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野田女子委員長がバーレーン女子サッカーを視察
2015年12月15日
野田朱美女子委員長が12月9日~12月10日、バーレーンの首都マナマを訪問。同国サッカー協会会長シェイク・アリ会長、ハッサン・イスマイル専務理事及びシェイカ・ヘサー女子委員長とミーティングを行うとともに、U-14バーレーン女子代表のトレーニングを視察しました。
今回の訪問は、12月7日から8日で実施したイランサッカー連盟訪問と同じく、バーレーンサッカー協会に招かれて実現したものです。
バーレーンの女子サッカーは現在、ユース年代の代表チームはU-14とU-16の2カテゴリーのみの編成で、女子国内のリーグも設立しておらず、発展途上といえます。
ミーティングでは、バーレーン女子サッカーの現状や課題、日本人指導者派遣の可能性について話し合われ、シェイク・アリ会長から、日本人指導者の受け入れを前向きに検討しており、バーレーン女子代表の更なる強化のために日本で合宿を行うことも計画していることを伝えられました。
また、ハッサン・イスマイル専務理事からはバーレーン女子サッカーの普及・強化のために日本女子サッカーの経験やノウハウを学び、参考にしたいとの要望を受けました。
コメント
野田朱美 女子委員長(日本サッカー協会女子委員会)
バーレーンは美しく、外国人にとって生活しやすい国だと感じました。バーレーン女子代表の選手一人ひとりは能力が高く、闘争心を持ち合わせたチームだと感じました。バーレーン女子サッカーの発展には長い道のりが必要かもしれませんが、シェイク・アリ会長及びシェイカ・ヘサー女子委員長の強力なサポートがあれば急速な発展も可能だと思います。短い滞在期間でしたが友好的に迎え入れていただき、素晴らしい時間を過ごすことができました。バーレーンサッカー協会の丁寧で親切な対応に御礼申し上げます。
シェイク・アリ 会長(バーレーンサッカー協会)
日本女子サッカーで多くのことを経験してきた野田女子委員長及びJFAのスタッフをバーレーンに迎え入れることができ、非常に嬉しく思います。日本人指導者をバーレーン女子代表監督に派遣していただきたいと願っております。また指導者派遣をきっかけに両協会のより親密な協力体制を構築できればと考えております。
シェイカ・ヘッサー 女子委員長(バーレーンサッカー協会女子委員会)
今回、野田女子委員長とお会いし、バーレーン女子サッカーの発展に協力いただくことができ感謝しております。私は元選手として野田委員長と同様にサッカーを愛し、サッカーの素晴らしさを理解しています。私はバーレーン国内の女子サッカーに対するイメージを変える機会が来たと思います。もしバーレーン女子代表監督に日本人指導者が就任すれば、バーレーン女子サッカー界にとって新たな始まりになると信じています。