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U-18日本代表スペイン遠征~大会初戦、メキシコに白星!

2020年01月29日

U-18日本代表スペイン遠征~大会初戦、メキシコに白星!

U-19 International Tournament "Copa del Atlantico" vs. U-18メキシコ代表
2020年1月28日(火) キックオフ時間16:00(現地時間) 試合時間90分(45分×2本)
Municipal de Maspalomas(スペイン・カナリア諸島)

U-18日本代表 1-0(前半1-0、後半0-0)U-18メキシコ代表

得点
43分 中野桂太(U-18日本代表)

スターティングメンバー
GK:東ジョン
DF:田邉秀斗、大森理生、村上陽介、神橋良汰
MF:田中克幸、山内翔、藤井海和、中野桂太
FW:千葉寛汰、杉浦力斗

サブメンバー
GK:佐々木雅士
DF:藤原優大、佐古真礼、中野伸哉
MF:遠山悠希、成岡輝瑠、三戸舜介
FW:津久井匠海、小見洋太

交代
60分 神橋良汰 → 中野伸哉
60分 田中克幸 → 三戸舜介
60分 千葉寛汰 → 津久井匠海
72分 田邉秀斗 → 成岡輝瑠
72分 中野桂太 → 遠山悠希
72分 杉浦力斗 → 小見洋太
82分 大森理生 → 佐古真礼
82分 山内翔 → 藤原優大

マッチレポート

スペイン・カナリア諸島に遠征しているU-18日本代表は1月28日(火)、Copa del Atlantico(U-18年代国際大会)初戦で強豪U-18メキシコ代表と対戦し、1‐0で勝利し幸先良いスタートを切りました。

メキシコ代表とは、育成年代の各カテゴリーにおいて何度も対戦し、昨年はFIFA U-20ワールドカップポーランド、FIFA U-17ワールドカップブラジルでも対戦。今遠征に参加している多くの日本のメンバーが参加したFIFA U-17ワールドカップでは、ラウンド16でメキシコと対戦し、0-2と悔しい敗戦を喫しています。

試合前、影山雅永監督から「相手に臆せず、思い切りやろう。ピッチコンディションや緊張でミスもするかもしれないが、すぐ切り替えること。何度も奪って追い越して、相手より走って、切り替えを徹底しないと勝てない」と背中を押された日本でしたが、やはり相手はメキシコ代表。序盤から激しくボールへ食らいつき、浮足立つ日本は、前半2分にFKを与えると、一度クリアしたボールを拾われて、クロスをヘディングで合わせられますがボールはGK東ジョン選手が冷静にキャッチし難を逃れます。その後は日本も落ち着きを取り戻し、丁寧にボールを探りながらサイドにボールを展開し、徐々にチャンスを作ります。26分には、この試合ゲームキャプテンを努めたMF藤井海和選手がスルーパスを送ると、MF中野桂太選手が相手GKを交わしてクロスをあげ、ボールを受けたMF田中克幸選手が再びクロスを上げますが、合わせることができず決定機を活かせません。
一進一退の展開で試合は進みますが、がむしゃらに攻撃する相手に徐々に日本は劣勢を強いられます。31分には、何度も両サイドからクロスを上げられ、ヘディングがポストを直撃。直後のCKからこぼれ球も先に詰められますが、ゴールライン上でクリアし、何とか先制点を与えず我慢の時間が続きいた日本ですが前半終了間際一瞬のチャンスを物にします。左サイドでボールを受けたDF神橋良汰選手がクロスを上げると、MF中野選手がダイレクトボレーで合わせ先制点を奪います。前半はそのまま1-0で終了しました。

後半は相手の勢いが増す流れになりましたが、日本は冷静に試合を進めます。16分には、左サイドを破られて強烈なシュートを打たれますが東選手がはじき出し、こぼれ球も何とかクリアし粘り強い守備を見せます。その後もうまく交代選手を使いながら、固い守備を見せる日本。時間を上手く使いながら日本が1-0で逃げ切り、大事な初戦を勝利で飾りました。明日は、U-18スロバキア代表に2-0で勝利した地元U-18スペイン代表と対戦します。

選手コメント

GK #12 東ジョン 選手(名古屋グランパスU-18)
今回、自分にとって初めての海外遠征で初戦であるメキシコ代表相手にクリーンシートで勝つことができて、とてもいい収穫がたくさんありました。しかしセットプレーやカウンターの守備などでピンチになるシーンが多かったので、そこをピッチの中で改善できるようにもっとチームメイトとコミュニケーションをとっていきたいです。何事にも積極的にチャレンジして、この大会で優勝し、人一倍レベルアップすることが目標です。次戦以降に向けて、これからあと2試合残っているので、そこに向けてチームとして最高の準備をして勝てるようにしたいです。そして何よりも、個人として日本代表にふさわしいパフォーマンスを示して、これからも代表活動に招集されるようにしていきたいです。

DF #18 神橋良汰 選手(川崎フロンターレU-18)
初めて日本代表に招集されて嬉しく思います。今日はこの大会の初戦ということで勝って勢い付けたいという強い気持ちを持って戦いました。さらに自分の特徴であるヘディングと左足のキックを、レベルの高い相手に対してどれだけ通用するのか、また左サイドバックとして得点、またはアシストという結果を求めて試合に挑みました。結果としてアシストという結果も残せましたし、左足で良いチャンスメイクもできたと思います。しかしヘディングに関しては、先に相手に体を入れられてしまい、的確なパスにできなかったシーンなどもあったので、次のスペイン戦、スロバキア戦ではそのようなところを意識して、3連勝を飾れるように戦います。

MF #6 山内翔 選手(ヴィッセル神戸U-18)
今日の対戦相手であったメキシコ代表は昨年FIFA U-17ワールドカップブラジルで競り負けた相手でもあり、個人的には本当に強い気持ちで挑みました。チームとして練習もあまりできない中で苦しい試合になりましたが、勝利できたことは良かったです。それと同時に課題が見えた試合になり、これからその課題をチームとして修正していこうと思います。個人的には、守備の細かいポジション修正や球際、攻撃で前に出ていくことはまだまだできてないので、強く意識してやろうと思います。残りの2試合で勝ちに行くのはもちろん、内容にもこだわりながらチームとしても個人としても良くなっていこうと思います。

MF #9 中野桂太 選手(京都サンガF.C. U-18)
今日の試合は大会初戦という事で絶対に勝たないと行けない試合でした。さらに、対戦相手は昨年のFIFAU-17ワールドカップブラジルで敗れたメキシコということもあり、皆が非常に高いモチベーションで試合に臨みました。チームとしてその気持ちを90分間ぶつけられた試合でした。チームとしての今大会の目標は3連勝して優勝です。次戦はスペイン代表と対戦しますが、チーム全員でハードワークして相手にぶつかっていきます。個人としては自分の武器である左足のシュートで点を取り、勝利に貢献したいです。

FW #20 杉浦力斗 選手(興國高)
今日の試合を振り返ると、試合を通じてボールを保持する時間が長い一方で決定機をほぼ作ることができず、相手の方がシュート数も含め決定機は多かったです。その中で初戦勝利できたことは良かったです。この大会を一試合一試合大事に闘い、全力でプレーしたいです。今日の試合の反省から、もっとボールに関わる回数を増やして、よりゴールへの意識を高く持ち得点できるようにこだわりを持ちたいと思います。

スケジュール

U-19 International Tournament "Copa del Atlantico"
1月28日(火) 1-0
第1戦 vs.U-18メキシコ代表(Municipal de Maspalomas)
1月29日(水) 18:30 第2戦 vs.U-18スペイン代表(Anex Gran Canaria Stadium)
1月30日(木) AM トレーニング
1月31日(金) 16:00 第3戦 vs.U-18スロバキア代表(Anex Gran Canaria Stadium)

※時間は全て現地時間となります。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

U-19 International Tournament "Copa del Atlantico"

大会期間:2020年1月28日(火)~2020年1月31日(金)
会場:スペイン/Municipal de Maspalomas、Anex Gran Canaria Stadium

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