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【フットボール学会発表報告】ランキング下位チームがランキング上位チームに勝利する条件に関する一考察について

2023年07月11日

【フットボール学会発表報告】ランキング下位チームがランキング上位チームに勝利する条件に関する一考察について

2023年3月に行われた日本フットボール学会で、フィットネステストプロジェクトメンバーである中村大輔氏と菅野淳氏が、FIFAワールドカップカタール2022におけるトラッキングデータをもとに、ランキング下位チームがランキング上位チームに勝利する条件に関する一考察について発表を行いました。

この発表では、FIFAワールドカップカタール2022の試合中のトラッキングデータをもとに、勝敗のついた49試合について、FIFAランキング下位チームがランキング上位のチームに勝った試合と、ランキング下位チームがランキング上位のチームに負けた場合とに分けて、各速度域でのランニングパフォーマンスにどのような傾向があるか検討を行いました。

検討の結果、勝敗がついた49試合(全試合数は64試合)のうち、ランキング上位チームにランキング下位チームが勝利した試合は13試合であり、ランキング上位チームにランキング下位チームが敗れた試合は36試合であった。ランキング上位チームにランキング下位チームが勝利した試合と敗れた試合において、統計的な有意差が認められた項目は、Zone4(20-25km/h)以上での移動距離、Zone5(25km/h<)での移動距離の差分(ランキング下位チームがランキング上位チームより多く走っている)でした(p < 0.05)。また、総移動距離の差分についても敗れた試合と比較して、ランキング下位チームが勝利した試合において同様の傾向が認められました(ランキング下位チームがランキング上位チームより総移動距離で上回っていた、p = 0.05)。

この結果は、ランキング上位のチームに対して、高速度域でのランニングパフォーマンスを発揮できる能力が必要であったことを示唆していると考えられました。

学会発表のスライド資料はこちら
ぜひ、日々のトレーニング構築の参考資料としてご活用ください。

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