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U-18中国女子代表チームが静岡県御殿場市で強化合宿
2019年05月28日
王軍監督率いるU-18中国女子代表チームが5月6日(月・祝)から20日(月)まで、今年3度目となるトレーニングキャンプを静岡県御殿場市にて行いました。今回のキャンプは、2021年に開催されるAFC U-19女子選手権に向けたチームの強化が目的であり、滞在期間中には計4試合のトレーニングマッチを行いました。
トレーニングマッチの結果は以下の通りです。
5月8日(水) | ○ 2-0(0-0,2-0) | vs 東海大学体育会女子サッカー部 |
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5月13日(月) | ● 2-3(1-1,1-2) | vs 山梨学院大学女子サッカー部 |
5月15日(水) | ○ 2-1(0-1,2-0) | vs 慶應義塾体育会ソッカー部女子 |
5月17日(金) | △ 3-3(2-1,1-2) | vs 星槎国際湘南女子サッカー部 |
U-18中国女子代表コメント
王軍 監督
今回日本で合宿と試合を行ったことは、私たちにとってはとても良いトレーニングとなりました。また、ちょうど「令和」元年という節目の年にあたり、とても意義深いものとなりました。日本側が手配してくださった対戦相手は私たちの現在のレベルに比較的マッチしており、日本の女子選手たちと直接試合を行うことにより、私たちは自らの課題に気付き、選手の技術の強化やチーム全体の戦略実行能力の向上が必要であると感じました。今回の日本合宿に協力してくださった皆さまに感謝すると共に、再びサッカー王国日本を訪れて学び、向上する機会を持てることを願っています。
高雅 CFAスタッフ
今回の日本におけるトレーニングやゲームはチームにとってとても意義深いものとなり、色んなことを考えさせられました。何事も真面目に取り組み、きめ細かく協調し合い、全てを完璧に遂行すると共に、個々人がそれぞれ奮闘するという優れた特性により、日本のサッカーはアジアの頂点に立ち、あらためて自分たちとの差を思い知されました。我がチームの17歳の少女たちがいくらかでもよい方向に変化し、そして我がチームが必ずや思想と抱負、高い能力を備えたチームとなることができるよう期待しています。今回のトレーニングとゲームでは、時間帯や天候の異なるいくつかのゲームを経験しましたが、選手たちは環境に適応し、コンディションを整えることにより、成長することができました。日本のサッカー界の皆様が、中国の若い少女たちの成長の為に色々とサポートしてくださったことに、大変感謝いたします。
梁魏 選手
日本でのキャンプやゲームに参加して感じたことは、中国と日本の差は、日本チームには統一されたトレーニング方法があり、統一されたフォーメーションがあり、戦術の実行能力が強く、技術面での優位性が高く、頭の切り替えが早く、細かいところまで非常によくコントロールできている点だと思います。私たちのこの年齢層は、速度において優位性があるので、比較してみると私たちの走りの速さと能力は日本チームにとっては脅威になると思います。平均身長は日本より高いので、身体的な対抗能力においては自分たちにも優位性があります。しかし、絶対に勝っているとは言えません。将来自分たちが日本チームを越えたいと思ったら、普段のトレーニングから気を抜くことはできません。頭をよく働かせ、いつの日か富士山を超えることができればと思います。
AFC加盟協会の日本でのキャンプ受入れ
日本サッカー協会では、日本でのキャンプ実施の要請があった場合、トレーニングマッチのアレンジを含めた受け入れ手配全般をコーディネートし、各国協会のチーム強化をサポートしています。
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