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SAMURAI BLUE、4選手がチーム合流、練習も本格化
2018年09月05日
キリンチャレンジカップ2018のチリ代表戦(9月7日、札幌)とコスタリカ戦(11日、大阪)へ向けて札幌で調整中のSAMURAI BLUE(日本代表)は、合宿2日目の9月4日(月)、リーグ日程の都合で到着が遅れていた4選手がチームに合流して23人全員が揃い、本格的な練習もスタートしました。
台風の影響で強い風が吹き付ける札幌厚別公園陸上競技場で夕方から練習したチームは、練習開始前に森保一監督が、球際や相手との競り合いの重要性を選手たちに伝えて始まりました。
ダッシュやパスの角度を意識したパス交換などを行った後、選手たちは8対8の対人練習では狭いエリアでGKとフリーマンを置いて、相手へのプレスのかけ方や素早い攻守の切り替えに取り組みました。指揮官は、時折プレーを止めながら身振り手振りでボールの出し方や体の動かし方を示し、その後行ったクロスからのシュート練習では、監督自らが相手DFのポジションに入りながら選手の動きをチェック。さらに、ハーフコートでの8対8のミニゲームでは、プレーを止めて動き方の確認を促すなど、狙いとしている動きの徹底に余念がありません。
この様子を、この日が練習初日だったDF植田直通選手(セルクル・ブルージュKSV)、MF中島翔哉選手(ポルティモネンセSC)、MF堂安律選手(FCフローニンゲン)、MF南野拓実選手(ザルツブルク)も注視。ランニングやストレッチなどの別調整を終えた後もピッチサイドに留まって、監督の意図を少しでも早く汲み取ろうと、互いに会話を交わしながら、熱い視線を送っていました。
南野選手は、「監督の言葉を一言一句聞き逃さずに、何を求めているのかを理解して、その中で自分のプレーをうまく表現できれば」と話しています。
スタンドからは、強風にも関わらず見学に駆けつけたファンが見守り、選手たちがゴールを決めると拍手を送り、練習が終わると子供たちが元気な声で好きな選手に呼びかけるなど、大きな声援を送っていました。
「代表は小さい頃からの憧れの場所だった」という堂安選手は、オランダでプレーしてきてゴールという数字へのこだわりやゴール前での守備など考え方も変わってきたと話し、「努力を経てこういう舞台に立てた。フローニンゲンでやっていることを代表でも変わらずに出すだけ」と、意気込みを口にしました。
なお、この日の練習前には、日本代表オフィシャルパートナーのキリングループからの激励もありました。日本代表オフィシャルドリンク「キリンガラナ」が、北海道キリンビバレッジ株式会社営業企画部長の白川秀樹様から贈られ、チームを代表して森保監督が受け取りました。
チームは7日(金)に札幌ドームで、森保監督就任の後、初試合となるチリ代表戦に臨み、その後、大阪のパナソニックスタジアム吹田で11日(火)にコスタリカ代表と対戦します。
選手コメント
GK 東口順昭 選手(ガンバ大阪)
ゴールキーパーも、ボールを出したら動いてサポートするのはフィールド選手と一緒のところがあります。今日の練習では、そういう意識を植え付けようとしていると思います。自分としては、まずは試合に出るためにしっかりアピールしていくことが必要だと思っています。そういう中で、練習の雰囲気づくりなどは年齢が上の選手がやっていく必要があると思うので、やっていきたいと思います。ロシア大会の話も伝えるのはピッチで、ピッチ外ではリラックスしたコミュニケーションを取っていければいいと考えています。
DF 植田直通 選手(セルクル・ブルージュKSV)
森保監督が広島で監督をしていた頃には、鹿島で対戦していて、その頃から戦術眼では相手として嫌なところもたくさんありました。そういうものを代表チームで自分たちがやれるとなれば、かなり強みになると思います。今日の練習でも、裏へのパスなど後ろからも狙っていると感じたので、そういうところを自分も出せればと思います。クラブでは、日本の選手があまりやらないようなディフェンスもやっていて、勉強になります。そういうことを参考にしながら、日頃の練習からやりたいと思っています。
MF 天野純 選手(横浜F・マリノス)
初めての代表合宿での練習でしたが、周りの選手はみんなうまいですし、そういう人たちとやるのは久しぶりの感覚だったので、すごく楽しかったです。コンビネーションやフィニッシュのところは自分の持ち味ですが、そこはうまく出せたかと思います。監督は、球際やバトルという当たり前のことを強調していましたが、そこは自分も成長した部分なので、見せていきたいです。
MF 堂安律 選手(FCフローニンゲン)
世代交代が言われていますが、若い選手が結果を残さないといけないので、自然にそういう流れを待つのではなくて、自分たちから作っていかないといけないと思っています。年齢は関係ないですし、試合の中で表現して、「あいつ、すげえな」と思われるプレーがしたいです。自信がなければ自分の良さも出せないですし、自信があってこそのスタイルだと思います。この1年は簡単ではなかったですが、そういう努力を経て、こういう舞台に立てたことは、自分のことを褒めてもいいかなと思いますが、これからなので、満足せずにやりたいです。
FW 南野拓実 選手(ザルツブルク)
(暫く代表から遠ざかっていたが)代表に選ばれるには結果も足りなかったと思いますし、試合の出場機会というところも足りなかったと思います。でも、自分としては成長してきたという自負があるので、それを今回しっかりアピールできればと思います。今回なにかしら活躍することが次のワールドカップへつながっていくと思うので、それに向けて今回しっかり全力を尽くしたいと思っています。監督のサッカーは広島の時のイメージしかないのですが、それをそのままやるのか分かりません。監督の言葉を一言一句逃さずに聞いて、何を求めているのかを理解して、その中で自分のプレーをうまく表現できればと思っています
スケジュール
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佐々木翔 選手(サンフレッチェ広島)インタビュー
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中島翔哉 選手(ポルティモネンセSC/ポルトガル)インタビュー
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小林悠 選手(川崎フロンターレ)インタビュー
2018年9月7日(金) 19:00キックオフ(予定)
北海道/札幌ドーム
SAMURAI BLUE(日本代表)vs チリ代表
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2018年9月11日(火) 19:20キックオフ(予定)
大阪/パナソニックスタジアム吹田
SAMURAI BLUE(日本代表)vs コスタリカ代表
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