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JFAクラウドファンディング「日本代表の未来をみんなでつくろう!ユース育成から世界トップへ」「日本代表がトレーニングで使用した天然芝をグリーンカードに」の二つの分野でクラウドファンディングを実施
2023年12月06日
公益財団法人日本サッカー協会(JFA)は12月6日より、国内最大級のクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」(株式会社CAMPFIRE、代表取締役:家入一真)との「JFAサポーター契約」の下、サッカーに関わる全ての人が参加できるクラウドファンディングサービス「JFAクラウドファンディング」を開始します。
今回実施するのは、「ユース年代の育成」と「SDGs(持続可能な開発目標)」に関わる分野で、以下の趣旨で12月7日からクラウドファンディングによる支援を募ります。
JFAが始めるこれらクラウドファンディングの詳細については、記載したURLおよび以下をご参照ください。
日本代表の未来をみんなでつくろう!ユース育成から世界トップへ
JFAは「JFA2005年宣言」で、“2050年までにFIFAワールドカップで優勝する”という約束を掲げました。この約束の実現に向けて「代表強化」とともに重要となる「ユース年代の育成」にフォーカスしたクラウドファンディングを実施します。
世界のサッカー強豪国は、アンダーカテゴリーの世界大会においても好成績を上げており、その成果が、年齢制限のない代表チームの躍進や強化につながっています。日本も「ユース育成」を日本サッカー発展の一つの柱にしており、どのカテゴリーにおいてもコンスタントにFIFAワールドカップやオリンピックへの出場を果たしています。しかし、ワールドカップでベスト8以上の成果を残し、それを常態化させるまでには至っていません。
そこで、世界基準の選手育成を図るために「日本代表の未来をみんなでつくろう!ユース育成から世界トップへ」と題し、クラウドファンディングの支援募集を実施します。集まった支援金は、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ/プリンスリーグの向上や特別指定選手制度(JFA推薦)の取り組み、トレセン活動の充実などに活用させていただきます。
資金の使途
・高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ/プリンスリーグのレベルとステータスの向上に向けた取り組み
・16,17歳でプロデビューする選手の輩出に向けた新たな特別指定選手制度(JFA推薦)の取り組み
・日本全国のトレセンのさらなる充実に向けた取り組み
参照(詳細は、以下のURLにアクセスしてください)
日本代表がトレーニングで使用した天然芝をグリーンカードに!
JFAは2020年に千葉県千葉市に代表チームの強化拠点となる高円宮記念JFA夢フィールドを建設しました。天然芝2面、人工芝ピッチ、フットサルアリーナ、ビーチサッカーピッチ(通称、ピッチ・カリオカ)を持つこの施設は、各カテゴリーの代表チームがトレーニングを行うほか、レフェリーらも日々のトレーニングで利用しています。
天然芝のピッチは、選手が最高のコンディションでトレーニングができるよう手入れされており、年間30~40トンもの芝が刈り取られています。現在、刈り取られた芝は廃棄されていますが、これに樹脂を練りこむことによって新たな素材に生成されます。
そこで、この技術を利用して天然芝を「グリーンカード」(※)に生まれ変わらせる事業をクラウドファンディングを活用して実施します。この技術で作られたグリーンカードを全国各地で活動するチームなどに配布し、フェアプレー、リスペクトを推し進めるとともに、廃棄物を有効活用することで循環型のサイクルの確立を目指します。
※グリーンカード:U-12(4種)年代以下の大会や試合などで導入しているもので、リスペクトあるプレーや行動をした選手らに対してグリーンカードを提示しフェアプレーやリスペクト精神を広げていこうというもの。
資金の使途
・グリーンカードの商品化にかかる開発費(試作品作成含む)、製造費