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JFAこころのプロジェクト 株式会社きらぼし銀行協賛による「夢の教室」2019年度を終えて
2020年03月04日
JFAこころのプロジェクト支援企業の株式会社きらぼし銀行協賛による「夢の教室」を、2019年度は6月24日の相模原市立小山小学校での授業を皮切りに2020年2月7日の新宿区立落合第五小学校まで、東京都と神奈川県内の15校31クラスで開催しました。
2月6日(木)に行われた中央区立明正小学校での「夢の教室」では、元新体操日本代表の坪井保菜美さんが夢先生として登壇し、笑顔いっぱいで子どもたちへメッセージを伝えてくれました。
登場からリボン演技や体の柔らかさに驚き、ほっち先生(坪井保菜美さん)に興味津々の子どもたち。子どもたちは、体育館で体を動かす「ゲームの時間」で、ほっち先生とひとつのチームになって楽しみ、教室で話を聞く「トークの時間」では、『できないことができるようになるまでやることが、努力』という先生の実体験に基づく力強いメッセージに心を動かされている様子でした。
2020年度も引き続き、きらぼし銀行協賛による「夢の教室」を、同行支店のある市区内で開催予定です。
株式会社きらぼし銀行コメント
高羽遥 様(株式会社きらぼし銀行 経営企画部)
当行は、2011年度より「夢の教室」を支援させていただき、これまでに約400クラスにおいて授業を開催しています。本年度は、当行の主な営業エリアである東京都内と神奈川県内の小中学校15校31クラスで当行の授業として実施しました。ゲームの時間には全力で楽しみ、教室では夢に向かって奮闘してきた夢先生のお話には説得力があり、子どもたちも夢中で話を聞いていました。「夢を持つことのすばらしさ」や「努力することの大切さ」など、大人にも響く一つひとつのお話は、子どもたちにとって生涯忘れられない貴重な体験になっていることだと思います。これからも当行は、次世代を担う子どもたちが夢を持ち笑顔で暮らせる社会づくりに貢献すべく「夢の教室」の活動を支援してまいります。
夢先生コメント
坪井保菜美 さん(元新体操日本代表)
「夢の教室」では、私が何かを伝えるというより、私自身が子どもたちから色々なものを得ています。その中でも、私自身はチャレンジや努力することの大切さを伝えたいと考えています。
最近の子どもたちは、「できない」や「やりたくない」などのネガティブワードを出すことが多いので、自分の経験やゲームを全力で楽しむことを通じて、チャレンジや努力することの大切さ、そしてそこからできるできないに関わらず、色々な経験をして成長することを知ってほしいです。また、子どもたちには家族や周りの人に対して感謝の気持ちを持てる大人になってほしいです。
今回はきらぼし銀行さんにご支援いただいた「夢の教室」ということで、そういった話を子どもたちと一緒に考える機会を作っていただき本当に感謝しています。
担任の先生コメント
藏座あゆみ 先生(中央区立明正小学校5年1組)
夢先生の生い立ちや、どのようにして夢を達成されたのか、どんな思いだったのかを具体的に知ることができて勉強になりました。
授業の中で、夢先生から子どもたちに何になりたいかを先に聞くのではなくて、好きなことや得意なことを先に考えて、その後に夢について考えるという作業が、子どもたちにとっては腑に落ちたようでした。夢は達成した後も続いていて、新しい夢に繋がっている、という坪井さんのお話が、子どもたちに響いていました。
授業後、子どもたちは「自身の夢と、好きなことが関連したものではないが、それが関連したものであればもっと楽しくなるのではないか」、「自分の好きなことを、夢により絡められないか」等といったことを考えながら夢シートを記入していました。挫折しそうになったけれど、家族の支えでそれを乗り越え、ご自身がその経験から家族への感謝の気持ちをもって生きているという夢先生の話が素敵でした。
小学校3年まで新体操をやっていた転入生がおり、その児童は内気であまり自分を出せない性格でしたが、坪井さんの話を聞いてまた新体操をやってみたいとシートに記載してあり、私自身も新しい発見がありました。
本当に貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
JFAこころのプロジェクト
様々な競技の現役/OB/OGのスポーツ選手などを「夢先生」として学校へ派遣し、「夢を持つことやその夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などをゲームと夢先生の体験談を通じて子どもたちに伝えています。
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