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JFAこころのプロジェクト 2019年度の活動を終了
2020年03月31日
JFAこころのプロジェクト「夢の教室」の2019年度の活動は、新型コロナウイルスの影響もあり2月末、3月に実施予定だった25クラスの授業が、中止及び一部延期となり2月27日(木)に行われた沖縄県名護市大宮小学校の授業をもって終了しました。
スタートから13年目を迎えた2019年度は、全国46都道府県と、海外の4地域で1,989回の「夢の教室」を実施し324人の夢先生が登壇。今年度実際に授業を受けた子どもたちは59,700人となり、夢先生は「夢を持つことやそれに向かって努力することの大切さ」を伝えました。
「夢の教室」は、2019年度にご協力いただいた全国159の自治体と、42社の協賛企業・団体の皆さまのご支援のもと、実施することができました。
夢先生コメント
藤井瑞希 さん(元オリンピックバドミントン日本代表)
2019年も夢先生としてたくさんの子供たちと出会うことができました。ゲームの時間、クリアできたときのみんなの喜ぶ顔、夢の授業のときの真剣な眼差し、いつ思い出しても自然と笑顔になれます。毎回授業を終えて思うのが、「よし、また私も子供たちに負けないように頑張ろう」と言うことです。夢先生として、子供たちに夢を持つ素晴らしさや目標を達成する喜びを伝えに行っているつもりですが、私自身も毎回子供たちからパワーをもらっているなと感じています。これからも、子供たちに何かきっかけを与えられる存在であり、胸を張って夢先生として前に立てるように日々過ごしていこうと思います。
川邉 隆弥 さん(元プロサッカー選手)
2019年も日本国内のみならず、海外含め多くの子どもたちと出会い、「夢を持つことの大切さ」、「挫折をどのように乗り越えられたのか」などを、自分の経験から直接子どもたちに伝えることができました。「夢の教室」に関わる皆様の協力に心から感謝申し上げます。私は、初めて「夢の教室」で会う子どもたちに対して、いつも大切にしていることが2つあります。それは、目の前にいる児童、生徒を「信じる」ということと、一人でも多くの子どもたちが心の底から「楽しい」と思える時間であってほしいということです。「夢の教室」は普段と違う授業なので前々から楽しみにしてくれている子もいれば、数分前に先生に怒られて気分が下がった状態の子もいたり状況は様々です。当日、子どもたちがそれぞれの気持ちで、体育館でのゲームの時間、教室でのトークの時間に、全力で取り組む姿は毎回私の心に響くものがあります。今までに出会った子どもたちが、夢や目標を持ち、それを叶えるための努力を続けられているよう全力で応援しています。「夢の教室」で夢先生やアシスタントをさせていただいたことをきっかけに、私自身にも「教員になる」という夢ができました。教員免許を取得し、学校の先生になって、一人でも多くの子どもたちが笑顔でいられるような存在になりたいと思います。次は、どんな子どもたちと出会えるのか本当に楽しみですし、私自身も夢を叶えられるように、夢に向かって努力していきたいと思います。
JFAこころのプロジェクト
様々な競技の現役/OB/OGのスポーツ選手などを「夢先生」として学校へ派遣し、「夢を持つことやその夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などをゲームと夢先生の体験談を通じて子どもたちに伝えています。
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