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シンガポール協会役員がグラスルーツの取り組みを視察
2015年06月23日
5月30日から6月2日の間、シンガポールサッカー協会副会長、専務理事およびグラスルーツ担当者の計7名がサッカー人口の拡大に必要な普及活動、特にグラスルーツ活動を学ぶため来日しました。
滞在初日は、日本で最大規模の幼年期の子どもを対象としたサッカーの普及活動であるユニクロサッカーキッズの視察をしたほか、鹿島アントラーズの協力を得てU-12とU-18の試合を見学し、クラブチームの育成方針を学びました。2日目はJFAハウスにてアカデミー、グラスルーツ、女子、フットサルと日本サッカー協会が取り組んでいる様々な普及・育成活動に関わるプレゼンを聴講。最終日にはJFAアカデミーの練習や施設を見学したのちに日本のユース育成について山口隆文技術委員長(育成担当)から話を聞き、4日間の滞在を終えました。
スケジュール
5月30日(土) | 来日 |
---|---|
5月31日(日) | 午前:ユニクロサッカーキッズ視察(於:カシマスタジアム、茨城県) 午後:ユース試合視察及び育成部長よりクラブ育成に関する講話(於:鹿島アントラーズクラブハウス、茨城県) |
6月1日(月) | グラスルーツに関する日本サッカー協会の施策についての研修 (於:JFAハウス) |
6月2日(火) | 午前:JFAアカデミーの練習、宿舎視察 (於:時之栖、静岡県) 午後:山口技術委員長からユース育成に関する講話 (於:時之栖、静岡県) 夜:帰国 |
シンガポール協会 視察メンバーのコメント
Bernardo Tan 副会長
日本のサッカーがこれほどまでに成長したことは、幼少期から少年期にかけてのグラスルーツ活動が寄与していることが今回の視察を通じてよく分かりました。シンガポールは体型も文化も日本に近いので、同じような取り組みをすることで日本に近づけると感じました。スポーツよりも勉強を重視する傾向にある親の姿勢、施設の不足などチャレンジしなければならない問題は多いですが、一つ一つ取り組んで少しでも日本に近づきたいと思います。
Mohamed Zainudeen AFC/シンガポール協会コーチインストラクター
JFAのいろいろな研修を受け、JFAが成功している秘訣が分かったような気がします。プログラム一つ一つに明確な目標があり、非常に分かりやすかったです。
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