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国際交流基金アジアセンター共催「日本-メコンU-15サッカー交流プログラム」 大会1日目(7/1)
2015年07月02日
日本サッカー協会は国際交流基金アジアセンターとの共催で、6月29日(月)から7月5日(日)まで、メコン5ヵ国(カンボジア、タイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス)のサッカーU-15男子代表を招聘し、「日本-メコンU-15サッカー交流プログラム」を開催しています。U-15日本代表、ヴィッセル神戸U-15、サンフレッチェ広島F.C.ジュニアユースサッカーを加えた計6ヵ国8チームは、J-GREEN堺(大阪府)にて3日間に渡るサッカー交流大会の初日を7月1日(水)、迎えました。
メコン5ヵ国のU-15男子代表は、6月29日(月)に関西国際空港へ到着しました。6月30日(火)は各チームでトレーニングを行ったり、各国から来日したメディアからのインタビューに応じる場面もありました。「日本は、我々の国と比べると気温が低くて過ごしやすい」という声が聞かれるなど、大会を翌日に控えた緊張感の中にもリラックスした雰囲気が感じられました。
そして大会の1日目は、嵐のような風雨の中でスタートしました。ボールコントロールが思うようにいかない厳しいコンディションにも負けず、各チームは激しい熱戦を繰り広げました。午後からは雨が止み、試合がないチームや、会場を訪れた一般の方が試合を観戦する姿も見られました。1日目の日程を終え、カンボジア代表はチームで足湯を楽しみながら次の試合に向けて英気を養っていました。
本大会は交流を目的とした親善試合ではありますが、異なる文化・スタイルを持つ国との対戦は、各国代表の選手達にとって、大きな経験となることが期待されます。
選手コメント
Nyuyen Hong Son 選手(U-15ベトナム代表 チームキャプテン)
大雨の中でボールコントロールがうまく出来なかったです。ただ、ユニフォームの左胸にはベトナム国旗がありますので、100%の力を出し切れるように頑張りました。私たちはベトナム代表という使命感をもっており、どの試合にも全力を出す事を目標に臨みたいと思います。今回の素晴らしい大会を主催して下さった方々に感謝します。どのような結果であっても、今回の大会で技術を学び、経験を積んで帰国したいと思います。
Thet Paing Htwe 選手(U-15ミャンマー代表 チームキャプテン)
試合に勝利する事ができ、嬉しいのですが、我々には課題がまだまだ残っています。今後は、今よりもチーム力をつけ、コーチの指導に基づいてしっかりと頑張っていきます。今回はミャンマーへ優勝トロフィーを持ち帰る気持ちで来日しました。試合には必ず勝つつもりで臨んでいます。
Kong Raphath 選手(U-15カンボジア代表 チームキャプテン)
初戦のU-15日本代表戦では大量得点を奪われ負けてしまい、悔しいです。午後の試合も、1失点してしまい残念でした。ただ、両試合とも全力で試合に臨めた事は、満足できます。日本人監督の壱岐監督は、非常に教え方も上手なので、彼の指導の下、残りの試合も全力で戦って行きたいと思います。
宋勝鳳 選手(ヴィッセル神戸U-15 チームキャプテン)
メコン地域のチームと対戦することは、滅多にない事なので、彼らのスピードについて行くことが難しかったです。チームにとっては非常に良い経験になっています。残りの試合もフェアに戦っていきたいと思います。
JFA-TV
日本-メコンU-15サッカー交流プログラム
訪日する各協会チームはサッカー競技会への参加に引き続き、国際交流基金アジアセンターのコーディネーションにより、7月5日まで日本に滞在。その間、東京にて書道体験など、参加する国の若者が、日本文化を知り、理解を深め、親しむ機会を設けます。
7月1日(月)~7月3日(金)
J-GREEN堺(大阪府堺市堺区築港八幡町145)
大会情報はこちら
参加チーム
グループA | グループB |
---|---|
U-15日本代表 | ラオス |
ベトナム | ミャンマー |
ヴィッセル神戸U-15 | サンフレッチェ広島F.C.ジュニアユース |
カンボジア | タイ |