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【対戦チーム情報】国際親善試合 カナダ代表 若手の躍動で北中米カリブ海最終予選を1位突破した、4年後の開催国
2022年11月15日
SAMURAI BLUE(日本代表)が、11月23日のドイツとの初戦を前にした国際親善試合(同17日、アラブ首長国連邦)で最後の実戦調整を図る相手が、北中米カリブ海最終予選を1位で突破したカナダだ。近年の躍進ぶりが目覚ましいカナダは、1986年のメキシコ大会以来、9大会ぶり2度目のFIFAワールドカップ出場。本大会のグループFでベルギー、クロアチア、モロッコを相手にノックアウトステージ進出を争う。
カタールへの道はメキシコ、アメリカといった地域の強豪のように最終予選からの出場ではなく、1次予選からの登場。昨年9月に始まった最終予選は1勝4分で8チーム中4位のスタートも、その後は6連勝と一気に上昇気流をつかみ、1試合を残して久々の本大会出場を決めた。前述の2強に対してはアウェイで引き分け、ホームで勝つなど2勝2分と胸を張れる成績での首位突破だった。
ここ10年余り、選手育成の環境を整えたこともあり、若い選手の活躍が目立つ。チームで最も名を知られているのは、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に所属するアルフォンソ・デービスだろう。抜群のスピードを生かした突破を持ち味に、クラブではサイドバックを務めるが、代表ではより攻撃に比重を置いた前方のポジションで起用されることが多い。デービスと同じ22歳のジョナサン・デービッドは、リール(フランス)の2020-21シーズンのリーグ戦優勝に貢献したストライカー。躍動する若手の一方で、39歳のMFアティバ・ハッチンソンといった大ベテランも健在だ。
チームを率いるジョン・ハードマン監督はイングランド出身で、カナダでは女子代表を指揮して名声を高めた。2012年のロンドン大会、16年のリオデジャネイロ大会と2度のオリンピックで銅メダル獲得に導いている。そうした実績を買われて18年1月には男子代表の監督に転身したが、彼が整えた土壌の上に、女子は昨年の東京オリンピックで金メダルという花を咲かせた。
カナダは2026年の次回ワールドカップをアメリカ、メキシコと共同開催する。カタールでは前回準優勝のクロアチア、同3位のベルギーという欧州の強豪との厳しい戦いが待ち受けているが、4年後の自国開催に向けて手応えをつかんでおきたいところだろう。
FIFAランキング:41位(2022年10月6日発表)
FIFAワールドカップ出場:1回(1986)
対戦成績:日本の2勝(得点5、失点1)
2001年5月31日 | ○3-0 | FIFAコンフェデレーションズカップ日本/韓国2001(日本/新潟) |
---|---|---|
2013年3月22日 | ○2-1 | 国際親善試合(カタール/ドーハ) |
連盟 | カナダサッカー協会 |
---|---|
大陸連盟 | 北中米カリブ海 |
サッカー連盟会長 | Nick BONTIS |
公式サイト | www.canadasoccer.com |
国際親善試合
2022年11月17日(木) 17:40キックオフ予定(日本時間 22:40)vs カナダ代表
会場:アラブ首長国連邦/アルマクトゥームスタジアム
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