ニュース
西川チェーン専門店・株式会社高橋ふとん店による「夢の教室」を徳島県小松島市にて実施
2019年11月11日
JFAこころのプロジェクトは西川株式会社のチェーン専門店・株式会社高橋ふとん店のサポートの下、同社の地元地域である徳島県小松市にて「夢の教室」を実施しました。
「夢の教室」と「眠りの教室」の全3時限で行われる1時限目は、株式会社高橋ふとん店の社員の方が登場し、子どもたちと一緒に「眠り」について考える「眠りの教室」を実施。匂いと睡眠の質の関係について、実際に香料を使って一緒に学習するなど、育ち盛りの子どもたちにとって大切な「眠り」について考える時間になりました。
「眠りの教室」が終わると、体育館に移動して、「夢の教室」のゲームの時間がスタートしました。地元徳島県出身で、1999年にスペインのセビリアで行われた世界陸上で女子マラソン銀メダルを獲得し、翌2000年のシドニーオリンピックにも出場した市橋有里さん(有里先生)が夢先生として登場。アシスタントを務めた女子サッカーの小林弥生さんの進行で、一緒にゲームの時間を楽しみました。
3時限目となるトークの時間では、有里先生が教壇に立ち、陸上競技との出会いから、「マラソンでオリンピックに出たい!」と目標を持って行動し、夢を叶えるまでのストーリーを話し、その中で得た「出会いを大事に」「あきらめないでつづける」「周囲に感謝」という3つの大切なことをメッセージとして子どもたちに伝えました。
子どもたちはもちろん、見学に来た保護者の方々も真剣に耳を傾けていました。
コメント
高橋武良 代表取締役(株式会社高橋ふとん店)
私たち高橋ふとん店が「夢の教室」開催を支援して5年目となります。今回は社員からの要望で、ご子息が通っている徳島県小松島市の芝田小学校での開催となり、また地元徳島出身の市橋有里さんが夢先生ということで、東京に移り住まれても生まれ故郷のことを大切に思う市橋さんの気持ちが伝わって来て、二重の意味で思い出深い夢の教室となりました。
芝田小学校の5年生は14名で非常にまとまりもあり、皆で協力しながらゲームや授業に取り組む姿は本当に素晴らしいものでした。我々が授業を終えて帰る際、車が走り去るまでベランダから体を乗り出して大きな声で夢先生に感謝の気持ちを伝えていた、子供たちの見送りにも非常に感激しました。今回も非常に有意義な夢の教室開催を支援できて嬉しく思うとともに、JFAこころのプロジェクト関係者の皆さん、市橋有里さんはもちろんのこと、学校関係者の方々、西川株式会社他、ご尽力いただいた皆さまには心よりお礼申し上げます。
市橋有里さん(元女子マラソン選手)
この度は、株式会社高橋ふとん店様にサポートしていただき、地元の徳島県で「夢の教室」ができたこと、本当に嬉しく思います。育てていただいた地での教室は、いつも以上に伝えたいという思いが強くなりました。子どもたちが一生懸命になってゲームの時間を楽しむ姿からは、日常的に協力している様子が伺えました。またトークの時間では、個性溢れる夢を発表してくれて、伸び伸びと育っているのだなと感じました。諦めない気持ちと感謝の気持ち、今のままの優しさを忘れず、何事にも一生懸命に取り組んでいってもらいたいです。この度は貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
小田直人 校長(小松島市立芝田小学校)
オリンピックで活躍したアスリートの方と一緒にゲームをしたり、お話を聴いたりすることができ、子どもたちにとってすばらしい経験となりました。夢先生からは、ご自分の経験から「出会いを大切にする」、「あきらめずに努力する」、「周りの人に感謝する」ことなどを教えていただきました。授業を終えての子どもたちの感想文には、「どんなにつらいことがあっても頑張る」、「夢先生のように勇気をもって夢を実現させたい」、「夢先生のように私も失敗してもあきらめない」などと書かれていました。目を輝かせて、話し合い、夢を語り合った子どもたちの姿は、とても頼もしく見えました。市橋有里先生、小林弥生先生、貴重な機会を与えてくださった支援企業の皆様、本当にありがとうございました。
JFAこころのプロジェクト
様々な競技の現役/OB/OGのスポーツ選手などを「夢先生」として学校へ派遣し、「夢を持つことやその夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などをゲームと夢先生の体験談を通じて子どもたちに伝えています。
詳しくはこちら