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岩手県普代村で「夢の教室」を実施
2016年10月31日
2011年度よりスタートした、岩手県普代村での「夢の教室」が今年度も普代小学校と普代中学校で行われました。2000年のシドニーオリンピック銀メダリストの永田克彦さん(レスリング)が夢先生を務め、「ゲームの時間」では、まずデモンストレーションで児童たちに投げ技をかけ、そのスピードに驚きの声があがりました。体育館で児童たちと一緒にさまざまなゲームに挑戦し、仲間と協力することの大切さを伝えました。また、「トークの時間」ではこれまでのレスリング人生を振り返りながら、児童たちに夢を持つことや夢を叶えるためにしてきた準備や作戦について話をしました。
翌日には第23回はまゆりマラソン大会にスペシャルゲストとして参加し、スターターを務めました。小学生高学年の部で児童たちと一緒に走るなど、子どもたちとも真剣勝負。「また一緒に走りたい」という声が出るなど、児童とともに貴重な時間を過ごしました。
夢先生コメント
永田克彦 氏(シドニーオリンピックレスリング銀メダリスト)
今回初めて普代村に来ましたが、クラスは少人数ながらもゲームの時間では小学生も中学生も積極的に意見が出ていました。トークの時間では一人一人が食い入るように話を聞いてくれていたのが嬉しかったです。「夢とは自分を成長させてくれるもの」この言葉を忘れずにこれからもがんばってほしいと思います。また、元気な子どもたちの姿だけでなく、村の人々の温かみに触れることができ、たくさんのエネルギーをもらいました。
生徒コメント
松葉智輝 さん(普代村立普代中2年A組)
今回夢先生の授業を受けてみて、本当に強いバドミントン選手になれるか不安でしたが、夢先生のお陰で夢は努力すれば叶うということが分かりました。将来は強いバドミントン選手になりたいです。
葛形惠悟 さん(普代村立普代中2年A組)
僕は将来競馬のジョッキーになりたいと思っているんですが、夢先生の授業を受ける前までは不安でいっぱいでした。けれど、夢先生の話を聞いて、夢を叶えたいという想いを強く持つことができました。将来は夢先生のように強い選手になって活躍したいです。