 ナショナルトレセンコーチ(女子/関東担当)
初めての参加、久しぶりの参加、継続的に参加している様々な25名での活動スタートしました。当初は緊張感が強く伝わる雰囲気で、これまでの活動の中でもそれがほぐれるのに一番時間がかかったように思われました。最初のミーティングでこの年代のテーマとして「気づく!」「サッカーとは?」を掲げ、サッカーの原点の見直しを図りながら攻撃守備の原則を再確認して活動をスタートしました。

4日間の活動での成果としては、(1)サッカー原則を考えながらの取り組みを行うことができた、(2)活動を通じて攻撃では突破・仕掛け、守備では遅らせる・1stDFの意識に変化が生まれた、(3)トレーニングマッチでは県内トップレベルのチームとの対戦でプレーの速さ、リーチの長さ、技術戦術的に優れた対戦相手とのゲームを体験できたことが挙げられます。課題としては、(1)基本のテクニックの質の向上、(2)パスの角度、強さ、タイミング、(3)動きながらのコントロール、(4)守備ではオフのポジショニングがありました。緊張や若干のよそよそしさから始まったキャンプではありましたが、合宿地の素晴らしい環境の中、最終的には参加選手25名全員でチームを作り上げようとする雰囲気を感じられたことは選手達の取り組みの成果だと思います。

選手コメント

木下桃香 選手(日テレ・メニーナ)
最終日は練習試合で男子チームと対戦しました。3日間の練習の成果を発揮できるよう頑張りました。その中でも良かった点は、チーム全員で男子相手にボールを奪うという意識が高く持て、粘り強いディフェンスができたことです。一方で課題もありました。一つ一つのプレーの質があまり高くなく、パスやコントロールのミスが目立ってしまったことです。技術面のミスはこれからの練習で質を上げ、改善していけるようにしていきたいです。

葛西由依 選手(SHRINE LFC)
男子と試合をして私が思ったことは、やっぱり自分はまだまだであるということです。基本的な技術や体力だけではなく、周りの状況を見ることができていないことが多く、チャンスがあったのにパスを出せなかったり、ボールを取られそうになっていました。しかし良い所もあったのでよかったです。今回のエリートキャンプで学んだことや、自分で足りないと思った部分をチームのトレーニングに活かしていきたいです。また、チームメイトや県の人にプレーでこの経験を伝えられるように頑張りたいです。

高良琴音 選手(ヴィクサーレ沖縄フットボールクラブ・ナビィータ)
4日間のエリートプログラムを終えていろいろなことを学ぶことができました。自分の改善点や、自分のできたこと、自分の考え方を改めて感じることができました。まず改善すべき点は、プレーの球際の部分です。相手へのプレッシャーが遅く、球際に強く行くことができなかったのが原因でシュートをたくさん打たれてしまいました。この部分は今後の練習で一番力を入れようと思います。自分から見てできたと思うところは、攻守の切り替えの速さです。ボールを奪ったら前へ、ボールを奪われたらすぐにディフェンスへ、この2つの切り替えの速さが良かったと思います。自分の成果と課題だけでなく、チームとしての改善点もたくさん見つかりました。一番の課題は基本的なパスやコントロールといったテクニックです。これは個人で意識すれば日常のトレーニングで改善できるので、基本をしっかりと身につけていきたいです。今回のトレーニングキャンプは、今後のために多く持ち帰ることがあった充実したキャンプになったと思います。

河岸笑花 選手(セレッソ大阪堺ガールズ)
今回のトレーニングキャンプでは、私は球際に強くすることと、パススピードを速くすることを意識してトレーニングに取り組みました。最後の男子チームとの練習試合で良かったところは粘り強く守備ができたことと、ワンタッチプレーで相手を外すことができたことです。一方で悪かったところは、ビルドアップがうまく行かなかったところと、得点を決められなかったことです。自分たちより身体が大きくスピードが速い相手でも、しっかりとボールを繋ぎ得点を決められるように、日々努力していきたいです。

スケジュール

3月25日(金) PM トレーニング                    
3月26日(土) AM/PM トレーニング
3月27日(日) AM/PM トレーニング
3月28日(月) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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