日本サッカー協会は現在、沖縄県と山口県で開催するＪFAスポーツマネージャーズカレッジ（ＳＭＣ）のサテライト講座の受講生を募集しています。 ＳＭＣサテライト講座は、本講座と異なり、3時間×8セッションのコンパクトなカリキュラムで実施されるもので、今年は下記の13コースを開催することになっています。沖縄、山口ともに締め切りが迫っておりますので、ご希望の方はお早めにお申し込み下さい。

SMCサテライト講座 受講生募集

受講対象者

スポーツ組織の運営に携わる方／その他、スポーツ選手や指導者等

講 座

3時間×8セッション（計24時間）

SMC沖縄県サテライト講座

講 座

5月9日（土）～5月17日（日） ＊下表の通り

会 場

沖縄県立武道館会議室

応募締め切り

2009年4月24日までに「受講申込書」に必要事項を記入し、 ＦＡＸにて（社）沖縄県サッカー協会に提出（FAX：098-860-2408）

SMC山口県サテライト講座

講 座

5月30日（土）～6月7日（日） ＊下表の通り

会 場

下関市立大学、乃木浜総合公園

応募締め切り

2009年5月10日までに「受講申込書」に必要事項を記入し、 ＦＡＸにて（社）山口県サッカー協会に提出（FAX：083-920-5701）

■ 2009年度SMCサテライト講座／開催地・日程一覧

※日程は変更する場合があります

SMCサテライト講座 概要

Session 1 ビジョン

どのような組織にとっても、明確な将来のビジョンを持つことは非常に重要なことです。将来のビジョンがあるからこそ、現状の改善があります。そして、将来のビジョンに向かっていくプロセスこそ、マネジメントそのものです。自分たちスポーツ組織が、将来、どのようにありたいのか。この講座では、そういったことを、皆さん一人ひとりに考えて頂きます。

Session 2 マインドマップ

明確な将来のビジョンを持つ。そうしたら後は描いた将来のビジョンの具現に向けて自身の力で取り組んで行く。しかしながら、ビジョンはビジュアル的なものでそれを言葉として他人に伝えるのは難しいことです。そうしたビジョンをどのようにまとめていくか。講座では、将来のビジョンを整理し、描くのに役立つマインドマップというツールを紹介します。

Session 3・4 環境分析

この講座では、自身の思いとは別に、今日のスポーツをとりまく社会を様々な観点から考えて頂きます。今、自分たちをとりまく社会が必要としていること、そうしたことを的確に捉えることで、組織のマネジャーとして、今後なすべきことがきっと見えてきます。人々が幸せになれる環境を作り上げたい。ですから私たちは人々を知る必要があります。

Session 5 SWOT

この講座では、SWOTという枠組みを通じて、自身（自分の組織）を分析します。SWOTのSは自身にとっての「強み」を示し、Wは「弱み」、Oは「機会」、Tは「脅威」を表します。この「強み／弱み／機会／脅威」という４つの観点から分析を行うことで、自分自身のおかれた環境が見えてきます。それにより、きっと先に描いた将来のビジョンも違うものになるはずです。

Session 6 行動計画

この講座では、先に描いた将来のビジョンを具現するプロセスをより鮮明な形にして頂くために、今の自分が「やりたいこと（Will）」、「できること（Can）」、「しなければいけないこと（Must）」という観点から考えて頂きます。私たちは限られた資源の中で生きます。自身に与えられた資源を有効に活用し、さらには自身が持つ資源を、自らの行動により増やしていくことが求められるのです。

Session 7・8 目標管理

この講座では、これまで描いてきたビジョンの具現に向けて、皆さんにそこに到る道、アクションプランを考えて頂きます。漠然と描いた将来のビジョンも、このように年次ごとのアクションプランに落とし込むことで、より鮮明になります。今からやらなくてはならないこと、数年後には、こうなっていて、その時にこうするなど。ここで描いたアクションプランは、マネジャーとしての有効な目標管理ツールになります。

＜本件に関するお問合せ先＞

（財）日本サッカー協会 JFAスポーツマネジャーズカレッジ係 TEL：03-3830-2004（代表）