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SAMURAI BLUE 岸田文雄総理大臣を表敬訪問
2022年12月12日
FIFAワールドカップカタール2022が行われていたドーハから12月7日に帰国したSAMURAI BLUE(日本代表)は翌8日、森保一監督と日本に帰ってきた選手17名が首相官邸を訪問し、岸田文雄首相に大会の報告と応援の御礼を伝えました。
首相官邸へチームとして訪問するのは、男子サッカーでは初めてのこと。選手たちは皆、緊張した様子で官邸へと足を踏み入れました。
岸田首相からは試合を通して国民が勇気をもらったこと、そして今、感じていることを未来に繋ぎ、さらなる活躍を期待しているとエールをいただきました。最後に共に自筆でメモを取ることがルーティーンとなっている岸田首相と森保監督がノート交換を行い、表敬訪問は終了となりました。
コメント
岸田文雄 内閣総理大臣
今回のワールドカップで優勝経験のあるドイツ、スペインに勝った、クロアチア戦にしても120分を互角に戦い抜いた、世界中を驚かせたと思いますし、間違いなく日本の多くのファンに勇気と元気を与えていただいた、感謝の気持ちで一杯です。
私も試合を見させてもらいましたが、本当に勇気や元気をもらい、心から感謝します。
今回のワールドカップでの成果、皆さんそれぞれ心の中でいろいろな思いを持っておられると思いますが、ぜひそれを未来に繋げていただきますよう、今後とも皆さんの活躍を心から期待しています。
Jリーグが始まって30年になるわけですが、私と森保監督はサンフレッチェ広島の監督をされていたときの広島のご縁で知り合いました。Jリーグには30年の歴史があり、皆さんもそれぞれが世界へと飛躍し、世界を舞台に頑張ってきた、その積み重ねが今回の素晴らしい成果になったと思いますし、未来への希望になったと思います。
皆さんが素晴らしい人生をこれからも歩んでいただきますよう、心からご祈念申し上げます。
田嶋幸三 会長(日本サッカー協会)
私たちサッカー協会、そして日本代表チームは日本を元気にしたいという気持ちで戦ってきました。最後もうひとつ勝ちたかったのですが、それは選手たちが一番悔しい思いをしました。また引き続き頑張っていくので、今後もよろしくお願いします。
森保一 SAMURAI BLUE(日本代表)監督
現地にもたくさんの方が応援にきてくださっており、また日本からもたくさんの国民の皆様が共闘のエールを送っていただいたおかげで勇気を出して戦うことができました。選手たちもそのエールでチーム一丸となってタフに粘り強く最後まで戦うということをやってくれました。これからも日本人の魂と誇りを持って、日本のために戦います。そして我々はサッカーで日本の皆さんに喜んでいただける活動をしたいと考えています。
スポーツの持つ力、アスリートの持つ力を皆さんに届けていけるように頑張っていきたいと思います。
吉田麻也 選手(シャルケ04/ドイツ)
熱い声援をありがとうございました。
日本中だけでなく、世界中にいる日本を応援してくれる皆さんから、僕たちはエネルギーをいただきました。僕たちの目標にはあと少し叶わなかったですが、本当にここまでやってきたことはすごく大きなことですし、意味のあることだと思っています。大切なのはこれから次に繋げていく若い選手たちが、ここで歩みを止めず、また一から次の4年後に向けて進んでいくことです。また少しでも日本を元気にできたらと思います。ありがとうございました。
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