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JFAこころのプロジェクト 佐藤工業株式会社協賛による「夢の教室」を御前崎市で実施
2020年01月30日
2011年よりJFAこころのプロジェクトへご支援いただいている佐藤工業株式会社協賛による「夢の教室」を1月22日から24日の3日間で開催。静岡県御前崎市浜岡中学校の校舎建て替えを行っている同社が、初めて「夢の教室」を協賛授業として実施しました。
浜岡中学2年生全6クラスで、かつて横浜フリューゲルスに所属していた波戸康広さん(2クラス)、元プロサッカー選手の式田高義さん(1クラス)、女子サッカー選手の法師人美佳さん(1クラス)、シドニー五輪、アテネ五輪に出場した元陸上長距離の大島めぐみさん(2クラス)が夢先生として登壇しました。
ゲームの時間では、「意見を出し合うこと」、「意見を聞くこと」「協力して実行すること」など課題解決に向けて、生徒たちと夢先生がチームになってみんな真剣に取り組みました。トークの時間ではそれぞれの夢先生が、夢を叶えるまでの道のり、途中に立ちはだかる越えられそうもない壁をどうやって越えたかを話しました。夢を持つことの大切さや、諦めないこと、仲間の大切さなど、自分に置き換え涙する生徒もいました。
トークの時間の終わりには書き込んだ「夢シート」の夢を発表する時間もあり、自分たちのこれからに向けて真剣に考えていました。
コメント
小泉直人 様(佐藤工業株式会社/執行役員 名古屋支店長)
当社で新校舎を建設中の御前崎市立浜岡中学校で、中学2年生全員(約200名)に「夢の教室」を提供できたことに感謝いたします。さて当日は、授業の様子を一緒に見学させていただきました。最初は、体育館でのゲームを通して、夢先生と触れ合うことから授業が始まりました。子供たちは、開始当初は今から何が始まるのだろうと少し戸惑いの様子を見せていましたが、そこは、さすがにトップアスリートの夢先生です。あっという間にゲームに引き込んでいきました。子供たちは、ゲームを通して「互いに意見を出し合い、目標に向かって全員で協力すること」の大切さと楽しさを教わっていました。子供たちの目がいきいきと輝き、すごく楽しそうで、見ている私も幸せな気分になりました。周りを見ると、見学されていた市の職員や先生方も、子供たちの姿を見て一緒に楽しく笑っています。これが教育の魅力なのかなと思いました。
次は、教室に入って夢先生の体験談を聞き、全員で夢を語る時間です。子供たちは、トップアスリートの体験を真剣に聞いていて、授業の終りには、自分の夢を語り始めました。たった数時間の授業ですが、少し成長したように感じられました。子供たちにとっては、まさしく夢の時間を過ごせたわけです。この先、多くの喜びや楽しみ、そして、挫折も経験することになるでしょうが、今日のこの時間を思い出して、成長していってほしいと思います。
最後に、4人の先生と関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。当社では、子供たちの笑顔が輝く立派な新校舎を完成させるとともに、引き続き、夢と心を育む「夢の教室」を応援していきます。
大倉浩 校長先生(御前崎市立浜岡中学校)
生徒たちのあの目の輝き、そして笑顔を見ていると、「夢を持つことの大切さ」「どんなつらいことがあっても夢をあきらめないこと」「周りの人への感謝を忘れないこと」等、夢先生のメッセージは、確実に生徒の心の中に伝わったことがわかりました。先生方からの「夢のバトン」を引き継いだ生徒たちが、これからどんな世界に羽ばたき、夢を実現させていくのか、とても楽しみです。
JFAこころのプロジェクト
様々な競技の現役/OB/OGのスポーツ選手などを「夢先生」として学校へ派遣し、「夢を持つことやその夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などをゲームと夢先生の体験談を通じて子どもたちに伝えています。
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